LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917)
LEUCHTTURM1917は、ドイツ・ハンブルク近郊ガイストハハトに拠点を置く文具メーカーである。1917年、Adolf Kösterがハンブルクで収集用のアルバムを製造する事業として設立した。社名はドイツ語で灯台を意味し、1917年は創業の年にあたる。長らく切手や貨幣の収集用品を主力としてきたが、2004年に筆記用のノートを発表し、現在はこの分野が製品の中心となっている。創業家による経営が続いている。
事業と製造の実体
LEUCHTTURM1917の製品を規定しているのは、製本の方式である。同社のノートには糸で綴じる製本が用いられ、背の部分で紙葉を糸で縫い合わせる。接着のみで綴じる方式と異なり、開いた際に紙面が平らになり、書く動作を妨げない。同時に、紙が抜け落ちにくい構造にもなる。
紙の仕様も製品の性格を決める。同社は坪量80グラム毎平方メートルの紙を用いると公表しており、万年筆のインクが裏面へ抜けにくい厚みにあたる。罫線は方眼、横罫、点、無地から選べる。
ノートには通し番号を印刷した頁と、記入用の目次の頁が設けられる。書いた内容を後から探せる構成で、これは収集用のアルバムで培われた、整理を前提とする製品設計の考え方に連なる。
このほか、しおりの紐、ゴムの留め具、背表紙に貼るラベル、後ろの見返しに設けた収納袋といった部材が組み込まれる。
沿革
1917年、Adolf Kösterがハンブルクで収集用のアルバムを製造する事業を始めた。切手の収集が広がった時期にあたり、整理と保存を目的とする製品が主力となっている。
その後、事業は貨幣の収集用品へも広がった。透明な袋、台紙、保護用のケースなど、収集の対象に応じた製品が扱われている。
2004年、筆記用のノートの系列が発表された。糸綴じの製本、通し番号を印刷した頁、記入用の目次といった構成を持ち、以後この分野が製品の中心となっている。
現在は創業家による経営が続き、ガイストハハトに拠点を置く。
デザイナーとの協働
LEUCHTTURM1917の製品開発は、社内で製本と紙の仕様を検討する構成が中心にあたる。ノートの性能が製本の方式と紙の坪量に依存するため、設計と製造が分離しにくい。
表紙の色や仕様については、外部との共同企画による製品も扱われている。
主な製品群
ロイヒトトゥルム1917は筆記用のノートの系列である。糸綴じの製本により開いた際に紙面が平らになり、通し番号を印刷した頁と記入用の目次を備える。方眼、横罫、点、無地の罫線と、複数の寸法・色から選べる。
このほか、切手や貨幣の収集用品、手帳、筆記具を扱う。
基本情報
| ブランド名 | LEUCHTTURM1917(ロイヒトトゥルム1917) |
|---|---|
| 創業 | 1917年 |
| 創業者 | Adolf Köster |
| 社名の由来 | ドイツ語で灯台を意味するLeuchtturmと創業年 |
| 本社所在地 | ドイツ・ガイストハハト(ハンブルク近郊) |
| 事業内容 | ノート・手帳・収集用品の製造および販売 |
| 公式サイト | https://www.leuchtturm1917.com |
Reference
- LEUCHTTURM1917 - 公式サイト
- https://www.leuchtturm1917.com
- Wikidata - LEUCHTTURM1917
- https://www.wikidata.org/wiki/Q1821406