概要
マリメッコ ラシマット クッションは、マイヤ・ロウエカリが2009年に設計したテキスタイルパターン「ラシマット」を用いたクッションカバーである。名称はフィンランド語で裂き織りのラグを意味する。手描きによる不規則なドットの連続で構成される。
特徴・コンセプト
ドットは一つずつ形状と間隔が異なる。版で複製すれば同じ形が正確に繰り返され、遠目には格子として読める。手描きの揺らぎを残せば、規則が見えにくくなる。反復する図案でありながら、周期を意識させない。
裂き織りとの対応
裂き織りは、古くなった布を細く裂いて緯糸として織り込む技法である。素材が均一でないため、織り上がりに濃淡の横縞が生じる。ドットを列として並べる構成は、この横縞に対応している。
素材と品質
クッションカバーにはコットン生地を用いる。カバーは取り外して洗濯できる。
エピソード
クッションのほか、寝具、テーブルウェア、バッグなどにも展開されている。単位が小さく方向を持たない図案のため、面積の異なる製品でも同じ版で対応できる。
評価と影響
マリメッコ ウニッコ クッションが面としての図形を、マリメッコ ロッキ クッションが線を反復させるのに対し、ラシマットは点の反復による。点は最も単位が小さいため、裁断や縮尺の影響を受けにくい。
図案を器へ転写するオイヴァ テーブルウェアでも、同じパターンが用いられている。4館の公開データでは、ラシマット クッションの収蔵は確認できていない。
マイヤ・ロウエカリの設計思想や経歴について詳しくはマイヤ・ロウエカリプロフィールページをご覧ください。
マリメッコの歴史や他の製品について詳しくはマリメッコブランドページをご覧ください。
基本情報
| 製品名(日本語) | マリメッコ ラシマット クッション |
|---|---|
| 製品名(英語) | Marimekko Räsymatto Cushion |
| パターン名 | Räsymatto(ラシマット) |
| デザイナー | Maija Louekari(マイヤ・ロウエカリ) |
| デザイン年 | 2009年 |
| ブランド | Marimekko(マリメッコ) |
| 原産国 | フィンランド |
| 素材 | コットン100% |
| カラーバリエーション | ブラック/ホワイト、ゴールド/ホワイト、グリーン/ホワイト 他 |