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トーゴは、ミシェル・デュカロワが1973年に発表し、リーン・ロゼが製造するソファである。枠を持たず、密度の異なる3種類のフォームだけで形をつくり、キルティングしたカバーを掛ける。座面の高さは380mm。

このページでは、構造、型と寸法、日本で販売される仕様、カバーと張り替え、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

リーン・ロゼの公式サイト(フランス本社)が公表する構造は次のとおりである。

正式名称 Togo
構造 3種類の密度のフォームだけで構成する(ポリエーテルフォーム 21kg/m³と28kg/m³、高弾性ポリウレタンフォーム 26kg/m³)。枠は持たない
カバー ポリエステルの綿をたっぷり入れてキルティングした、大きめのカバー。ボタン留めの糸でフォームの弾力を補う
カバーの取り外し 理屈の上では専門の作業者が外せるが、リーン・ロゼは形を合わせるために工場での張り替え(dec/rec)を強く勧めている
張り地 無地またはプリントの布、革。リーン・ロゼはキャンバス地と革を推奨している

型と寸法(フランス本社の公表値)

座面の高さはミニトーゴを除いて380mm、高さは700mmで共通する。

型 幅×奥行 重量
ファイヤーサイドチェア(1人掛け) 870×1,020mm 11kg
スモールソファ(2人掛け) 1,310×1,020mm 15kg
ラージソファ 肘なし(3人掛け) 1,740×1,020mm 21kg
ミディアムソファ(3人掛け) 1,980×1,020mm 30kg
ベリーラージソファ(4人掛け) 2,220×1,020mm 23kg
コーナー 1,020×1,020mm 15kg
ラウンジ 1,310×1,620mm 23kg
フットスツール 870×800mm(高さ380mm) 6kg
ミニトーゴ(子ども用) 610×680mm(高さ460mm、座面高240mm) 6kg

ほかに、これらを組み合わせた構成(コンポジション)が公式サイトに載っている。

日本で販売される仕様

日本のリーン・ロゼを運営するドリームベッド株式会社は、1981年にロゼ社とライセンス契約を結び、広島県の自社工場でリーン・ロゼの製品を製造している。日本では「ROSETTogo(ロゼトーゴ)」の名称で、1P、2P、3P、両肘、コーナー、パフ、ラウンジ、ミニを扱う。

日本の公式オンラインショップが示す構造は「オールウレタンモデル/フェザータッチポリエステルファイバー」で、重量は1Pが約10kg、2Pが約14kg、3Pが約19kg、両肘が約23kg、コーナーが約14kg、パフが約6kg、ラウンジが約23kg、ミニが約3kg(対象年齢3〜7歳、耐荷重30kg)である。

日本のロゼトーゴは2026年1月6日以降の出荷分から仕様が変わった。リーン・ロゼによれば、ウレタンがへたりにくい構造になり、使い始めは従来品よりややしっかりした座り心地に感じられる場合がある。ステッチの仕様も変わっている。

ライセンスを受けていない製品との違い

権利者のライセンスを受けていない類似の製品が流通している。枠を持たずフォームだけで形を保つ構成のため、フォームの仕様が座り心地と形の保ち方を左右する。リーン・ロゼが公表している仕様を基準に比べると、次の点が判断材料になる。

比較項目 正規品 ライセンスを受けていない製品
製造 リーン・ロゼ(日本ではライセンスを受けたドリームベッド) 製造元が明示されない場合がある
フォーム 3種類の密度を公表 公表されない場合が多い
張り替え 日本ではリーン・ロゼの直営店で受け付ける 対象外

同じ製造元・同種のソファとの比較

比較項目 トーゴ プルーム ソファ カマレオンダ
製造元 リーン・ロゼ リーン・ロゼ B&B イタリア
枠 持たない(フォームのみ) 鋼管、線材、網 ─
座面の高さ 380mm 390mm ─
2人掛けの重量(フランス本社の公表値) 15kg 55〜73.5kg ─

使用感と設置条件

重さと座面

フォームだけでできているため軽く、日本の仕様で3Pが約19kgである。座面は380mmと低く、床に直接置く。

搬入

分解できない一体の形で、軽くても嵩がある。リーン・ロゼ オンラインショップでは、段ボール梱包を有料のオプションとして扱っている。

経年変化とメンテナンス

カバーと別売の覆い

カバーは家庭で外して洗う仕様ではない。日本では、上から掛けるトーゴ専用のイージーカバーが別売されている(1P用29,700円から、2026年10月時点、税込・税別の明記なし)。イージーカバーの手入れはドライクリーニングで、タンブラー乾燥は避ける。

