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PK61 テーブルは、ポール・ケアホルムが1956年に設計した机である。フリッツ・ハンセンが製造する。天板は接合の金具を用いず、重力のみで台に載る。天板の素材は石やガラスから選ぶ。2つの寸法が展開される。

このページでは、天板が重力で載る構造、天板の素材の選択、2つの寸法、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

PK61テーブルはフリッツハンセンがケアホルムコレクションとして独占的に製造している。オリジナルの品質基準を厳格に守りながら、デンマーク国内で生産されている正規品である。

正式名称 PK61 テーブル。大型の仕様もある
製造ブランド フリッツ・ハンセン
サイズ 標準の仕様は幅800 × 奥行800 × 高さ320mm。大型の仕様は幅1,200 × 奥行1,200 × 高さ320mm
天板高 320mm。いずれの寸法でも共通する
ベース 研磨したステンレス鋼。4つの同じ部材をねじで接合する。ねじは露出する
構造 天板は重力のみで台に載る。接合の金具を用いない。取り外せる
天板素材(標準の仕様) 石とガラスから選ぶ。石は複数の種類と色による。厚さは素材によって異なる
天板素材(大型の仕様) 石とガラスから選ぶ。標準の仕様で選べる石のうち一部は対応しない
価格 フリッツ・ハンセンは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる
収蔵 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない。同じ設計者の他の作品では、MoMA がトリエンナーレ チェア(138.1968)ほかを収蔵している

天板が重力で載る構造

天板は接合の金具を用いず、重力のみで台に載る。そのため取り外せる。

固定されないため、強い力が横から加わると天板がずれる場合がある。設置後に位置を確かめる。

石の天板では重量がある。取り外す際は複数人を要する場合がある。

台は4つの同じ部材をねじで接合する。ねじは露出する。緩みを定期的に確かめる。

選び分けの目安

設置を考える場合
天板は固定されない。横からの力でずれる場合がある。
運搬を考える場合
天板を取り外せる。石の天板では複数人を要する場合がある。
子どもや動物がいる場合
天板が固定されない構造にあたる。設置場所を確かめる。

天板の素材の選択

石とガラスから選ぶ。石は複数の種類と色による。厚さは素材によって異なる。

石の天板は水分と酸に弱い。こぼした場合はすぐに拭き取る。輪染みが残る場合がある。

石には模様と色の個体差がある。同じ種類でも一枚ごとに異なる。

ガラスの天板は下の床が透けて見える。硬いものが当たると欠ける。

大型の仕様では、標準の仕様で選べる石のうち一部が対応しない。

選び分けの目安

手入れの手間を考える場合
石は水分と酸に弱い。すぐに拭き取ることになる。
見え方で選ぶ場合
石には模様と色の個体差がある。ガラスでは下が透けて見える。
大型の仕様を選ぶ場合
選べる素材が標準の仕様とは異なる。取扱店に確認する。

2つの寸法

標準の仕様は幅800 × 奥行800mm、大型の仕様は幅1,200 × 奥行1,200mm。高さはいずれも320mm。

高さ320mmは低い部類にあたる。座面の低い椅子と組み合わせる寸法である。

大型の仕様は面積が標準の仕様の2倍を超える。石の天板では重量も大きくなる。

搬入経路を確かめる。天板と台は分けて運べる。

選び分けの目安

椅子と組み合わせる場合
高さ320mm。座面の低い椅子に合う寸法にあたる。
置き場所から決める場合
800mm四方と1,200mm四方。面積の差が大きい。
搬入を考える場合
天板と台を分けて運べる。石の天板では重量を確かめる。

同種の机との比較

机は天板の固定の方式と高さで性格が分かれる。

比較項目 PK61 スーパーエリプステーブル コンパス テーブル
天板の固定 重力のみ(取り外せる) 固定される 固定される
高さ 320mm 720mm 730mm
天板の素材 石またはガラス 化粧板または木の突板 無垢材
寸法 2種 8種 幅1,250mm、奥行2種
個体差 石の模様と色 木の突板では生じる 無垢材の木目

