Porada(ポラダ)
Poradaは、イタリア北部ブリアンツァ地方カビアーテに拠点を置く木製家具のメーカーである。1948年に椅子職人のLuigi Allieviが始めた仕事を起点とし、1968年にPoradaとして設立された。無垢材、とくにカナレット・ウォールナットを主材とし、木の部材を連続した曲線で構成する製品を扱う。三世代にわたる同族経営が続いている。
事業と製造の実体
Poradaの製造を規定しているのは、無垢材の加工である。ブリアンツァ地方は家具製作の産地として知られ、木工の技術と木材の調達の経路が地域に定着している。
製品では、木の部材が連続した曲線を描く構成が用いられる。無垢材で曲線を作るには、削り出すか、積層して曲げるか、複数の部材を接いで曲線を成すかの選択がある。削り出しでは材の厚みが必要になり、接ぐ場合は接合部が曲線の途中に現れる。この選択が形の可能性と製作の手数を決める。
工程では従来の木工の技術と数値制御の加工が併用される。数値制御では三次元の形状を精度よく削り出せるため、断面が場所ごとに変化する部材が可能になる。一方、仕上げの研磨は手作業を要する。
カナレット・ウォールナットのほか、アッシュ、オークが用いられる。木材と組み合わせる素材には大理石、ガラス、研磨した真鍮、生地、革がある。
沿革
1948年、Luigi Allieviが椅子職人として仕事を始めた。これがPoradaの起点にあたる。
1968年、Poradaとして正式に設立された。イタリア北部ブリアンツァ地方のコモ湖に近い町カビアーテに拠点を置く。
以後、無垢材を主材とする家具の製造が続けられている。三世代にわたって同族による経営が続く。
近年は外部の設計者との協働により、卓、椅子、収納の各系列が展開されている。
デザイナーとの協働
Poradaの製品開発は、外部の設計者との協働によって進む。無垢材で曲線を作る方法の選択が形の可能性と製作の手数を規定するため、設計案は加工の方式と並行して検討される。
協働相手にはStefano Bigiをはじめとする設計者がいる。
主な製品群
卓が製品の中心にある。インフィニティ テーブルは、無垢材の部材が連続した帯のような曲線を描き、脚部から天板へつながる構成を持つ。
このほか、椅子、肘掛け椅子、収納、書棚を扱う。木材に大理石、ガラス、真鍮、革を組み合わせる製品がある。
基本情報
| ブランド名 | Porada(ポラダ) |
|---|---|
| 起点 | 1948年(Luigi Allieviによる椅子製作) |
| 設立 | 1968年 |
| 本社所在地 | イタリア・ブリアンツァ地方カビアーテ |
| 企業形態 | 非上場(Allievi家による同族経営、三世代) |
| 主素材 | 無垢材(カナレット・ウォールナット、アッシュ、オーク) |
| 事業内容 | 木製家具の設計、製造および販売 |
| 公式サイト | https://www.porada.it |
Reference
- Porada - 公式サイト
- https://www.porada.it