カスティリオーニ ブックケース「Joy」が長く愛される理由——回転する書棚が生んだ新しい類型
1989年、イタリアン・デザインの巨匠アキッレ・カスティリオーニは、従来の本棚の概念を根底から覆す一作を世に送り出した。Zanotta社のために設計された回転式ブックケース「Joy」(ジョイ)——逆L字型の棚板がスチール製の関節軸を中心に360度自由に回転するこの作品は、発表翌年の1991年にイタリア・デザイン界最高峰の栄誉であるコンパッソ・ドーロに選定され、ミラノのトリエンナーレ・デザイン・ミュージアム、パリの国立現代美術基金、インディアナポリス美術館の永久コレクションに収蔵されている。
カスティリオーニはJoyを「中立的なオブジェクト」「多重の役割を持つ新しいカテゴリーの原型」と位置づけた。螺旋階段を想起させる円環的な構成は、限られた設置面積で最大の収納容量を確保しつつ彫刻的な美しさを両立させ、壁際、コーナー、室内中央と、いかなる場所にも設置可能な自立性を備える。発表から35年以上を経た現在もなおZanotta社が製造を継続しており、2015年には5段モデルの追加と新色バーガンディの投入が行われるなど、時代を超えた普遍性を証明し続けている。
本ページでは、Zanotta Joyの購入を検討されている方に向けて、仕様・サイズ・カラーバリエーション、類似する個性的ブックケースとの比較、暮らしへの取り入れ方、メンテナンス方法、正規販売店情報、よくある質問まで、購入判断に必要な情報を網羅的にお届けする。
アキッレ・カスティリオーニの設計思想や経歴について詳しくはアキッレ・カスティリオーニ プロフィールページをご覧ください。
Joyのデザインストーリーについて詳しくはカスティリオーニ ブックケース Joy紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
Joyは5段モデルと7段モデルの2サイズで展開され、いずれも完成品としてZanotta社より出荷される。以下に詳細仕様をまとめる。
| 正式名称 | Joy(ジョイ) / 製品番号 712 |
|---|---|
| デザイナー | アキッレ・カスティリオーニ(Achille Castiglioni, 1918–2002 / イタリア・ミラノ生まれ) |
| デザイン年 | 1989年 |
| 製造ブランド | Zanotta S.p.A.(ザノッタ) |
| 製造国 | イタリア(ノーヴァ・ミラネーゼ本社) |
| カテゴリ | 回転式フリースタンディングブックケース |
| 棚板・支柱素材 | MDF(中密度繊維板)、棚板内部にスチール補強コーナーエレメント |
| 関節軸素材 | スチール(塗装仕上げ) |
| 表面仕上げ | 耐傷性エンボス塗装 |
| カラーバリエーション | タルク(白系)、ヘンプ(麻系)、アマランス(赤紫系)、エスプレッソ(茶系)、ブラック、バーガンディ(2015年追加) |
| 関節軸カラー | ブラック(ヘンプ・アマランス・エスプレッソ・ブラック版)、タルク(タルク版) |
| サイズ(5段モデル) | W840mm × D300mm × H1320mm |
| 重量(5段モデル) | 48.2kg |
| サイズ(7段モデル) | W960mm × D300mm × H1900mm |
| 重量(7段モデル) | 70kg |
| 構造 | 逆L字型棚板がスチール製関節軸を中心に360度回転 / 自立式(壁面固定不要) |
| 参考価格帯(税込目安) | 約45万〜55万円(海外参考価格 €2,750〜、カラー・段数により異なる) |
| 納期 | 受注生産 / 約5〜6週間(在庫状況により前後) |
| 受賞歴 | 1991年コンパッソ・ドーロ選定 / 2016年Wallpaper* Design Awards「Best of the Rest」 |
| 永久収蔵 | トリエンナーレ・デザイン・ミュージアム(ミラノ)/ 国立現代美術基金(パリ)/ インディアナポリス美術館 |
類似商品・競合との比較
Zanotta Joyはリプロダクト品が存在しない、Zanotta社の独自製品である。「回転」あるいは「自立型ブックケース」という独自の類型を開拓した作品であるが、個性的な構造を持つデザイナーズブックケースとの比較を整理する。
