LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917)のノートブックは、あらかじめ印刷されたページ番号と目次ページ、裏抜けしにくい用紙を備えた、記録と整理のための一冊である。「LEUCHTTURM」はドイツ語で「灯台」を意味し、切手・コインアルバムの製造で知られるドイツの老舗メーカー、ロイヒトトゥルム社が2005年に立ち上げた文具ブランドの名でもある。以来、そのノートブックは世界各国で、クリエイターやビジネスパーソン、学生、日記や手帳を大切にする人々に使われてきた。

特徴・コンセプト

LEUCHTTURM1917のノートブックは、書いた内容を後から探しやすくする工夫に特徴がある。すべてのページに番号が振られ、巻頭には目次用の空白ページが設けられている。記録したアイデアや情報を目次から参照でき、ノートを個人的なデータベースのように使える。

用紙

用紙にはインクの裏抜けを抑えた中性紙が用いられ、万年筆やローラーボールとの相性がよい。定番のクラシックノートでは80g/m²の用紙が採用され、書き心地と実用性を両立している。

製本と仕様

製本には糸綴じ(スレッドバインディング)が採用され、見開きがフラットに近く開く。頑丈なハードカバーに加え、ゴムバンド、色の異なる2本のしおり紐、裏表紙内側のポケット、背と表紙に貼れるラベルなど、日常使いを支える仕様がそろう。巻末には切り離せるミシン目付きのページも用意されている。

カラーとフォーマット

定番のブラックやネイビーから季節限定色まで、カラー展開は幅広い。罫線タイプはドット方眼・横罫・方眼・無地の4種類、サイズはポケットサイズからA4+(マスター)まで用意され、用途に応じて選べる。別売りのペンループを表紙内側に貼り付けて、筆記具をまとめて持ち運ぶこともできる。

バレットジャーナルとの関わり

LEUCHTTURM1917の名を広く知らしめた要因のひとつが、バレットジャーナルとの結びつきである。バレットジャーナルは、2013年にアメリカのデザイナー、ライダー・キャロルが考案したノート・手帳術で、ドット方眼のページに独自の記号(キー)で予定やタスク、記録を書き込んでいく方法である。LEUCHTTURM1917はこの方法に対応した公式のバレットジャーナル・エディションを展開しており、キーやインデックス、フューチャーログといったページがあらかじめ用意されている。手書きで思考や予定を整理したい層に広く受け入れられた。

ブランドの歩み

ロイヒトトゥルム社の歴史は、1917年にハンブルクで始まった切手・コインアルバムの製造にさかのぼる。長らく収集家向けアルバムの分野で知られた同社が、ノートブックを中心とする文具ブランド「LEUCHTTURM1917」を立ち上げたのは2005年のことである。独自の仕様を備えたノートブックで、市場に新たな選択肢を提示した。本社はドイツ・シュレスヴィヒ=ホルシュタイン州のゲーストハト(Geesthacht)に置かれている。

基本情報

製品名 LEUCHTTURM1917 ノートブック(ロイヒトトゥルム1917)
ブランド LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム・グルッペ)
文具ブランド開始年 2005年(親会社の創業は1917年)
本社所在地 ドイツ・ゲーストハト(Geesthacht)
主な製品 ノートブック、ダイアリー、バレットジャーナル、アルバム
代表的製品 ノートブック クラシック(A5)、バレットジャーナル エディション
用紙 中性紙・インクプルーフペーパー(クラシックは80g/m²)
製本方法 スレッドバインディング(糸綴じ)
罫線タイプ ドット方眼、横罫、方眼、無地
公式サイト https://www.leuchtturm1917.com/