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アトロは、ヴィコ・マジストレッティが1977年に発表した卓上の照明である。オルーチェが製造する。円柱の台に円錐と半球を組み合わせる。3つの寸法と2つの素材から選ぶ。

このページでは、3つの寸法と光の型、金属とガラスの違い、ライセンスを受けていない製品との違い、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

アトロはオルーチェが製造する。金属とガラスの2つの素材から選ぶ。以下に仕様を記す。

正式名称 アトロ
製造ブランド オルーチェ
素材(金属の仕様) 金属の仕様はアルミニウム。塗装またはめっきの仕上げによる。内側は白の塗装
素材(ガラスの仕様) ガラスの仕様は乳白色の吹きガラスによる
構成 円柱の台に円錐と半球を組み合わせる。半球が円錐に載る
寸法 3つから選ぶ。直径250 × 高さ350mm、直径380 × 高さ500mm、直径500 × 高さ700mm
複数の仕上げから選ぶ。取り扱いは取扱店に確認する
光源 電球を用いる。口金と個数は寸法によって異なる。電球は別売にあたる
調光 大きい2つの寸法では調光できる。最も小さい寸法では入切のみ
価格 オルーチェは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。寸法、素材、仕上げで価格が変わる
収蔵 MoMA アトロ テーブルランプ(1977年) 収蔵番号 481.1978

3つの寸法と光の型

3つの寸法がある。寸法によって光の型と調光の有無が変わる。

比較項目
寸法 直径250 × 高さ350mm 直径380 × 高さ500mm 直径500 × 高さ700mm
調光 できない(入切のみ) できる できる
光の型 下方と反射光 下方と反射光 下方

最も小さい寸法では調光できない。明るさを調節したい場合は他の寸法から選ぶ。

電球は別売にあたる。口金と個数は寸法によって異なる。

選び分けの目安

明るさを調節したい場合
最も小さい寸法では調光できない。他の寸法から選ぶ。
置き場所から決める場合
直径250mmから500mmまで分かれる。設置面の広さを確かめる。
電球を用意する場合
別売にあたる。口金と個数を取扱店に確認する。

金属とガラスの違い

素材は金属とガラスの2つから選ぶ。光の広がり方が異なる。

比較項目 金属の仕様 ガラスの仕様
光の広がり 下方と内側の反射による 全体が光る
取り扱い 擦れると仕上げが損なわれる 割れる場合がある
仕上げ 複数から選ぶ 乳白色による

金属の仕様では半球が円錐に影を落とす。消灯時も形が現れる。

ガラスの仕様は吹きガラスによる。個体ごとに表情が異なる場合がある。

選び分けの目安

光の質で選ぶ場合
金属は下方と反射、ガラスは全体が光る。実物で確かめられるとよい。
見え方で選ぶ場合
金属では半球が円錐に影を落とす。消灯時も形が現れる。
取り扱いを考える場合
ガラスは割れる場合がある。金属は仕上げが擦れる。

ライセンスを受けていない製品との違い

本製品には、ライセンスを受けていない類似の製品が流通する。

比較項目 正規品 ライセンスを受けていない製品
製造 オルーチェによる 製造元は個々に異なる
素材 金属とガラスの2つから選ぶ 個々に確認が要る
内側の仕上げ 白の塗装による 公表されない場合がある
調光 寸法によって備わる 個々に確認が要る
部品の供給 取扱店を通じて相談できる 個々に異なる

円錐の内側で光を反射する構成のため、内側の仕上げは光の広がり方に関わる。確認する事項になる。

電気に関わる製品にあたる。日本国内で用いる場合、電気用品の基準に適合するかを取扱店に確認する。

選び分けの目安

光の質を確かめる場合
内側の仕上げが反射に関わる。実物で確かめられるとよい。
安全を確かめる場合
電気用品の基準に適合するかを取扱店に確認する。
長く使う前提の場合
部品の供給を確かめる。ガラスの部材も含まれる。

