このページについて
プリズマティック・テーブルは、イサム・ノグチが1957年に設計し、ヴィトラが復刻生産する小さなテーブルである。折り曲げた3枚のアルミニウム板を接合し、六角形の天板と3本の脚をつくる。
このページでは、仕様、3枚の板の色の構成、屋外での使用、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
イサム・ノグチの設計思想や経歴について詳しくはイサム・ノグチ プロフィールページをご覧ください。
プリズマティック・テーブルのデザインストーリーについて詳しくはプリズマティック・テーブル紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
ヴィトラはイサム・ノグチ財団と協力し、2002年からノグチのデザインの復刻版を製造している。
| 正式名称 | Prismatic Table |
|---|---|
| 素材 | 粉体塗装のアルミニウム板(スムース仕上げ) |
| 構造 | 折り曲げた3枚のアルミニウム板を接合し、六角形の天板と3本の脚をつくる |
| カラー | 3種。いずれも3枚の板を異なるグレーの濃淡で塗り分ける(light grey – three tone、grey – three tone、dark grey – three tone) |
| 屋外使用 | 一時的な屋外使用が可能。長時間の雨、雪、直射日光は避け、置いておくなら雨風の当たらない屋根の下にする |
| 価格 | 110,000円(税込、ヴィトラ日本法人の公式オンラインショップ、2026年10月時点) |
3枚の板の色の構成
現行の3種は、3枚の板をそれぞれ異なる濃さのグレーで塗る。1台の中で面ごとに濃淡が変わるため、見る角度によって色の組み合わせが違って見える。ヴィトラの資料によれば、ノグチは当初から色の異なる板を組み合わせ、複数台を並べたときに模様ができる使い方を考えていた。
六角形の天板は、複数台を並べると隙間なく寄せられる。
使用感と設置条件
寸法と用途
天板が小さく低いため、ソファや低い椅子の脇に置き、飲み物や本を載せる用途に向く。軽いアルミニウム板の構造なので持ち運びやすい反面、横から押されると動きやすい。
屋外での使用
ヴィトラは一時的な屋外使用を認めているが、長時間の雨、雪、直射日光は避けるよう求めている。屋外で使ったあとは水気と汚れを拭き取り、出しっぱなしにしない。
床との関係
脚の先も塗装したアルミニウムで、床に金属が直接当たる。床材によっては保護材を付ける。
同種の机との比較
小型のテーブルは、1台で置くか組で使うかで性格が分かれる。
| 比較項目 | プリズマティック | B 9 ネストテーブル | ペドレラコーヒーテーブル |
|---|---|---|---|
| 種類 | サイドテーブル(1台) | ネストテーブル(入れ子の組) | コーヒーテーブル |
経年変化とメンテナンス
素材に起きること
粉体塗装は、折り曲げた稜線の部分から擦れて下地が見えやすい。板は薄いため、強い力が加わると変形することがある。
日常の手入れ
- 表面
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
- 水分
- 拭き取って残さない。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ヴィトラ日本法人の公式オンラインショップで購入できるほか、ヴィトラの日本語公式サイトで取扱店を検索できる。
中古の流通
現行の3トーンのほかに、単色で塗られた以前の仕様も流通している。確認箇所は、塗装の剥がれ、板の変形、接合部の緩みである。
購入前チェックリスト
- 色の選択(3種。いずれも3枚の濃淡の組み合わせ)
- 天板の大きさと載せたいもの
- 屋外は一時的な使用に限ること
- 金属の脚が床に当たること
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ヴィトラ日本法人の公式オンラインショップでは110,000円(税込、2026年10月時点)です。3色とも同じ価格です。
- どこで購入できますか?
- ヴィトラ日本法人の公式オンラインショップで購入できます。取扱店はヴィトラの日本語公式サイトで検索できます。
- 素材は何ですか?
- 粉体塗装を施したアルミニウム板です。折り曲げた3枚の板を接合して、六角形の天板と3本の脚をつくっています。
- 色は選べますか?
- ライトグレー、グレー、ダークグレーを基調にした3種があり、いずれも3枚の板を異なる濃淡で塗り分けています。見る角度によって色の組み合わせが変わります。
- 単色のものはありますか?
- 現行の仕様は3種とも3トーンです。単色の以前の仕様は中古で見つかることがあります。
- 屋外で使えますか?
- 一時的な使用はできますが、長時間の雨、雪、直射日光は避けてください。置いておく場合は屋根の下にし、使ったあとは水気と汚れを拭き取ってください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 柔らかい布で拭き、研磨剤は使わないでください。水分は拭き取って残さないようにします。