このページについて
ロッドビーンソファは、ピエロ・リッソーニが2017年に設計しリビングディバーニが製造するソファである。弧を描く中央の部材と端の部材を金具でつなぎ、曲線の構成をつくる。
このページでは、正規品の仕様、部材と構成の寸法、張り地と脚の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ピエロ・リッソーニの設計思想や経歴について詳しくはピエロ・リッソーニ プロフィールページをご覧ください。
ロッドビーンソファのデザインストーリーについて詳しくはロッドビーンソファ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
以下はリビングディバーニの公式の技術資料(2026年2月版)による。
| 正式名称 | Rod Bean |
|---|---|
| 支持構造 | レーザーで切り出した厚さ5mmの鋼板と、曲げ加工して塗装した鋼管 |
| 背と肘の構造 | 厚さ8mmの積層HPL(高圧メラミン積層板)。背は曲面 |
| 座面 | ゴムで被覆した伸縮ベルトとポリウレタンフォーム |
| 座と背のクッション | 区画ごとに縫い込んだガチョウの羽毛(洗浄・殺菌済み)に、密度の異なるポリウレタンフォームとビスコソフトを組み合わせる。座と背のクッションはファスナーでつながる |
| 肘のクッション | ポリウレタンフォームを羽毛で包み、ポプラ合板の支持板に付けて差し込み式の金具で枠に留める |
| 張り地 | 布または革。どちらもファスナーと面ファスナーで全体を取り外せる |
| 脚 | AISI 304ステンレス鋼(鏡面仕上げ/つや消しサテン仕上げ)、または塗装した鋼(バーニッシュド/ガンメタルグレー/マットブラック)の5種。標準は直径1.5cmの管で、注文により直径2.2cm。床に当たる先端は高さ調整できる樹脂 |
| 座面のボタン | 注文により、座クッションをボタン留めのキルティング、またはボタンなしのキルティングにできる。ボタンは2種類で、標準は張り地と同色。注文時の指定で別の色にもできる |
| 付属品 | 革張りには革用のメンテナンスキットが付く |
部材と構成の寸法
図面では、座面の高さ38cm、肘の高さ64cm、全体の高さ70cm、床から座の枠までの高さ18cm。座の奥行は60cmで、奥行を深くした端の部材では80cmになる。
| 部材 | 寸法(幅×奥行) |
|---|---|
| 中央の部材 | 86×86cm、171×86cm(ボタン付きも同寸) |
| 端の部材(標準の奥行) | 142×86cm、184×86cm(左右あり) |
| 端の部材(深い奥行) | 184cm、端の奥行106cm(左右あり) |
技術資料の構成例は、幅286×奥行107cm(端の部材2つ)から、幅503×奥行174cm(端の部材2つと中央の部材171cm)まで。異なる部材を組み合わせる場合は、注文時に全体の配置図を添える。
同種のソファとの比較
比較の候補には、同じリッソーニによるリビングディバーニのフロッグチェアや、CH162 ソファがある。ロッドビーンは部材をつないで弧を描く構成で、細い金属の脚で床から18cm浮かせている。
経年変化とメンテナンス
日常の手入れ
- クッション
- 羽毛を含むため、ときどき叩いて形を整える。
- 張り地
- 布・革とも取り外せる。手入れの方法は、公式サイトの「Materials」にある各素材の資料に従う。革張りは付属のメンテナンスキットを使う。
- 脚
- 乾いた布で拭く。研磨剤は仕上げを傷める。
どこで買うか
日本の取扱店
リビングディバーニの公式サイトの取扱店一覧では、日本の取扱店として E Interiors(株式会社インテリアズ)の東京・南青山(ブランデッドスペース)と大阪・江戸堀が挙がっている(2026年10月時点)。
注文の際に決めるのは、部材の構成、張り地と色、脚の仕上げと太さ、座クッションのボタンの有無である。価格と納期は取扱店で確認する。
中古の流通
中古品を検討する場合は、部材の数と連結金具がそろっているか、クッションのへたり、張り地の傷み、脚の仕上げを確かめる。
購入前チェックリスト
- 部材の構成と配置図(構成例は幅286〜503cm)
- 設置場所の広さと搬入経路(最も大きい部材は幅184cm)
- 座面の高さ38cm
- 張り地(布/革)と色
- 脚の仕上げ(5種)と太さ(1.5cm/2.2cm)
- 座クッションのボタンの有無と色
- 見積もりの価格と納期
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- 部材の構成、張り地、脚の仕上げで価格が変わります。日本の取扱店であるE Interiorsで見積もりを取ってください。
- どこで購入できますか?
- リビングディバーニの公式サイトの取扱店一覧では、日本の取扱店としてE Interiorsの東京・南青山と大阪が挙がっています(2026年10月時点)。
- どれくらいの大きさになりますか?
- 部材の幅は86cmから184cmです。技術資料の構成例では、幅286×奥行107cmから幅503×奥行174cmまであります。
- 座面の高さはどのくらいですか?
- 図面では座面の高さ38cm、全体の高さ70cmです。座の奥行は60cmで、奥行を深くした端の部材では80cmになります。
- 脚の仕上げは選べますか?
- ステンレス鋼の鏡面仕上げとつや消しサテン仕上げ、塗装した鋼のバーニッシュド、ガンメタルグレー、マットブラックの5種から選べます。脚の太さは標準の直径1.5cmのほか、注文により2.2cmにできます。
- 座面のボタンは選べますか?
- 注文により、座クッションをボタン留めのキルティング、またはボタンなしのキルティングにできます。ボタンは標準で張り地と同色で、注文時の指定で別の色にもできます。
- カバーは外せますか?
- 布・革とも、ファスナーと面ファスナーで張り地全体を取り外せます。
- 手入れはどうすればよいですか?
- クッションは羽毛を含むため、ときどき叩いて形を整えてください。革張りには革用のメンテナンスキットが付きます。