このページについて
シティホール クロックは、アルネ・ヤコブセンが1955年に設計した壁掛け時計である。ローゼンダール コペンハーゲンが製造する。数字を用いず、12本の線で時刻の位置を示す。文字盤は凹面による。
このページでは、文字盤の読み取り、寸法の選択、同シリーズの他の時計との違い、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
アルネ・ヤコブセンの設計思想や経歴について詳しくはアルネ・ヤコブセン プロフィールページをご覧ください。
シティホール クロックのデザインストーリーについて詳しくはシティホール クロック紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
シティホール クロックはローゼンダール コペンハーゲンが製造する。数字を用いず12本の線で時刻の位置を示す。
| 正式名称 | シティホール ウォールクロック |
|---|---|
| ケース素材 | アルミニウム。金属の地の色による輪 |
| ケースバック素材 | アルミニウム |
| 風防 | ガラス |
| 文字盤 | 凹面による。数字を用いず、12本の線で時刻の位置を示す。色は複数から選ぶ |
| 針 | 文字盤に応じた色による |
| ムーブメント | 電池で動く方式 |
| 電源 | 単3形の電池1本。付属しない |
| 取り付け方法 | 壁に掛ける。背面のフックによる |
| 価格 | ローゼンダール コペンハーゲンは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない |
| 付属品 | 専用の箱と、正規品であることを示す証明書 |
文字盤の読み取り
数字を用いない。12本の線が時刻の位置を示す。
線の長さは一様で、位置による区別がない。12時の位置を目印から判断することになる。
分の目盛も持たない。針の位置から読むことになるため、細かい時刻の把握には向かない場合がある。
文字盤は凹面による。光の当たり方によって、面に陰影が生じる。
選び分けの目安
- 時刻の読みやすさで選ぶ場合
- 数字と分の目盛を持たない。細かい時刻の把握には向かない場合がある。
- 離れた位置から見る場合
- 線の長さが一様にあたる。12時の位置の判断を要する。
- 見え方を確かめる場合
- 文字盤が凹面による。光の当たり方で陰影が生じる。
寸法の選択
複数の寸法が展開される。設置する壁面と、見る距離から選ぶことになる。
数字を持たないため、寸法が小さいと離れた位置から読みにくい。見る距離を想定する。
文字盤の色も複数から選ぶ。針の色は文字盤に応じて変わる。
取り扱われる寸法と色の組み合わせは時期によって変わる場合がある。
選び分けの目安
- 見る距離から決める場合
- 数字を持たない。小さい寸法では離れた位置から読みにくい。
- 設置場所から決める場合
- 壁面の広さを確かめる。
- 色を選ぶ場合
- 複数から選べる。取り扱いは時期によって変わる場合がある。
同シリーズの他の時計との比較
同じ設計者による時計が同じ製造元から複数展開される。文字盤の指標が異なる。
| 比較項目 | シティホール | バンカーズ クロック |
|---|---|---|
| 指標 | 12本の線(長さは一様) | 大きさの異なる12個の矩形 |
| 12時の位置 | 目印から判断する | 矩形が大きい |
| 文字盤 | 凹面 | 平面 |
| 中央 | 持たない | 赤い点が置かれる |
| 数字と分の目盛 | 持たない | 持たない |
同シリーズには数字と分の目盛を持つ型もある。細かい時刻を読む必要がある場合、そちらが該当する。
選び分けの目安
- 12時の位置を確かめやすくしたい場合
- この製品は線の長さが一様にあたる。大きさで区別する製品とは異なる。
- 面の見え方で選ぶ場合
- 文字盤が凹面による。平面の製品とは陰影が異なる。
- 細かい時刻を読む場合
- 同シリーズに数字と分の目盛を持つ型がある。
同種の時計との比較
壁に掛ける時計は、指標の構成と手入れの条件で性格が分かれる。
| 比較項目 | シティホール | サンバースト クロック |
|---|---|---|
| 指標 | 12本の線 | 放射状の棒 |
| 形状 | 円形の枠に収まる | 棒が周囲に広がる |
| 寸法 | 複数から選ぶ | 直径470mm |
| 手入れ | 平滑な面を拭く | 棒のあいだの埃 |
| 風防 | ガラス | 持たない |
選び分けの目安
- 手入れの手間を考える場合
- 風防があり平滑な面を拭ける。凹凸のある製品とは扱いが異なる。
- 設置場所の広さから決める場合
