チェア
スタッキングチェア 40/4 Stacking Chair Model 40/4
デヴィッド・ローランドが8年の歳月をかけて完成させたスタッキングチェア。40脚を4フィートに積み重ねられる設計で、ミラノ・トリエンナーレのグランプリを受賞。MoMA収蔵品。
セレーネチェア Selene Chair
ヴィコ・マジストレッティが1968年に発表したスタッキングチェア。3mm厚のガラス繊維強化樹脂を一体成形し、独創的なS字断面の脚部により優美なシルエットと強度を両立。MoMA収蔵品として20世紀イタリアンデザインを代表する名作に数えられる。
ゴーストチェア Ghost Chair
12mm厚の一枚ガラスから生まれた「存在しない椅子」。1987年、チニ・ボエリがフィアム社と共に挑んだ不可能への挑戦は、MoMA永久収蔵、コンパッソ・ドーロ受賞という栄誉に輝くイタリアン・デザインのアイコンとなった。
カンチレバーチェア S 32 / S 33 Cantilever Chair S 32 / S 33
後脚を持たない片持ち構造でデザイン史に大きな足跡を残したカンチレバーチェア。マルト・スタムとマルセル・ブロイヤーによる1920年代の名作は、トーネット社により今も製造され、20世紀を代表する椅子のひとつとして世界中で親しまれている。
MRチェア MR Chair
1927年、ミース・ファン・デル・ローエがヴァイセンホーフ展で発表したカンチレバーチェア。後脚を持たない片持ち構造と、流麗なスチールの曲線が特徴の、バウハウスを象徴する名作。
モデル45チェア Model 45 Chair
1945年にフィン・ユールがデザインしたアームチェア。座面と背もたれをフレームから分離させた構成により、日本の家具研究者・織田憲嗣により「すべての近代椅子の母」とも呼ばれる。ニューヨーク近代美術館の永久コレクションに収蔵されている。
コロナチェア Corona Chair
1961年にポール・M・ヴォルターがデザインした北欧モダンを代表するラウンジチェア。皆既日食の光環に着想を得た4つの楕円形クッションが、人体の脊椎を思わせる形で宙に浮かぶ独創的なシルエットを持つ。2002年EUサミットで各国首脳が着座したことでも知られる。
スパゲッティ チェア Spaghetti Chair
スチールパイプのフレームにPVCチューブを張り渡した、イタリアン・モダンデザインのアイコン。1979年発表、Alias社の最初の製品にして、同社製品として初めてMoMAに収蔵されたベロッティの代表作。
アントチェア (3100) Ant Chair (Model 3100)
1952年にアルネ・ヤコブセンが設計した世界初の背座一体成形合板チェア。蟻を思わせる有機的シルエットと極限まで削ぎ落とされた構成美が、北欧モダンデザインの象徴として世界中で愛され続けている。
ル・バンボーレ Le Bambole
972年、マリオ・ベリーニがB&Bイタリアのためにデザインしたシーティングコレクション。巨大なクッションのような有機的フォルムが支持構造の存在を消去し、ソファの概念を一新。1979年コンパッソ・ドーロ受賞、MoMA永久収蔵の名作。
キャブチェア(412/413) Cab Chair (412/413)
1977年、マリオ・ベリーニがカッシーナのために設計した世界初の自立構造レザーチェア。人体の骨格と皮膚の関係に着想を得た革新的デザインは、半世紀を経た現在もベストセラーであり続け、MoMA永久収蔵品に選定されている。
イームズ アルミナムグループ チェア Eames Aluminium Group Chair
1958年、イームズ夫妻が生み出したサスペンションチェア。アルミニウムフレームに一枚のファブリックを張り渡す構造で、オフィスから住空間まであらゆる場に調和する20世紀デザインの名作。
ペリカンチェア Pelican Chair
1940年にフィン・ユールがデザインしたペリカンチェアは、翼を広げたペリカンを思わせる有機的な曲線が身体を優しく包み込む彫刻的ラウンジチェア。61年の沈黙を経て2001年にOnecollectionより復刻された北欧デザインの名作。
グラン レポ Grand Repos
アントニオ・チッテリオが2011年にヴィトラから発表したラウンジチェア。オフィスチェアで培ったシンクロナイズドメカニズムを内蔵し、優美なウイングチェアの佇まいのなかに、無段階リクライニングと最適な脊椎サポートを実現した現代の名作。
ザ・チェア(PP501/PP503) The Chair (PP501 / PP503)
1949年にウェグナーが発表し「世界で最も美しい椅子」と称されたザ・チェア。背とアームが一体となる優美な曲線、樹齢200年の無垢材から削り出されるフレーム、そしてケネディ討論会の逸話で知られるデンマークモダンの至宝。