日常の手入れ

日本のリーン・ロゼは、布張りのふだんの汚れについて、中性洗剤を10分の1ほどに薄めた液を柔らかい布に付けて拭き、乾いた布で吸い取り、最後に水で濡らした布で拭き取る方法を案内している。出張クリーニングのサービスもある。

修理と張り替え

日本では、リーン・ロゼの製品の修理と張り替えを直営店で受け付けている。リーン・ロゼのメンテナンスFAQは、座面の生地は使い方によって10〜15年で傷んでくるとし、ロゼトーゴを張り替えて使い続ける例が多いとしている。本社は、ソファの張り替えなどのアフターサービスを、モデルの販売終了後4年まで提供するとしている。

どこで買うか

取扱店の調べ方

日本ではリーン・ロゼの直営店(銀座、東京、新宿、甲府、名古屋、梅田、大阪、福岡)と、公式サイトの販売店リストに載る取扱店、リーン・ロゼ オンラインショップで購入できる。

リーン・ロゼ オンラインショップの価格は、1Pが198,000円から、2Pが302,500円から、3Pが368,500円から、両肘が462,000円から、コーナーが308,000円から、パフが121,000円から、ラウンジが357,500円から、ミニが121,000円からで、張り地のランクによって上がる(2026年10月時点、税込・税別の明記なし)。すべて受注生産で、ソファの通常納期は1.5〜2か月とされる。

中古の流通

確認する箇所は、フォームのへたりと形の崩れ、カバーの傷みと色褪せ、底面の汚れである。日本では2026年1月に仕様が変わっているため、年式によって座り心地が異なる。

購入前チェックリスト

  • 型(1P、2P、3P、両肘、コーナー、パフ、ラウンジ、ミニ)
  • 置き場所(奥行1,020mm、ラウンジは1,620mm)
  • 張り地(ランクで価格が変わる)
  • 汚れ対策に別売のイージーカバーを使うか
  • 受注生産で注文後の変更ができないこと
  • 中古の場合、フォームのへたりと年式

よくある質問

価格はどのくらいですか?
リーン・ロゼ オンラインショップでは、1Pが198,000円から、2Pが302,500円から、3Pが368,500円から、パフが121,000円からです(2026年10月時点、税込・税別の明記なし)。張り地のランクによって価格が上がります。
どこで購入できますか?
リーン・ロゼの直営店(銀座、東京、新宿、甲府、名古屋、梅田、大阪、福岡)、販売店リストに載る取扱店、リーン・ロゼ オンラインショップで購入できます。すべて受注生産で、ソファの通常納期は1.5〜2か月とされています。
日本で売られているものはフランス製ですか?
日本のリーン・ロゼを運営するドリームベッド株式会社は、1981年からロゼ社とライセンス契約を結び、広島県の自社工場でリーン・ロゼの製品を製造しています。日本では「ROSETTogo」の名称で販売されています。
どのくらいの重さですか?
枠を持たずフォームだけでできているため軽く、日本の仕様では1Pが約10kg、3Pが約19kgです。フランス本社の公表値では1人掛けが11kg、2人掛けが15kgです。
カバーは外せますか?
家庭で外して洗う仕様ではありません。リーン・ロゼは形を合わせるために工場での張り替えを勧めています。汚れ対策には、上から掛ける専用のイージーカバーが別売されています。
子ども用はありますか?
ミニトーゴがあります。日本の仕様では対象年齢3〜7歳、耐荷重30kg、重量約3kgです。
2026年の仕様変更で何が変わりましたか?
日本のロゼトーゴは2026年1月6日以降の出荷分から、ウレタンがへたりにくい構造に変わり、ステッチの仕様も変更されました。使い始めは従来品よりややしっかりした座り心地に感じられる場合があります。
張り替えはできますか?
できます。日本ではリーン・ロゼの直営店で修理と張り替えを受け付けています。座面の生地は使い方によって10〜15年で傷んでくるとされ、張り替えて使い続けることができます。