このページについて

バーディーは、インゴ・マウラーが2002年に発表した照明である。羽根を付けた12灯の電球が針金の先に広がる。電球は専用のもので、他社の製品とは互換性がない。天井への固定に電気工事を要する。

このページでは、専用の電球を要すること、羽根の扱い、天井高と設置の条件、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

バーディーはインゴ・マウラーが製造する。羽根を付けた12灯の電球が針金の先に広がる。

専用の電球を要すること

電球は製造元が本系列のために製造する専用のものにあたる。他社の製品とは互換性がない。

そのため、交換の際は取扱店を通じて入手することになる。市販の電球で代替できない。

12灯を用いる。1灯ずつ切れていくため、全体の明るさが徐々に落ちる。

長く使う前提であれば、供給が続くかを取扱店に確認しておく。

選び分けの目安

維持の手間を考える場合
専用の電球を要する。市販の電球で代替できない。
長く使う前提の場合
供給が続くかを取扱店に確認する。
交換の頻度を考える場合
12灯を用いる。1灯ずつ切れていく。

羽根の扱い

天然の羽根を手作業で取り付ける。そのため、羽根の付き方と広がり方が個体ごとに異なる。

羽根は静電気で埃を寄せる。柔らかい刷毛で払うことになるが、力をかけると傷む。

水を用いた清掃はできない。湿度の高い場所でも用いない。

羽根が破損した場合の対応は、取扱店を通じたものになる。

選び分けの目安

手入れの手間を考える場合
羽根は埃を寄せる。柔らかい刷毛で払うことになる。
置き場所を選ぶ場合
湿度の高い場所では用いない。台所の近くも避ける。
見え方を確かめる場合
羽根の付き方が個体ごとに異なる。可能であれば現物を確認する。

天井高と設置の条件

天井高2,600mm以上を想定する。全長は1,000mm。より高い天井には別売の部品で対応する。

天井に直接固定する方式にあたり、電気工事を要する。有資格者による作業になる。

直径約700mmの範囲に羽根と電球が広がる。周囲にこの範囲の空間が要る。

羽根と針金が広がる構成のため、人が触れる位置は避ける。

選び分けの目安

設置場所を決める場合
天井高2,600mm以上を想定する。全長は1,000mm。
工事を考える場合
電気工事を要する。有資格者による作業になり、費用も別にかかる。
周囲の空間を確かめる場合
直径約700mmに広がる。人が触れる位置は避ける。

同種の照明との比較

吊り下げる照明は、電球の入手と手入れの条件で性格が分かれる。

比較項目 バーディー タラクサカム88 ビート ライト
電球 専用(互換性なし) 市販の規格(E26) LEDを組み込む
灯数 12灯 60個 1灯
工事 要する 要する 方式により要する
手入れ 羽根を刷毛で払う 反射板と電球を拭く 叩いた跡の凹部を払う
個体差 羽根の付き方 生じにくい 表面の凹凸と寸法

選び分けの目安

電球の入手を考える場合
専用のものを要する。市販の規格を用いる製品とは条件が異なる。
手入れの手間を考える場合
羽根は力をかけると傷む。拭ける製品とは扱いが異なる。
置き場所を選ぶ場合
湿度の高い場所では用いない。

使用感と設置条件

光の広がり

12灯の電球が針金の先に広がる。光源が露出する。

羽根が光を受けて陰影をつくる。見上げる位置から見える。

調光に対応する。外部の調光器を別に用意する。

針金の形状

針金は手で成形する。1本ずつ向きが異なる。

設置後に大きく曲げ直すことは想定されない。取扱店に相談する。

ケーブルの選択

2種から選ぶ。天井から本体までの見え方が変わる。

設置場所の天井の色との関係も、見え方に関わる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

天然の羽根は経年で色が変わる場合がある。日光に当たる位置ではとくに進む。

羽根は静電気で埃を寄せる。溜まると見え方が変わる。

錫めっきの銅線は擦れると下地が現れる。

専用の電球は消耗する。取扱店を通じて入手することになる。

日常の手入れ

羽根
柔らかい刷毛で埃を払う。力をかけると傷む。水を用いない。
電球
電源を切り冷めてから、柔らかい布で拭く。羽根に触れないよう注意する。
針金
柔らかい布で拭く。曲げ直さない。
置き場所
湿度の高い場所を避ける。直射日光も避ける。

修理と部品

羽根が破損した場合や電球が消耗した場合の対応については、取扱店に確認する。

天井に取り付けられた状態での作業になる。電気の部品を含むため、自分で分解しない。

どこで買うか

取扱店の調べ方

インゴ・マウラーは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

電気工事の費用は別にかかる。取扱店に手配を相談する。専用の電球の供給についてもあわせて確認する。

実物を確認する

羽根の付き方は個体ごとに異なる。可能であれば現物を確認する。

灯した状態で羽根がつくる陰影も、実物で分かる。

設置前の確認

天井高2,600mm以上があるかを確かめる。全長は1,000mm。

直径約700mmが収まる範囲と、電気工事の手配もあわせて確認する。

購入前チェックリスト

  • 専用の電球を要すること(市販の電球で代替できない)
  • 電球の供給が続くか
  • 天井高2,600mm以上(全長1,000mm)
  • 電気工事を要すること(費用は別にかかる)
  • 周囲の空間(直径約700mm)
  • 羽根は水を用いた清掃ができないこと
  • 湿度の高い場所では用いないこと
  • 調光器を用いる場合、別に用意すること

よくある質問

価格はどのくらいですか?
インゴ・マウラーは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。電気工事の費用は別にかかります。
どこで購入できますか?
インゴ・マウラーの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。電気工事の手配と専用の電球の供給についても取扱店にご相談ください。
電球は市販のものを使えますか?
使えません。製造元が本系列のために製造する専用の電球で、他社の製品とは互換性がありません。交換の際は取扱店を通じて入手することになります。12灯を用い、1灯ずつ切れていくため全体の明るさが徐々に落ちます。
取り付けに工事は必要ですか?
必要です。天井に直接固定する方式で、有資格者による作業になります。購入前に手配をご確認ください。
設置に必要な天井高を教えてください。
天井高2,600mm以上を想定します。全長は1,000mmです。より高い天井には別売の部品で対応できます。また直径約700mmの範囲に羽根と電球が広がるため、周囲にこの範囲の空間が必要です。
羽根の掃除はどうすればよいですか?
柔らかい刷毛で埃を払ってください。力をかけると傷み、水を用いた清掃はできません。羽根は静電気で埃を寄せるため、溜まると見え方が変わります。
同じ形のものが届きますか?
天然の羽根を手作業で取り付けるため、羽根の付き方と広がり方が個体ごとに異なります。針金も手で成形するため1本ずつ向きが異なります。
浴室で使えますか?
使えません。湿度の高い場所では用いないでください。台所の近くも避けてください。