DCW(ダイニングチェアウッド) DCW (Dining Chair Wood)
イームズ夫妻が1946年に発表した成形合板ダイニングチェア。戦時中に培った合板成形技術を民生家具へ応用し、Time誌「20世紀最高のデザイン」に選出。有機的な曲線と身体にフィットする座り心地が特徴。
イームズ プラスチック アームチェア DAW Eames Plastic Armchair DAW
チャールズ&レイ・イームズが1950年に発表した史上初の量産プラスチック椅子。人体を包み込む一体成型シェルと木製ダウェルベースの組み合わせが、ダイニングから書斎まであらゆる空間に温かみのあるモダンを届ける。
シテ チェア Cité Chair
1930年、ナンシーの学生寮のためにジャン・プルーヴェがデザインした初期の名作ラウンジチェア。パウダーコーティングのスチールフレームとレザーベルトのアームレストが構造美と快適性を融合させた、プルーヴェの設計哲学を明快に示す一脚。
PK20 ラウンジチェア PK20 Lounge Chair
1968年ポール・ケアホルムがデザインしたラウンジチェア。スプリングスチールのカンチレバー構造が生む独特の弾力と、レザーまたはウィッカーの座面が織りなす造形美は、デンマーク・モダニズムの到達点として世界の美術館に収蔵されている。
プラットナー ラウンジチェア Platner Lounge Chair
1966年発表。建築家ウォーレン・プラットナーが100本以上のスチールワイヤーロッドで構造と装飾を一体化させた彫刻的ラウンジチェア。ルイ15世様式の優美さを合理的構造で再解釈した、Knollを代表する名作。
CH445 ウイングチェア CH445 Wing Chair
ハンス・J・ウェグナーが1960年にデザインし、カール・ハンセン&サンが2006年に復刻した名作。彫刻的なシルエットとウイングバックが身体を包み込む、機能美を極めたラウンジチェアである。
レディチェア Lady Chair
1951年、マルコ・ザヌーゾがアルフレックスのためにデザイン。フォームラバーを初めて本格採用し、第9回ミラノ・トリエンナーレで金賞を受賞した戦後イタリアンモダンの原点。現在はカッシーナがリエディションを生産。
PK24 ハンモックチェア PK24 Hammock Chair
1965年、ポール・ケアホルムがロココの長椅子に着想を得て生み出したシェーズロング。スチールのベースに籐またはレザーのシートを載せた構造で、重力と摩擦が生み出す浮遊感が特徴。フリッツ・ハンセンが製造を継承する。
サーリネン エグゼクティブ アームチェア(モデル71) Saarinen Executive Arm Chair (Model 71)
1950年発表。エーロ・サーリネンがノル社のために設計した70シリーズの代表作。背もたれとアームが一体のシェル形状による彫刻的な美しさと快適な座り心地を両立し、オフィスからダイニングまであらゆる空間に調和する名作チェア。
No.53 チェア FJ 53 Chair
1953年、フィン・ユールが家具職人ニールス・ヴォッダーのためにデザインしたラウンジチェア。無垢材フレームから浮遊するように配された座面と、一筆書きのように流れるアームレストが、彫刻的な美と深い寛ぎを両立させた名作。
フォトゥイユ ド サロン Fauteuil de Salon
1939年、ジャン・プルーヴェが設計したラウンジチェア。前脚と後脚に異なる構造を与えた力学的合理性と、豊かなクッションの快適性を両立。ヴィトラがアーカイブから再発見し、現代的カラーパレットで復刻した名作。
CH25 ラウンジチェア CH25 Lounge Chair
ウェグナーがカール・ハンセン&サンとの協業で最初に手がけた椅子のひとつ。約400mのペーパーコードを職人が10時間かけて手編みする座面と背もたれ、テーパーのかかったオーク材フレームが、1950年の発表以来変わらぬ魅力を放つ。
CH88 チェア CH88 Chair
1955年にウェグナーがデザインし、約60年の時を経て2014年に製品化されたCH88チェア。蒸気曲げの木製背もたれとスチール脚が織りなすミニマルなフォルムは、住宅からコントラクトまで幅広い空間に調和する。
プラットナー アームチェア Platner Arm Chair
1966年発表。建築家ウォーレン・プラットナーが100本超のスチールワイヤーで実現した、構造と装飾の一体化。ノル社により半世紀以上生産が続く、ミッドセンチュリーモダンを代表するアイコニックなアームチェア。
ベルヴィル チェア Belleville Chair
