概要

ヴァルケアは、ハッリ・コスキネンがイッタラのために設計したティーライト用のキャンドルホルダーである。名称はフィンランド語で白または光を意味する。丸みを帯びた低いガラスの器で、複数の色で展開される。

特徴・コンセプト

丸みで囲い、上へ逃がす

底から立ち上がる壁がゆるやかに丸みを描き、上端で内側へ収まる。壁が炎を風から囲う一方、上端をすぼめても開口は残るため、光は上へ抜ける。囲うことと光を出すことを、同じ一つの曲面で処理している。

輪郭に角がないため、どの向きに置いても見え方が変わらない。

寸法

直径約80mm、高さ約60mm。開口部は標準的なティーライトキャンドルに合う寸法をとる。棚の縁や窓辺に置いても場所を取らず、複数を並べたときに間隔を詰められる。手洗いでの手入れが指定される。

エピソード

北欧の秋と冬は日照が短い。暗さを前提に、蝋燭の火で室内に光を持ち込むという生活の習慣が、この種の製品の背景にある。

評価と影響

イッタラのティーライトホルダーでは、キビ キャンドルホルダーが厚いガラスの塊で光を屈折させ、カステヘルミ キャンドルホルダーが表面の粒で光を散らす。ヴァルケアは柔らかい輪郭で炎を受ける点が、これらと対比をなす。色の展開が広いため、同色で揃えることも、混ぜて使うこともできる。

4館の公開データでは、ヴァルケアの収蔵は確認できていない。

基本情報

名称 ヴァルケア キャンドルホルダー / Valkea Votive
デザイナー ハッリ・コスキネン(Harri Koskinen)
ブランド イッタラ(Iittala)
デザインの成立国 フィンランド
分類 キャンドルホルダー(ティーライト用)
主要素材 ガラス
構造 丸みを帯びた壁が炎を囲い、上端をすぼめたまま光を上へ通す
サイズ 直径約80mm × 高さ約60mm
手入れ 手洗い

Reference