| 比較項目 | Zanotta Joy(カスティリオーニ) | Moormann FNP(アクセル・クフス) | Opinion Ciatti Ptolomeo(ブルーノ・レイナルディ) |
|---|---|---|---|
| デザイン年 | 1989年 | 1989年 | 2004年 |
| 構造の特質 | 逆L字型棚板が関節軸で360度回転 | 板組みのみで自立する工業的構造 | 背表紙を見せるタワー型ブックシェルフ |
| 設置方式 | 自立式 / 壁際・コーナー・室内中央いずれも可 | 自立式 / 壁際設置推奨 | 自立式 / 室内中央推奨 |
| 素材 | MDF + スチール関節軸 | 合板(バーチ等) | スチール |
| 書籍の収め方 | 棚板に横置き(通常の書棚と同様) | 棚板に横置き | 背表紙を見せて縦積み |
| デザインの方向性 | 「発明的オブジェクト」——新しい類型の創出 | ミニマルな構造美、工業的合理性 | 書籍そのものをディスプレイとして見せる |
| ミュージアム収蔵 | トリエンナーレ・ミラノ / FNAC パリ / インディアナポリス美術館 | ピナコテーク・デア・モデルネ(ミュンヘン)他 | — |
| 参考価格帯 | 約45万〜55万円 | 約10万〜25万円 | 約5万〜15万円 |
選び方の指針
- 「発明」としてのデザイン、空間における彫刻的オブジェクトを求めるなら
- Zanotta Joyが唯一無二の選択となる。回転する棚板という革新的な機構、コンパッソ・ドーロ受賞という設計の卓越性、3つの美術館への永久収蔵という歴史的評価——これらを兼ね備えたブックケースは他に類を見ない。カスティリオーニの「技術的・形態的消滅」の概念を日常の中で体験できる作品として、デザイン史的にも唯一の存在である。壁際にも室内中央にも置ける自立性は、空間のあらゆる場所にアートピースを配する自由を与える。
- 構造美とコストパフォーマンスを重視するなら
- Moormann FNPが候補となる。板組みのみで成立する合理的な構造は、ドイツのプロダクトデザインの精髄を示す。組み立て式による輸送効率の高さは価格面にも反映されている。
- 書籍のコレクションを「見せる」ことを重視するなら
- Opinion Ciatti Ptolomeoが適している。背表紙を外に向けて縦積みするスタイルは、書棚そのものが蔵書のディスプレイとなる。スチールのミニマルな構造と手頃な価格も魅力である。
使用感と暮らしへの取り入れ方
回転機構の使用感
Joyの最大の特徴は、各棚板がスチール製関節軸を中心に360度自由に回転する点にある。書籍や雑誌を収納した状態でも、棚板は軽い力で回転させることができ、背面に回った書棚を手前に引き寄せるような直感的な操作が可能である。この回転機構により、円周上のあらゆる位置に棚板を配置できるため、螺旋状の美しいフォルムを形成したり、全棚板を壁面側に寄せてコンパクトに収めたりと、その日の気分や用途に応じた自在な変形が楽しめる。
ただし、回転可能な構造であるがゆえに、棚板に過度な荷重を片側にかけると回転してしまう場合がある。書籍や小物のバランスの取り方が、Joyとの付き合い方における小さな楽しみでもあり、カスティリオーニが意図した「使用者との対話」の一端でもある。
5段モデルと7段モデルの選択
- 5段モデル(W840×D300×H1320mm / 48.2kg)
- 2015年に追加されたコンパクトモデル。一般的な腰高程度の高さであり、ソファやデスクの横に配するサイドシェルフとして、あるいはベッドサイドの読書用棚として最適である。重量も48.2kgとJoyとしては比較的取り扱いやすく、模様替えの際の移動も現実的な範囲内である。
- 7段モデル(W960×D300×H1900mm / 70kg)
- オリジナルのフルサイズモデル。人の背丈に近い1900mmの高さは空間における存在感が圧倒的であり、螺旋階段を想起させるカスティリオーニの意図した彫刻的フォルムを最も雄弁に表現する。リビングルームや書斎の主役として、あるいは間仕切りとしての使用に適する。重量70kgのため、設置場所は事前に慎重に検討いただきたい。
