概要

ラビットチェア ベビーは、ステファノ・ジョバンノーニが2016年にQeebooのために設計したキッズチェアである。うさぎの長い耳が背もたれに、丸みを帯びた胴体が座面にあたる。ポリエチレンによる。

耳を背にして座るほか、向きを変えてまたがり、耳に腕を預ける座り方もできる。背もたれの高さと形が左右で同じため、どちら向きでも成立する。

特徴・コンセプト

ラビットチェア ベビーは、Qeebooの最初のコレクションとして2016年に発表された。

遊び心と機能の融合

耳は背もたれとして働くと同時に、またがったときの握りにもなる。用途を一つに定めていないため、置く向きで座り方が変わる。ポリエチレンは耐候性があり、屋外でも使える。

大人版との二重構成

大人用(座面高45cm)と子ども用のベビー(座面高30cm)の二つの寸法が展開される。同じ形のまま寸法を変えているため、並べると大小の対比が生まれる。LEDを内蔵した仕様もある。

再生素材の仕様

リサイクル素材を用いた仕様も展開される。再生樹脂は組成が均一でないため、一脚ごとに異なるマーブル調の色合いが生まれる。

誕生の背景

Qeebooの最初のコレクションには、複数の設計者が参加していた。

評価と影響

動物の形を樹脂の成形で家具にするという方向では、パピーが同じ工法をとる。あちらが三つの塊で子犬を構成するのに対し、ラビットチェアは耳という一つの要素を背もたれに転用している。

4館の公開データでは、ラビットチェアの収蔵は確認できていない。

カラーバリエーション

ラビットチェア ベビーには、豊富なカラーバリエーションと仕上げオプションが用意されている。

スタンダード仕上げ

マットな質感のポリエチレンによる。複数の色が展開され、屋内外を問わず使用できる。

ベルベット仕上げ

フロック加工により起毛した表面を持つ仕様。手触りが変わるが、屋外での使用には向かない。

メタリック仕上げ・ミックス仕上げ

金属光沢を持つ仕上げのほか、リサイクルポリエチレンを用いた仕様がある。後者は一脚ごとにマーブル模様が異なる。

基本情報

正式名称 ラビットチェア ベビー / Rabbit Chair Baby
デザイナー ステファノ・ジョバンノーニ(Stefano Giovannoni)
ブランド Qeeboo(キーブー / イタリア)
デザイン年 2016年
素材 ポリエチレン(PE)、リサイクル可能
サイズ W45.3 × D26.2 × H52.7 cm
座面高 30 cm
重量 約2.0 kg
カラー展開 スタンダード仕上げ、ベルベット仕上げ、メタリック仕上げ、ミックス仕上げ ほか
屋外使用 可(屋内・屋外兼用)
製造国 イタリア
対象年齢 幼児〜(大人のフットスツールとしても使用可)
関連製品 Rabbit Chair(大人用 / W68.8 × D39.5 × H80 cm、座面高45 cm、重量約5.5kg)、Rabbit Chair LED版、Rabbit XS(ランプ/ドアストッパー/ブックエンド)