このページについて

ロクブリュンヌ ラグは、アイリーン・グレイが設計しクラシコンが製造する敷物である。手で結んで織る。ウールと、イラクサの繊維の2つの素材から選ぶ。矩形を組み合わせた図柄をとる。

このページでは、2つの素材の違い、寸法の選択、手入れと専門の洗浄、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

ClassiCon製ルーニーラグの正規品仕様を以下にまとめる。すべてのClassiCon製品にはシリアルナンバーが刻印されており、正規品であることと厳格な品質検査を通過したことが保証される。

正式名称(日本語) ロクブリュンヌ ラグ
製造ブランド クラシコン(ドイツ)
ライセンス 権利者からのライセンスによる
製造国 ネパール
主要素材 ウール(新毛100%、手紡ぎ)または、イラクサの繊維(100%、手紡ぎ)から選ぶ
製法 手で結んで織る。結び目の密度は1平方インチあたり80
染色 OEKO-TEX STANDARD 100 の認証を受けた染料による
サイズ 2,000×2,000mm と 3,000×3,000mm。特注にも応じる
重量 メーカーは数値を公表していない
カラー・パターン 複数の色の矩形を組み合わせた図柄による
参考価格帯(税別目安) クラシコンは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。寸法と素材で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける
素材バリエーション ウールと、イラクサの繊維の2種
洗濯可否 家庭での洗濯はできない。専門の業者による洗浄になる
認証 OEKO-TEX STANDARD 100、Label STEP

2つの素材

ウールと、イラクサの繊維から選ぶ。いずれも手で紡ぎ、手で結んで織る。

ウール
繊維に弾力があり、荷重がかかっても復元しやすい。油分を含むため水を弾く。毛が抜ける時期がある。
イラクサの繊維
植物の繊維による。ウールより硬く、光沢がある。弾力は少ない。動物性の素材を避ける場合の選択肢になる。

手触りと見え方が異なるため、実物で確かめられるとよい。

類似商品・競合との比較

敷物は、織り方によって毛足の状態と手入れの条件が変わる。手で結ぶ方式では、結び目の密度が仕上がりを決める。

比較項目 ロクブリュンヌ ラグ 機械織りの敷物 フェルトの敷物
製法 手で結んで織る 機械で織る 繊維を圧縮する
結び目の密度 1平方インチあたり80 製品による 該当しない
素材の選択 ウール/イラクサの繊維 製品による 製品による
寸法 2種+特注 複数 製品による
家庭での洗濯 できない 製品による 製品による

選び分けの目安

特注の寸法が要る場合
2,000×2,000mm と 3,000×3,000mm のほか、特注にも応じる。設置場所に合わせられる。
動物性の素材を避けたい場合
イラクサの繊維による仕様が該当する。
自分で洗いたい場合
この製品は家庭での洗濯ができない。専門の業者による洗浄になる。

使用感と設置条件

寸法の選択

2,000×2,000mm と 3,000×3,000mm の2種。いずれも正方形である。特注にも応じる。

正方形のため、長方形の部屋では余白の取り方が左右で変わる。家具の配置との関係を先に確かめる。

敷く場所

手で結んで織るため、縁に房を持たない仕上げになる。端の始末が平らで、家具の脚が乗っても段差が生じにくい。

床材との摩擦によっては、ずれることがある。滑り止めの併用を検討する。

季節による使用感

ウールは繊維に空気を含み、床からの冷えを和らげる。夏は蒸れを感じることがある。

イラクサの繊維はウールより硬く、肌に触れたときの感触が異なる。

経年変化とメンテナンス

素材に起きること

ウールは使い始めに毛が抜ける。掃除機で吸うことで落ち着く。荷重がかかった箇所は毛足が寝るが、弾力があるため時間をかけて戻る。

イラクサの繊維は弾力が少ないため、荷重の跡が残りやすい。

いずれも日光で色が褪せる。窓際に敷く場合、ときどき向きを変えて日の当たり方を均す。

日常の手入れ

ふだん
掃除機で毛足の向きに沿って吸う。逆らうと毛足を傷める。
汚れ
こぼした場合、擦らずに押さえて吸い取る。擦ると繊維の奥へ入る。
向きの入れ替え
ときどき向きを変え、荷重と日の当たり方を均す。
家具の脚
重い家具を載せると跡が残る。位置を変える場合、跡が戻るまで時間がかかる。

洗浄

家庭での洗濯はできない。専門の業者による洗浄になる。手で結んで織る敷物を扱えるかを、依頼前に確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

クラシコンは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決める項目は、寸法(2種または特注)と素材(ウールまたはイラクサの繊維)である。

実物を確認する

2つの素材は手触りと見え方が異なる。図柄の色も、現物で印象が変わる。展示の有無を取扱店へ確認するとよい。

中古の流通

相場は寸法、素材、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、毛足の潰れと抜け、色褪せ(とくに一部だけ日に当たっていた場合)、縁のほつれ、染みの有無である。手で結んで織る敷物のため、補修は専門の業者による。

購入前チェックリスト

  • 寸法の選択(2,000×2,000/3,000×3,000mm/特注)
  • 素材(ウール/イラクサの繊維)
  • 正方形であること(長方形の部屋では余白が左右で変わる)
  • 家庭での洗濯ができないこと
  • 床材との摩擦(滑り止めの併用)
  • 重い家具を載せると跡が残ること
  • 窓際に敷く場合、日の当たり方
  • 中古の場合、毛足の状態と色褪せ

よくある質問

価格はどのくらいですか?
クラシコンは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。寸法と素材で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
どこで購入できますか?
クラシコンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
ウールとイラクサの繊維はどう違いますか?
ウールは繊維に弾力があり荷重がかかっても復元しやすく、油分を含むため水を弾きます。使い始めに毛が抜ける時期があります。イラクサの繊維は植物によるもので、ウールより硬く光沢があり弾力は少なくなります。動物性の素材を避ける場合の選択肢になります。
どの寸法を選べばよいですか?
2,000×2,000mm と 3,000×3,000mm の2種で、いずれも正方形です。特注にも応じます。正方形のため長方形の部屋では余白の取り方が左右で変わります。家具の配置との関係を先にお確かめください。
洗えますか?
家庭での洗濯はできません。専門の業者による洗浄になります。手で結んで織る敷物を扱えるかを、依頼前にご確認ください。
家具を載せても大丈夫ですか?
重い家具を載せると跡が残ります。位置を変える場合、跡が戻るまで時間がかかります。ウールは弾力があるため時間をかけて戻りますが、イラクサの繊維は弾力が少ないため跡が残りやすくなります。
ずれませんか?
床材との摩擦によってはずれることがあります。滑り止めの併用をご検討ください。手で結んで織るため縁に房を持たず、端の始末が平らで家具の脚が乗っても段差は生じにくくなっています。
手入れはどうすればよいですか?
掃除機で毛足の向きに沿って吸います。逆らうと毛足を傷めます。こぼした場合は擦らずに押さえて吸い取ってください。擦ると繊維の奥へ入ります。ときどき向きを変え、荷重と日の当たり方を均してください。