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モデル46ソファは、フィン・ユールが1946年に設計した長椅子である。ハウス・オブ・フィン・ユールが製造する。木の枠が座面と背もたれを支え、離れる箇所がある。2人掛けにあたる。

このページでは、木の枠と座面の関係、樹種と張地の選択、ライセンスを受けていない製品との違い、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

モデル46ソファの正規品は、Onecollection(House of Finn Juhl)がデンマークにおいて製造している。フィン・ユールの夫人ハンネ・ヴィルヘルム・ハンセンより正式に製造権を付与された唯一のメーカーであり、オリジナルの品質と精神を忠実に継承した製品を生み出している。以下に、現行正規品の詳細仕様を記す。

正式名称 モデル46ソファ
製造ブランド ハウス・オブ・フィン・ユール
サイズ 幅1,320 × 奥行750 × 高さ800mm。座面の高さ420mm
重量 取扱店に確認する
フレーム素材 3種から選ぶ。2種の樹種の無垢材と、黒の塗装がある
張り地 布、革、羊の毛皮から選ぶ。選べる範囲は取扱店に確認する
構造 無垢材の枠、ばねを内蔵する座布団、手縫いによる張り
構造の特徴 木の枠が座面と背もたれを支える。離れる箇所がある
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない。同じ設計者の他の作品では、MoMA が肘掛椅子(1946年、収蔵番号 125.1952)を収蔵している
価格 ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。樹種と張地で価格が変わる
座布団とボタン 座布団とボタンは張地と同じ素材が標準。異なる素材の組み合わせも選べる
納期 受注生産。納期は取扱店に確認する
スタッキング 重ねられない

木の枠と座面の関係

木の枠が座面と背もたれを支える。離れる箇所がある。

そのため、枠の木部が外から見える。木目と仕上げが印象に関わる。

離れた箇所には隙間が生じる。落ちたものが入り込む場合がある。

張地と枠は別に手入れする。素材が異なるためである。

選び分けの目安

見え方で選ぶ場合
枠の木部が外から見える。樹種と張地の組み合わせによる。
手入れの手間を考える場合
張地と枠を別に手入れする。素材が異なる。
使い勝手を確かめる場合
座面と枠のあいだに隙間が生じる箇所がある。

樹種と張地の選択

枠は3種から選ぶ。2種の樹種の無垢材と、黒の塗装がある。

塗装の仕上げでは木目が見えなくなる。無垢材とは印象が変わる。

張地は布、革、羊の毛皮から選ぶ。座布団とボタンは張地と同じ素材が標準にあたる。

座布団とボタンに異なる素材を組み合わせることもできる。取扱店に相談する。

選び分けの目安

見え方で選ぶ場合
塗装の仕上げでは木目が見えなくなる。
座布団を確かめる場合
張地と同じ素材が標準。異なる組み合わせも選べる。
張地を選びたい場合
布、革、羊の毛皮から選ぶ。選べる範囲を取扱店に確認する。

ライセンスを受けていない製品との違い

本製品には、ライセンスを受けていない類似の製品が流通する。

比較項目 正規品 ライセンスを受けていない製品
製造 ハウス・オブ・フィン・ユールによる 製造元は個々に異なる
無垢材。3種から選ぶ 公表されない場合がある
座布団 ばねを内蔵する 公表されない場合がある
張り 手縫いによる 個々に確認が要る
部品の供給 取扱店を通じて相談できる 個々に異なる

枠が座面と背もたれを支え離れる箇所がある構成のため、枠の材質と接合は強度に関わる。確認する事項になる。

選び分けの目安

強度を確かめる場合
枠の材質と接合を確認する。離れる箇所を持つ構成にあたる。
座り心地を確かめる場合
座布団のばねと張りの仕様が関わる。実際に座って確かめる。
長く使う前提の場合
部品の供給と張り替えの対応を確かめる。

