ソファ
ストリップス Strips
チニ・ボエリとラウラ・グリツィオッティがアルフレックスのために設計したモジュラーシーティング。ファスナーで着脱するキルティングカバーが構成の中心にあり、1979年にコンパッソ・ドーロを受賞した。
グラウンドピース Groundpiece
2001年に発表されたモジュール式のソファ。座面を床に近づけ、奥行きを深くとることで、姿勢を正して腰かけるという前提から離れた。肘掛けや背もたれの一部は牛革を張った金属のユニットに置き換えられ、物を置く面が座面と一体になる。
チェスター Chester
英国のクラブやカントリーハウスに置かれていた安楽椅子を、Renzo Frauが自社の製品として作り直したソファ。肘掛け前面の金属鋲をひだ状の革の面に替え、背と肘掛けにはボタンで革を詰め物へ引き込む留め方を手作業で施す。乾燥させたブナ材の枠に鋼のばねを一つずつ手で留め、詰め物を手で盛る工程は現在も続いている。
スロー ソファ Slow Sofa
2025年に加わった2人掛けのソファ。2006年のスロー チェアと同じく、鋼管の枠に張り地を張り渡し、布のたわみで身体を受ける。厚い詰め物を積まないため、幅1560mmの外寸に対して座面幅1340mmを確保できる。座面高400mmは荷重時に278mmまで下がる。
アディフォルム Addiform
ソファと2脚のアームチェア、コーヒーテーブルを向かい合わせに置く。1960年代のドイツの居間ではそれが標準だった。アディフォルムは、この固定された一式に代えて、要素を足しながら住み手が配置を決められるようにしたプログラムである。アームチェアは単独でも、並べてベンチとしても、直角に振ってコーナーとしても使え、あいだにテーブル要素を挟んで列を閉じることもできる。ソファは引き出して寝る場所になる。
シーズン ソファ Season Sofa
2017年に発表されたモジュール式のソファ。直線と二種類の弧という三つのモジュールを並べ替えることで、まっすぐな列にも輪にも組める。壁に沿わせず広い床の中央に置く使い方を想定している。
クラウド ソファ Cloud Sofa
2016年に発表されたソファ。設計者は削ぎ落としの作業として構想し、最初のスケッチから量塊を床から浮かせて見せることを狙った。支える部分と身体が触れる部分を分けるため、脚は細く、座と背の張りぐるみは床から離して置かれる。