選び分けの目安

用途から選ぶ場合
高さ320mm。食卓として用いる高さの製品とは異なる。
運搬を考える場合
天板を取り外せる。固定される製品とは条件が異なる。
手入れの条件で選ぶ場合
石は水分と酸に弱い。木や化粧板とは扱いが異なる。

使用感と設置条件

台の構成

4つの同じ部材をねじで接合する。ねじは露出する。

研磨したステンレス鋼による。指紋が残りやすい。

床に接する箇所も金属にあたる。床材によっては傷が付く。

天板の縁

石の天板では縁も石による。硬いものが当たると欠ける。

ガラスの天板では縁が研磨される。

組み立て

台を組んでから天板を載せる。天板は接合しない。

石の天板では重量がある。組み立ての際に複数人を要する場合がある。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

石の天板は水分と酸で染みが生じる。表面の光沢も擦れると変わる。

ガラスの天板は経年で変質しないが、傷が付くとそこから割れやすくなる。

ステンレス鋼の台は細かい傷が付く。研磨した仕上げのため目立つ。

ねじは繰り返しの荷重で緩む場合がある。

日常の手入れ

石の天板
水分と酸をすぐに拭き取る。石用の手入れの方法を取扱店に確認する。
ガラスの天板
柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。指紋が残りやすい。
ねじ
緩みを定期的に確かめる。締めすぎない。

修理と部品

天板が破損した場合の交換については、取扱店に確認する。石は個体差があるため、同じ模様のものは得られない。

どこで買うか

取扱店の調べ方

フリッツ・ハンセンは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

寸法と天板の素材から選ぶ。大型の仕様では選べる素材が異なる。納期も確かめる。

実物を確認する

石の天板には模様と色の個体差がある。可能であれば現物を確認する。

天板が重力で載る構造も、実物で確かめられるとよい。

中古の流通

1982年より前の個体は別の製造元によるものにあたる。年式を確かめる。

確認箇所は、石の天板の染みと欠け、ガラスの傷、台のねじの緩み、天板と台の組み合わせが揃っているかである。

購入前チェックリスト

  • 天板が固定されないこと(横からの力でずれる場合がある)
  • 寸法の選択(800mm四方/1,200mm四方)
  • 高さ320mmと組み合わせる椅子
  • 天板の素材(石は水分と酸に弱い)
  • 大型の仕様では選べる素材が異なること
  • 石の模様と色の個体差
  • 搬入経路(天板と台を分けて運べる)
  • 床材と金属が接する箇所の保護

よくある質問

価格はどのくらいですか?
フリッツ・ハンセンは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。寸法と天板の素材で価格が変わります。
どこで購入できますか?
フリッツ・ハンセンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
天板は固定されていますか?
接合の金具を用いず重力のみで台に載る構造です。そのため取り外せますが、強い力が横から加わるとずれる場合があります。設置後に位置をお確かめください。
設置に必要な寸法を教えてください。
標準の仕様は幅800×奥行800mm、大型の仕様は幅1,200×奥行1,200mmです。高さはいずれも320mmで、座面の低い椅子と組み合わせる寸法にあたります。
天板の素材は選べますか?
石とガラスから選べます。石は複数の種類と色によるもので、厚さは素材によって異なります。大型の仕様では標準の仕様で選べる石のうち一部が対応しません。
同じ模様のものが届きますか?
石には模様と色の個体差があり、同じ種類でも一枚ごとに異なります。可能であれば現物をご確認ください。
収蔵されている美術館はありますか?
本製品の収蔵は確認できていませんが、同じ設計者の他の作品ではニューヨーク近代美術館がトリエンナーレ チェア(収蔵番号138.1968)ほかを収蔵しています。
手入れはどうすればよいですか?
石の天板は水分と酸に弱いため、こぼした場合はすぐに拭き取ってください。輪染みが残る場合があります。ガラスの天板と台は柔らかい布で拭き、研磨剤は使わないでください。台のねじの緩みも定期的にお確かめください。