空間別のコーディネート提案
- リビングルーム
- Joyは「間仕切り」としての使用も想定された作品である。リビングとダイニングの境界、あるいはリビング内のゾーニングに7段モデルを配置すれば、透過性のある美しい間仕切りとして機能する。壁際に設置する場合は、棚板を扇形に広げた構成が視覚的に効果的である。タルク(白系)カラーは明るく軽やかな空間に、エスプレッソやブラックは落ち着いた空間にそれぞれ調和する。
- 書斎・ワークスペース
- デスクの脇に5段モデルを配し、作業中に参照する書籍を手元に置く用途に適する。回転機構により、必要な書籍を手前に回してアクセスし、使い終わったら奥に回すという、カスティリオーニらしい遊び心のある使い方が可能である。
- 寝室
- 5段モデルをベッドサイドに配置し、就寝前の読書用の書棚として活用する構成。コンパクトな設置面積で多くの書籍を手元に収められるJoyの特性が活きる用途である。
- エントランス・ギャラリー
- アートオブジェや花器、写真集など、「見せる」ディスプレイのための台としてJoyを活用するスタイル。アマランスやバーガンディのカラーは、来客の目を引くアクセントピースとして空間に個性を与える。
生活スタイル別の提案
- デザイン愛好家・コレクター
- コンパッソ・ドーロ受賞、3美術館永久収蔵という実績は、Joyをデザイン・コレクションの中核に位置づける十分な根拠となる。カスティリオーニのArco(フロス)、Mezzadro(ザノッタ)、Toio(フロス)などの代表作と空間を共にすれば、イタリアン・デザインの精髄を凝縮した空間が完成する。
- コンパクトな住空間にお住まいの方
- Joyの設計は「限られた設置面積で最大の収納容量を確保する」という実用的要請から出発している。奥行き300mmの逆L字型棚板が回転することで、通常の書棚よりもはるかに小さな床面積で多くの書籍を収められる。一人暮らしの書斎やワンルームにおいて、空間を圧迫せずに書籍収納を実現する解答として優れている。
- クリエイティブな職業の方
- 棚板の回転による日々の「再構成」は、空間を常に新鮮に保つ効果がある。アトリエ、デザインオフィス、ショールームにおいて、書籍とオブジェのディスプレイを気分や季節に応じて変化させる楽しみを提供する。
経年変化とメンテナンス
素材の特性と経年変化
- MDF(中密度繊維板)+耐傷性エンボス塗装
- Joyの棚板と支柱はMDFを基材とし、表面に耐傷性エンボス塗装が施されている。この塗装は日常的な使用における傷や摩耗に対する耐性を持ち、長期間にわたり均一な外観を維持する。天然木のような経年による色味の変化は最小限であるが、エンボス加工の微細な凹凸がマットな質感を保ち、使い込むほどに手になじむ印象を与える。
- スチール関節軸
- 塗装仕上げのスチール関節軸は耐久性に優れ、回転機構の円滑な動作を長期にわたり維持する。経年による塗装の小さな擦れは使い込んだ味わいとして許容できるが、気になる場合はZanotta正規販売店を通じたメンテナンス相談が可能である。
日常メンテナンスの方法
- 棚板・支柱(MDF表面)
- 柔らかい布での乾拭きが基本。汚れが付着した場合は、薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取り、その後乾拭きで仕上げる。研磨剤やアルコール系クリーナーはエンボス塗装を損傷するため使用不可。水気は速やかに拭き取ること。
- スチール関節軸
- 乾拭きで充分。回転機構の動作が重くなった場合は、関節部分の清掃が有効。可動部への注油はZanotta正規販売店に相談の上で実施することを推奨する。
- 設置面
- 70kg(7段モデル)の自重があるため、フローリング上での設置にはフェルトパッドの使用を推奨する。棚板の回転に伴う微振動が床面に影響しないよう、適切な保護が望ましい。
修理・パーツ交換
Zanotta社は現在もJoyの製造を継続しており、正規販売店を通じてパーツの交換や修理の相談が可能である。関節軸や棚板のスチール補強エレメントなど、構造上の主要部品についてはメーカー在庫として管理されている。Zanotta社への問い合わせ先:communication@zanotta.it
