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メッツァドロは、アキッレ・カスティリオーニとピエル・ジャコモ・カスティリオーニが1957年に発表した腰掛けである。ザノッタが製造する。鋼板の座面を撓む支柱が支える。蝶ねじで組み立てる。

このページでは、撓む支柱と座り心地、組み立てと寸法、素材と手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

メッツァドロはザノッタ社(Zanotta S.p.A.)の製品として、イタリア・ノヴァミラネーゼの自社工場で製造されている。トラクターの鋼板製座席、クロームメッキのカンティレバーアーム、天然ビーチ材のフットレストという3つの異なる素材世界の要素が、自転車用のウィングナットで接合されるという一貫したレディメイドのコンセプトに基づく構成が特徴である。

正式名称 メッツァドロ
製造ブランド ザノッタ
座面 塗装した鋼板。農業機械の座席に似た形状による。通気の穴が開く
支柱 めっきした鋼。板ばねの形状で撓む
ブナ材。足を置く箇所を兼ねる
組み立て 蝶ねじで固定する。組み立て式にあたる
サイズ 幅490 × 奥行510 × 高さ510mm
座面の高さ 510mm
重量 約8.9kg
価格 ザノッタは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。色で価格が変わる場合がある
納期 色によって在庫と受注生産が分かれる。納期は取扱店に確認する
複数の色から選ぶ。座面の塗装による。取り扱いは取扱店に確認する
収蔵 MoMA メッツァドロ シート(1957年) 収蔵番号 468.1972。シカゴ美術館 メッツァドロ スツール(1957年) 収蔵番号 2015.600

メッツァドロの構造には、カスティリオーニ兄弟の「本質への還元」という設計思想が凝縮されている。トラクターの鋼板製シートは、長時間の農作業に耐えうる人間工学的配慮と耐久性を本来の用途において既に獲得しており、この機能的に完成された形態を「発見」し家具として再解釈するという行為が、メッツァドロの設計の核心である。リーフスプリング型の支柱は本来の使用方法とは逆向きに設置されることで、座面に独特の弾力性を与えている。ベースの天然ビーチ材は機械的な金属部品との対比を生み出し、工業製品と自然素材の共存というテーマを視覚的に表現している。

撓む支柱と座り心地

支柱は板ばねの形状による。座ると撓む。

4本脚の腰掛けとは座り心地が異なる。実際に座って確かめられるとよい。

座面は鋼板による。詰め物を持たない。通気の穴が開く。

撓む構造のため、支柱には繰り返しの力がかかる。状態を確かめる。

選び分けの目安

座り心地で選ぶ場合
座ると支柱が撓む。実際に座って確かめられるとよい。
座面を確かめる場合
鋼板による。詰め物を持たない。
長く使う前提の場合
撓む構造にあたる。支柱の状態を定期的に確かめる。

組み立てと寸法

蝶ねじで固定する。組み立て式にあたる。工具を用いずに締められる。

そのため、分解して収納することもできる。緩みも定期的に確かめる。

幅490 × 奥行510 × 高さ510mm。座面の高さは510mm。

座面の高さ510mmは高い部類にあたる。台が足を置く箇所を兼ねる。

選び分けの目安

机と組み合わせる場合
座面の高さ510mm。高い部類にあたる。
収納を考える場合
蝶ねじによる組み立て式。分解できる。
長く使う前提の場合
蝶ねじの緩みを定期的に確かめる。

素材と手入れ

座面は塗装した鋼板、支柱はめっきした鋼、台はブナ材による。3つの素材が組み合わさる。

そのため、手入れも素材ごとに分かれる。

塗装の座面は擦れると下地が現れる。通気の穴の縁は擦れやすい。

台の木部は床に接する。擦れと汚れを確かめる。

選び分けの目安

手入れの手間を考える場合
3つの素材が組み合わさる。手入れも分かれる。
見え方で選ぶ場合
座面の色を複数から選ぶ。支柱と台は仕上げが決まる。
床材を確かめる場合
木の台が床に接する。保護材の要否を確かめる。

