ガレリーMCDE
ガレリーMCDE(Galerie MCDE)は、フランス・パリを拠点とし、建築家でありデザイナーであったピエール・シャローの作品を公式に手がけるエディターである。パリ7区、ヴェルヌイユ通りにギャラリーを構え、シャローが遺した照明や家具のリエディション(再制作)を、フランスの職人による手仕事で製作・販売している。
ブランドの特徴
ガレリーMCDEの活動は、20世紀モダニズムの重要な作り手であるピエール・シャローの仕事を、その造形と素材に忠実なかたちで現代へ伝えることにある。アルバトル(雪花石膏)や無垢材を用いたシャローの照明は、いずれも一点ずつ手作業で仕上げられ、素材の個体差によって表情が異なる。量産品とは異なる、工房的な製作の姿勢がその特徴である。
ブランドヒストリー
ガレリーMCDEは1970年代、アーティストのマクシム・ドフェールによって創設された。以来半世紀にわたり、ピエール・シャローの作品のエディションを専門に手がけてきた。現在はピエール=エマニュエル・リッシュのもとで運営され、シャローの遺産を守り伝える役割を担っている。
シャロー自身は、フランシス・ジュールダン、シャルロット・ペリアン、ソニア・ドローネ、アイリーン・グレイらと並ぶ「近代芸術家連盟(UAM)」の中心人物であり、代表作にガラスと鉄を用いた住宅「メゾン・ド・ヴェール(ガラスの家)」がある。ガレリーMCDEは、そうしたシャローの照明作品を中心に、公式エディターとして継続的に再制作を行っている。
主な製品
ガレリーMCDEが手がける製品のなかでも広く知られているのが、フロアランプ「ラ・レリジューズ(La Religieuse)」である。円錐形の木製の柱の上に、三角形のアルバトルのパネルを配した照明で、そのかたちが修道女の被り物を思わせることからこの愛称で呼ばれる。フロア、テーブル、ベッドサイドなど複数のサイズで展開されている。
| 正式名称 | ガレリーMCDE(Galerie MCDE) |
|---|---|
| 創設 | 1970年代 |
| 創設者 | マクシム・ドフェール |
| 国 | フランス |
| 所在地 | フランス・パリ(6 Rue de Verneuil, 75007 Paris) |
| 役割 | ピエール・シャロー公式エディター |
| 公式サイト | https://www.pierrechareau-edition.fr |