どこで買うか:正規販売店と購入方法
国内正規販売店・取扱店
- METROCS(メトロクス)
- Zanotta社の日本国内正規ディーラー。ザノッタのサッコ、ボビーワゴンなど主要製品の取り扱い実績があり、Joyの取り寄せ・見積もりに対応可能。公式サイト:metrocs.jp
- IL DESIGN(イル デザイン)
- 東京デザインセンター内のイタリア家具直輸入専門店。Zanotta製品を現地正規代理店より直輸入し、お求めやすい価格を提供。張り地サンプル・資料等の用意あり。公式サイト:italia-kagu.com
- DOPA(ドーパ)
- Zanotta製品の取り扱いに対応するインテリア家具専門店。各メーカー本社販売中の商品の注文が可能。見積もり・コーディネート相談に対応。公式サイト:dopa.co.jp
- CASE STUDY NAGOYA
- 名古屋のデザイン家具専門店。Zanotta製品の取り扱い実績あり。公式サイト:casestudynagoya.jp
海外正規販売店
- Zanotta公式サイト(zanotta.com)
- Joyの詳細仕様、カラーバリエーション、3Dデータのダウンロードが可能。Store Locatorから世界各国の正規販売店を検索可能。本社所在地:Via Vittorio Veneto 57, 20834 Nova Milanese (MI), Italy / TEL:+39-0362-4981
- Barthome(barthome.shop)
- イタリアのデザイン家具オンラインストア。Joy参考価格:€2,750〜。カラー・サイズ選択のうえ注文可能。納期約5〜6週間。
- Milia Shop(miliashop.com)
- イタリアのデザイン家具専門オンラインショップ。Zanotta Joy正規品の取り扱いあり。
- Tomassini Arredamenti(tomassini.com)
- イタリアのインテリアショップ。見積もり依頼に対応。
中古・ヴィンテージ市場
Joyは1989年の発表以降、継続的に製造されているため、中古市場にも一定の流通がある。Deesup(欧州のデザイン家具中古マーケット)などにおいて、状態の良い中古品が取引されることがある。中古品の購入に際しては、関節軸の回転機構の円滑さ、エンボス塗装の傷や剥がれの有無、棚板の反りや変形を慎重に確認いただきたい。
購入時チェックリスト
- 正規品であることの確認(Zanotta社の製品タグ・保証書の有無)
- モデルの選択(5段 / 7段)——設置空間の天井高と用途に応じて決定
- カラーの選択(タルク / ヘンプ / アマランス / エスプレッソ / ブラック / バーガンディ)
- 設置場所の床面強度確認(7段モデルは70kg)
- 搬入経路の確認(7段モデルはH1900mmの完成品出荷)
- フローリング保護パッドの手配
- 納期の確認(受注生産のため約5〜6週間)
配送・設置に関する注意事項
Joyは完成品として出荷されるため、組み立て作業は不要である。ただし、7段モデル(H1900mm、70kg)は相当な大きさと重量があるため、搬入経路(エレベーター、階段、扉幅)の事前確認が必須である。自立式で壁面固定工事は不要であるが、安定した水平面に設置すること。海外からの個人輸入の場合は、国際配送料、関税・消費税の負担を考慮いただきたい。
コーディネート事例
イタリアン・ラディカルデザインスタイル
Joyのデザイン的文脈を最も深く反映するスタイル。同じZanotta社のSacco(サッコ、ガッティ・パオリーニ・テオドーロ)、Mezzadro(メッツァドロ、カスティリオーニ兄弟)、Shanghai(シャンハイ、デ・パス・ドゥルビーノ・ロマッツィ)など、イタリアン・デザインの革新性を象徴する作品群と組み合わせる。空間全体が「デザインとは何か」という問いかけの場となる、知的で遊び心に満ちたコーディネートである。
コンテンポラリー・ミニマルスタイル