同じ設計者・同種の製品との比較

製品は撓む構造の有無と組み立ての方式で性格が分かれる。

比較項目 メッツァドロ S 33 チェア タッチア
用途 腰掛け 椅子 照明
撓む構造 支柱が撓む 枠が撓む 該当しない
組み立て 蝶ねじによる 取扱店に確認する 部材が固定されない
座面 鋼板(詰め物なし) 厚い革(詰め物なし) 該当しない
座面の高さ 510mm 460mm 該当しない

選び分けの目安

座り心地で選ぶ場合
撓む構造にあたる。固定された脚の製品とは異なる。
収納を考える場合
蝶ねじで分解できる。他の製品とは条件が異なる。
机と組み合わせる場合
座面の高さ510mm。椅子より高い。

使用感と設置条件

座面の形状

農業機械の座席に似た形状による。中央がくぼむ。

通気の穴が開く。落ちたものが下に抜ける場合がある。

ブナ材の台が床に接する。足を置く箇所を兼ねる。

前方に伸びる形状にあたる。置き場所を確かめる。

重量

約8.9kg。持ち上げて動かせる範囲にあたる。

分解すればさらに扱いやすい。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

塗装の座面は擦れると下地が現れる。通気の穴の縁から進みやすい。

めっきの支柱は湿気の多い環境で曇る。撓む箇所には繰り返しの力がかかる。

ブナ材の台は日光で色が変わる。床に接する箇所は擦れる。

蝶ねじは繰り返し締める箇所にあたる。緩みが生じる場合がある。

日常の手入れ

座面
柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。穴の縁も確かめる。
支柱
柔らかい布で拭く。撓む箇所の状態も確かめる。
乾いた布で拭く。床に接する箇所の擦れも確かめる。
蝶ねじ
緩みを定期的に確かめる。工具を用いずに締められる。

修理と部品

座面や台の交換については、取扱店を通じて相談する。

蝶ねじの交換もあわせて確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ザノッタは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

色から選ぶ。色によって在庫と受注生産が分かれる。納期を確かめる。

実物を確認する

座った際の撓み方は、実際に座って確かめられるとよい。

座面の高さ510mmと台の位置関係も現物で分かる。

中古の流通

製造の時期によって仕様が異なる場合がある。年式を確かめる。

確認箇所は、座面の塗装と穴の縁、支柱の変形とめっき、台の擦れ、蝶ねじの状態である。

購入前チェックリスト

  • 支柱が撓むこと(実際に座って確かめる)
  • 座面の高さ510mmと組み合わせる机
  • 詰め物を持たないこと
  • 蝶ねじによる組み立て式(分解できる)
  • 通気の穴が開くこと
  • 台が前方に伸びること(置き場所を確かめる)
  • 木の台が床に接すること
  • 色の選択(在庫と受注生産が分かれる)

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ザノッタは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。色で価格が変わる場合があります。
どこで購入できますか?
ザノッタの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。色によって在庫と受注生産が分かれるため納期もお確かめください。
座り心地はどうですか?
支柱が板ばねの形状のため座ると撓みます。座面は鋼板で詰め物を持たず通気の穴が開きます。4本脚の腰掛けとは座り心地が異なるため、実際に座ってお確かめください。
組み立ては必要ですか?
蝶ねじで固定する組み立て式で、工具を用いずに締められます。分解して収納することもできます。緩みは定期的にお確かめください。
設置に必要な寸法を教えてください。
幅490×奥行510×高さ510mm、座面の高さは510mmです。台が前方に伸びる形状のため置き場所をお確かめください。
座面が高いのですか?
座面の高さ510mmは高い部類にあたります。台が足を置く箇所を兼ねます。組み合わせる机の高さをお確かめください。
収蔵されている美術館はありますか?
ニューヨーク近代美術館(メッツァドロ シート、1957年、収蔵番号468.1972)とシカゴ美術館(メッツァドロ スツール、1957年、収蔵番号2015.600)が収蔵しています。
手入れはどうすればよいですか?
座面と支柱は柔らかい布で拭き、研磨剤は塗装を削ります。台は乾いた布で拭いてください。3つの素材が組み合わさるため手入れも分かれます。蝶ねじの緩みも定期的にお確かめください。