同じ設計者・同種の製品との比較

木の枠が見える製品は、寸法と座面の構成で性格が分かれる。

比較項目 モデル46 チーフテンチェア CH163 ソファ
用途 長椅子(2人掛け) 椅子 長椅子(3人掛け)
木(座面と離れる箇所がある) 木(座面と離れる箇所がある) 木(外から見える)
1,320mm 1,000mm 1,950mm
座面の高さ 420mm 345mm 410mm
座布団 ばねを内蔵する 詰め物に革を張る 裏返せる

選び分けの目安

置き場所から決める場合
幅1,320mm。2人掛けにあたる。
立ち座りを考える場合
座面の高さ420mm。椅子より高い。
同じ設計者で揃える場合
枠が座面と離れる構成に共通する要素がある。

使用感と設置条件

座面の構成

ばねを内蔵する座布団による。手縫いで張る。

座面の高さは420mm。長椅子としては標準的な部類にあたる。

肘掛け

木の枠が肘掛けを兼ねる。腕を置く箇所が木の面にあたる。

張地の部分とは触れた感触が異なる。

搬入

幅1,320mm。搬入経路を確かめる。

重量は取扱店に確認する。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

無垢材の枠は日光で色が変わる。湿度の変化で伸縮する。

革の張地は使用によって色と質感が変わる。布の張地は日光で色褪せる。

羊の毛皮は摩擦で毛が抜ける場合がある。

座布団のばねは経年で弾力が変わる場合がある。

日常の手入れ

木の枠
乾いた布で拭く。仕上げに応じた手入れを取扱店に確認する。
張地
素材に応じて手入れする。方法を取扱店に確認する。
座面と枠の隙間
埃が溜まる場合がある。柔らかい刷毛で払う。
置き場所
直射日光、暖房の風、床暖房を避ける。木部と張地の色が変わる。

修理と部品

張地の交換とばねの補修については、取扱店を通じて相談する。手縫いによる張りにあたる。

木部の補修もあわせて確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

受注生産にあたる。枠の仕上げと張地を決めてから製作される。納期を確かめる。

実物を確認する

木の枠が肘掛けを兼ねる感触は、実物で確かめられるとよい。

樹種と張地の組み合わせも現物で分かる。

中古の流通

当初は別の製作者によるものであった。製法と素材が異なる場合があるため、年式を確かめる。

確認箇所は、張地の状態、座布団のばね、枠の接合部、木部の割れと色の変化である。

購入前チェックリスト

  • 木の枠が外から見えること
  • 座面と枠のあいだに隙間が生じる箇所があること
  • 枠の仕上げ(塗装では木目が見えなくなる)
  • 張地の選択(布/革/羊の毛皮)
  • 座布団とボタンの素材の組み合わせ
  • 置き場所(幅1,320mm)と搬入経路
  • 木の枠が肘掛けを兼ねること
  • 受注生産の納期

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。樹種と張地で価格が変わります。
どこで購入できますか?
ハウス・オブ・フィン・ユールの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産にあたるため納期もお確かめください。
木の部分は見えますか?
木の枠が座面と背もたれを支え、離れる箇所があるため枠の木部が外から見えます。木目と仕上げが印象に関わります。
座面と枠のあいだに隙間はありますか?
離れた箇所には隙間が生じます。落ちたものが入り込む場合があり、埃も溜まるため柔らかい刷毛で払ってください。
枠の仕上げは選べますか?
2種の樹種の無垢材と黒の塗装の3種から選べます。塗装の仕上げでは木目が見えなくなり、無垢材とは印象が変わります。
張地はどのように選びますか?
布、革、羊の毛皮から選べます。座布団とボタンは張地と同じ素材が標準ですが、異なる素材を組み合わせることもできます。取扱店にご相談ください。
設置に必要な寸法を教えてください。
幅1,320×奥行750×高さ800mm、座面の高さは420mmです。2人掛けにあたります。搬入経路もお確かめください。
手入れはどうすればよいですか?
木の枠は乾いた布で拭き、仕上げに応じた手入れを取扱店にご確認ください。張地は素材に応じて手入れします。張地と枠は素材が異なるため別に手入れすることになります。