炭素繊維を樹脂で固めた複合材。軽さと剛性を両立するため、航空機やレース用部材に用いられてきた素材を家具に転用した製品に付与する。
炭素繊維とは? 用語解説を読む
航空機やレース用の複合材を、住まいの椅子に使えるか。アルベルト・メダとアリアスが1987年に始めた研究から生まれたのが、重量およそ1キログラムのライト・ライト・チェアである。細く削り込んだ脚と薄い座面は、繊維の向きを力の流れに合わせることで成り立っている。50脚を作った時点で生産は止まり、住宅ではなく美術館に収まった。