- 円形の枠に収まる。棒が広がる製品とは占める範囲が異なる。
- 寸法を選びたい場合
- 複数から選べる。寸法が固定される製品とは条件が異なる。
使用感と設置条件
壁への取り付け
背面のフックを壁の釘やフックに掛ける。
寸法によって重量が変わる。大きい寸法では、壁の状態を確かめる。
凹面の文字盤
文字盤が凹面による。光の当たり方によって、面に陰影が生じる。
設置場所の照明の向きによって、見え方が変わる。
電池
単3形の電池1本で動く。付属しない。
交換の際は壁から外すことになる。手の届く位置に掛けるかを想定する。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
アルミニウムの枠は擦れると傷が付く。金属の地の色による仕上げのため、目立ちやすい。
ガラスの風防は硬いものが当たると欠ける。
文字盤は日光で色が変わる場合がある。凹面のため、当たり方に差が生じる。
電池は消耗する。液漏れを防ぐため、長期間使わない場合は取り外す。
日常の手入れ
- 風防
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
- 枠
- 柔らかい布で拭く。金属の地の色のため、傷が目立ちやすい。
- 電池
- 消耗したら交換する。長期間使わない場合は取り外す。
- 置き場所
- 直射日光を避ける。凹面のため当たり方に差が生じる。
修理と部品
機構が動かなくなった場合の対応については、取扱店に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ローゼンダール コペンハーゲンは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
取り扱われる寸法と色の組み合わせは時期によって変わる場合がある。
実物を確認する
数字と分の目盛を持たないため、離れた位置からの読みやすさを確かめられるとよい。
凹面の文字盤は光の当たり方で見え方が変わる。現物で確認する。
中古の流通
相場は寸法、色、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、機構が動くか、風防の傷と欠け、枠の傷、文字盤の色の変化、電池の入る部分の腐食である。古い個体では液漏れの跡も確かめる。
購入前チェックリスト
- 数字と分の目盛を持たないこと
- 12本の線の長さが一様であること(12時の位置の判断)
- 見る距離と寸法の選択
- 凹面の文字盤(光の当たり方で見え方が変わる)
- 文字盤の色の選択
- 電池が付属しないこと
- 電池の交換の際に壁から外すこと
- 正規品であることを示す証明書
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ローゼンダール コペンハーゲンは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
- どこで購入できますか?
- ローゼンダール コペンハーゲンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。取り扱われる寸法と色の組み合わせは時期によって変わる場合があります。
- 時刻は読みやすいですか?
- 数字を用いず12本の線が時刻の位置を示します。線の長さは一様で位置による区別がないため、12時の位置を目印から判断することになります。分の目盛も持たないため、細かい時刻の把握には向かない場合があります。
- どの寸法を選べばよいですか?
- 複数の寸法が展開されます。数字を持たないため寸法が小さいと離れた位置から読みにくくなります。設置する壁面と見る距離から選んでください。
- 同じシリーズの他の時計との違いを教えてください。
- 同じ設計者による時計が同じ製造元から複数展開されます。本製品は長さの一様な12本の線を用い文字盤が凹面ですが、大きさの異なる矩形を用いる型や、数字と分の目盛を持つ型もあります。
- 文字盤が凹んでいるのですか?
- 凹面による文字盤です。光の当たり方によって面に陰影が生じ、設置場所の照明の向きによって見え方が変わります。
- 電池は付属しますか?
- 付属しません。単3形の電池1本をご用意ください。交換の際は壁から外すことになるため、手の届く位置に掛けるかを想定してください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 風防と枠は柔らかい布で拭いてください。研磨剤は表面を傷めます。枠は金属の地の色による仕上げのため傷が目立ちやすくなります。直射日光は避けてください。凹面のため当たり方に差が生じます。