概要
タイル・クッションは、アンダーセン&ヴォルがMuutoのために設計し、2016年に発表されたクッションである。ノルウェーの織物工場グドゥブランスダーレン・ウルドヴァーレファブリックとの協働により、本製品のために開発された二重織りで製作される。
特徴・コンセプト
染めずに織りで模様をつくる
模様を後から染めれば表面は平らなままだが、織り分ければ糸の重なりに差が生まれる。タイル・クッションでは、黒い下地の織りの上に色糸の二重織りを重ね、三つの色を結び留める。糸の交差の仕方が模様を決めている。
遠目には単色に近く見え、近づくと陰影が現れる。糸の高さが場所ごとに違うため、見る角度と距離によって表情が変わる。
素材
表地はウール100%。中材にはフェザーとポリエステルの混合素材を用い、弾力と形状の保持を両立させる。寸法は50cm角。
エピソード
名称は、幾何学的なパターンがタイルの並びを思わせることによる。グドゥブランスダーレン・ウルドヴァーレファブリックはノルウェーの織物工場で、この織りは本製品のために開発された。
評価と影響
織り構造そのものが模様になるという方向は、アンニ・アルバース(アニ・アルバース) ラグにも見られる。あちらは床に敷く敷物、こちらは座具に置くクッションという違いがある。
二人の設計思想や経歴について詳しくはトルビョルン・アンデルセン、エスベン・ヴォルの各プロフィールページをご覧ください。
Muutoの歴史や他の製品について詳しくはMuutoブランドページをご覧ください。
基本情報
| 名称 | タイル・クッション / Tile Cushion |
|---|---|
| デザイナー | アンダーセン&ヴォル(Anderssen & Voll) |
| ブランド | Muuto(ムート) |
| 製造 | グドゥブランスダーレン・ウルドヴァーレファブリック(ノルウェー) |
| 発表年 | 2016年 |
| デザインの成立国 | デンマーク |
| 分類 | クッション |
| 構造 | 黒い下地の織りに色糸の二重織りを重ね、三つの色を結び留める |
| 主要素材 | 表地:ウール100%/中材:フェザーとポリエステルの混合 |
| サイズ | 50cm × 50cm |
| 手入れ | 汚れは冷水で除去し、30度のウールプログラムで洗濯のうえ吊り干し |
Reference
- Tile Cushion | Muuto
- https://www.muuto.com/products/tile-cushion