パリのビストロ文化に着想を得たベルヴィル チェアは、ブルレック兄弟がVitra社のために2015年に設計。カリグラフィーを思わせる優美なフレームと、素材を変えて表情が一変するシートシェルが、空間に知的な華やぎをもたらす。
プリアチェア Plia Chair
1967年にジャンカルロ・ピレッティがデザインした折りたたみチェアの傑作。独自の三枚ディスクヒンジ機構により厚さ約5cmに折りたたみ可能。透明な座面とクロームフレームの美しい造形はMoMA永久収蔵品にも選定されている。
チャーナー チェア Cherner Chair
1958年、ノーマン・チャーナーが設計した成型合板チェアの代表作。5〜15プライの漸変厚シェルと蒸気曲げの無垢材アームが紡ぐ彫刻的造形は、ミッドセンチュリー・モダンを代表する存在として、世界の主要デザインコレクションに収蔵されている。
タンチェア (F577) Tongue Chair (F577)
1967年、ピエール・ポーランがアーティフォートのために設計した彫刻的ラウンジチェア。脚を持たない大胆なフォルムとストレッチファブリックの革新的製法で、スペースエイジ・デザインの象徴となった。MoMA永久収蔵。
ファネットチェア Fanett Chair
1949年、イルマリ・タピオヴァーラが伝統的なスピンドルバックチェアをモダンに再解釈した名作。チーク合板の座面と6本のスポークが織りなす軽やかなフォルムは、スウェーデンで500万脚以上を販売した北欧デザインの代表作である。
360° チェア 360° Chair
コンスタンティン・グルチッチがMagisのために設計した360° チェアは、定まった着座方向を持たない回転式チェア。動的な座り方を促す革新的コンセプトで、MoMA永久収蔵品にも選定された現代オフィスデザインの先駆的作品。
マドモアゼル ラウンジチェア Mademoiselle Lounge Chair
1956年、イルマリ・タピオヴァーラがフィンランドの伝統的なスポークチェアに着想を得て生み出したラウンジチェア。無垢バーチ材のみで構成された潔い造形が、伝統工芸とモダニズムを結びつけた北欧デザインの名作である。
チューブチェア Tube Chair
ジョエ・コロンボが1969年に発表した脱構築的なチェア。4本のポリプロピレン製チューブを自在に組み替え、シェーズロングにもカナペにも変化する。MoMA、メトロポリタン美術館の永久コレクションに収蔵されるイタリアンデザインの名作。
ファウボーチェア(フォーボーチェア) Faaborg Chair
1914年、コーア・クリントがファウボー美術館のためにデザインした、デニッシュモダン最初の名作椅子。古代ギリシャのクリスモスに範を取った端正な曲線と、手編みラタンの背もたれが織りなす佇まいは、一世紀を超えてなお色褪せない。
モーエンセン 3236 チェア Mogensen 3236 Chair
1956年、モーエンセンが名作J39を進化させたダイニングチェア。オーク無垢材の力強いフレームと張り座が静謐な品格を湛える。フレデリシア社がデンマークで製造を続ける、デニッシュ・モダンの正統。
ウイングバックチェア Wingback Chair
17世紀英国の古典的座具を現代に甦らせたトム・ディクソンの代表作。ショーディッチハウスのために開発された彫刻的フォルムは、翼状のハイバックによる包容力と音響的保護を備え、空間の中心で存在感を放つラウンジチェアである。
パンプキンチェア Pumpkin Chair
1971年、ポンピドゥー大統領のエリゼ宮殿のためにピエール・ポランがデザイン。カボチャを思わせる豊かな曲線と包容力のある座り心地を併せ持つ、フランスデザイン史に輝くリーン・ロゼの名作ラウンジチェア。
ミスター・インポッシブル Mr. Impossible
フィリップ・スタルクが2008年にカルテルのために設計したポリカーボネート製チェア。接着剤を使わず2枚のシェルをレーザー溶接で接合するという「不可能」を実現し、透明感と有機的フォルムの融合による唯一無二の存在感を放つ。
ビストロチェア(ビストロ メタルチェア) Bistro Metal Chair
1889年パリ生まれのFermobビストロチェア。エッフェル塔と同年に誕生した折りたたみ式スチールチェアは、NYブライアントパークから東京まで、130年以上にわたり世界の風景に溶け込み続けるガーデンファニチャーの名作。
チェアワン パブリック シーティングシステム Chair_One Public Seating System
コンスタンチン・グルチッチが2005年にMagisから発表した公共空間向けシーティングシステム。名作チェアワンの幾何学的アルミニウムシェルをコンクリートベースで連結し、空港や美術館など世界各地の施設に採用されている。