タルク(白系)またはブラックのJoyを、白を基調としたミニマルな空間に配するスタイル。Joyの彫刻的なフォルムが空間の唯一のアクセントとなり、棚板に配された書籍やオブジェが色彩と質感の要素を担う。B&B ItaliaやCassina、Molteni&Cなど、イタリアン・コンテンポラリーの家具との組み合わせが効果的である。
エクレクティック・ミックススタイル
アマランスやバーガンディなどの色彩豊かなJoyを、北欧ヴィンテージ家具やミッドセンチュリーモダンの名作と組み合わせるスタイル。イタリアン・デザインの大胆さと北欧の温かみが交差する折衷的な空間において、Joyはユーモアと知性を空間に加えるキーピースとして機能する。
設置場所の目安
- 5段モデル(W840×D300×H1320mm)
- 棚板を全開に広げた場合、直径約1700mm程度の円形スペースが必要。壁際に寄せて棚板を半円状に広げる場合は、壁面からの出幅約850mm×幅約1700mm程度のスペースを確保する。6畳程度の空間にも無理なく設置可能。
- 7段モデル(W960×D300×H1900mm)
- 棚板を全開に広げた場合、直径約1900mm程度の円形スペースが必要。室内中央に配する場合は、周囲に充分な動線スペースを確保すること。8畳以上の空間での使用が望ましい。天井高2100mm以上であれば設置可能であるが、上部の余白を考慮すると2300mm以上が理想的である。
よくある質問
- Zanotta Joyの価格はどのくらいですか?
- 海外の正規販売店における参考価格は€2,750〜で、カラーやモデル(5段 / 7段)により異なります。日本国内での購入価格は、関税・消費税・配送料を含めて約45万〜55万円程度が税込目安となります。正確な価格は国内正規販売店への見積もり依頼を推奨します。
- どこで購入できますか?
- 国内ではMETROCS(メトロクス)、IL DESIGN(東京デザインセンター)、DOPA、CASE STUDY NAGOYAなどのZanotta正規取扱店で購入・取り寄せが可能です。海外ではZanotta公式サイトのStore Locatorから世界各国の正規販売店を検索できます。
- 実物を確認できる場所はありますか?
- 国内正規取扱店の店頭に展示されている場合がありますので、来店前に展示状況をお問い合わせください。海外ではZanotta社のショールーム(ノーヴァ・ミラネーゼ本社)およびミラノ市内のZanotta取扱店にて確認できます。ミラノサローネ期間中にはZanottaブースでの展示も行われます。
- リプロダクトはありますか?
- Zanotta Joyのリプロダクト品は存在しません。Zanotta S.p.A.が製造する正規品のみが入手可能です。
- 棚板はどのくらいの重さに耐えられますか?
- 棚板の内部にはスチール補強コーナーエレメントが組み込まれており、一般的な書籍や雑誌の収納に充分な耐荷重を有します。ただし、極端に重い書籍や物品を片側に集中して載せると回転のバランスに影響するため、適度な分散配置を心がけてください。Zanotta社は具体的な数値を公表していないため、詳細は正規販売店にお問い合わせください。
- 組み立ては必要ですか?
- Joyは完成品として出荷されるため、組み立て作業は不要です。開梱して設置場所に置くだけで使用開始できます。ただし、7段モデルは高さ1900mm、重量70kgあるため、搬入と設置には2名以上での作業を推奨します。
- 日常のメンテナンスはどのようにすればよいですか?
- 柔らかい布での乾拭きが基本です。汚れが付着した場合は薄めた中性洗剤で対応してください。研磨剤やアルコール系クリーナーは塗装を傷めるため使用不可です。回転機構の動作不良時は、Zanotta正規販売店にご相談ください。
- 他に検討すべきカスティリオーニの名作はありますか?
- アキッレ・カスティリオーニは、照明のArco、Taccia、Toio(いずれもフロス)、スツールのMezzadro、Sella(いずれもザノッタ)など、デザイン史に残る数多くの名作を遺しています。Joyとこれらの作品を組み合わせることで、カスティリオーニの設計哲学を体現する空間が完成します。詳しくはアキッレ・カスティリオーニ プロフィールページをご覧ください。