同種の卓上照明との比較

卓上の照明は光の向きと素材の選択で性格が分かれる。

比較項目 アトロ タッチア PH 5(ピーエイチ・ファイブ)
設置 卓上に置く 卓上に置く 天井から吊る
光の向き 下方と内側の反射 反射の部材を傾けて変える 傘に反射して広がる
素材の選択 金属とガラスの2つ 光を拡げる部材が2種 金属
調光 寸法によって備わる 部材が付く 光源の高さを調節できる
寸法 3つから選ぶ 2つから選ぶ 2つから選ぶ

選び分けの目安

素材で選ぶ場合
金属とガラスから選ぶ。光の広がり方が異なる。
調光を考える場合
寸法によって備わる。最も小さい寸法では入切のみ。
設置を考える場合
卓上に置く。吊る照明とは条件が異なる。

使用感と設置条件

形状と影

円柱の台に円錐が載り、その上に半球が載る。

金属の仕様では半球が円錐に影を落とす。消灯時も形が現れる。

設置面

直径は250mm、380mm、500mmから選ぶ。卓上に置く。

設置面の広さを確かめる。高さも350mmから700mmまで分かれる。

電球

電球は別売にあたる。口金と個数は寸法によって異なる。

調光できる寸法では、対応する電球を選ぶ。取扱店に確認する。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

金属の仕上げは擦れると損なわれる。めっきの仕上げでは指紋も残りやすい。

ガラスは割れる場合がある。取り扱いに注意する。

円錐の内側にも埃が溜まる。光の反射に関わる。

ケーブルと調光の部材は経年で劣化する。定期的に確かめる。

日常の手入れ

金属の表面
柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
ガラスの表面
柔らかい布で拭く。強い力を加えない。
円錐の内側
埃が溜まる。光の反射に関わるため拭く。
ケーブルと調光の部材
劣化を定期的に確かめる。電気に関わる箇所にあたる。

修理と部品

電球の交換は自分で行える。方法は取扱説明書を確認する。

ガラスの部材や調光の部材については、取扱店を通じて相談する。電気に関わる箇所は業者に確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

オルーチェは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

寸法、素材、仕上げから選ぶ。電球が別売にあたる点もあわせて相談する。

実物を確認する

点灯した状態での光の広がり方は、実物で確かめられるとよい。

金属の仕様では消灯時の影の現れ方も現物で分かる。

中古の流通

製造の時期によって光源と調光の仕様が異なる場合がある。年式を確かめる。

確認箇所は、表面の傷と仕上げ、円錐の内側の汚れ、ガラスの欠け、ケーブルと調光の部材である。

購入前チェックリスト

  • 寸法の選択(直径250/380/500mm)と設置面の広さ
  • 最も小さい寸法では調光できないこと
  • 素材の選択(金属/ガラス)
  • 電球が別売であること(口金と個数を確認する)
  • 金属の仕様では半球が円錐に影を落とすこと
  • ガラスの仕様は割れる場合があること
  • 円錐の内側に埃が溜まること
  • ケーブルと調光の部材の定期的な確認

よくある質問

価格はどのくらいですか?
オルーチェは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。寸法、素材、仕上げで価格が変わります。
どこで購入できますか?
オルーチェの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
どのような寸法がありますか?
直径250×高さ350mm、直径380×高さ500mm、直径500×高さ700mmの3つです。設置面の広さをお確かめください。
明るさは調節できますか?
大きい2つの寸法では調光でき、最も小さい寸法では入切のみです。明るさを調節したい場合は他の寸法からお選びください。
金属とガラスはどう違いますか?
金属の仕様は下方と内側の反射により光り、ガラスの仕様は全体が光ります。金属では半球が円錐に影を落とし消灯時も形が現れ、ガラスは吹きガラスのため個体ごとに表情が異なる場合があります。
電球は付属しますか?
別売です。口金と個数は寸法によって異なるため取扱店にご確認ください。調光できる寸法では対応する電球をお選びください。
収蔵されている美術館はありますか?
ニューヨーク近代美術館が収蔵しています(アトロ テーブルランプ、1977年、収蔵番号481.1978)。
手入れはどうすればよいですか?
金属とガラスの表面は柔らかい布で拭き、研磨剤は仕上げを損ないます。円錐の内側にも埃が溜まり光の反射に関わるため拭いてください。ケーブルと調光の部材は電気に関わる箇所のため劣化を定期的にご確認ください。