このページについて

57ソファは、フィン・ユールが1957年に設計し、同年コペンハーゲンのチボリ公園で初めて展示された長椅子である。ハウス・オブ・フィン・ユールが2000年に最初に復刻した作品で、現在も同社が製造している。

このページでは、正規品の仕様、脚と張地の選択、寸法と搬入、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

高い肘掛けが座面を囲む形で、本体は張地で覆われ、金属の脚の先に木の脚先が付く。公式サイトによれば、張りはデンマークで手作業で行い、座面にはばねが入る。

型番 FJ 5700
脚 ステンレス鋼またはバーニッシュ仕上げの鋼
脚先 ウォールナットまたはオーク(ダークオイル/クリアオイル)
張り地 布または革
重量 65kg(公式の製品シート)
価格 公式サイトに価格の掲載はない(2026年10月時点)。取扱店に問い合わせる

張地を2色に分ける

公式サイトの張地の選択肢には、1色で張る組み合わせと、2色を組み合わせた組み合わせ(Hallingdal、Écriture、Vidar、Watercolour の各シリーズ)がある。掲載例では、本体を1色、背とクッションを別の色で張っている。

色の組み合わせで印象が大きく変わるため、張地の見本を取扱店で確かめたい。

寸法と搬入

幅は2,340mmあり、重量は65kgある。搬入経路の幅、曲がり角、階段を事前に測り、運び込む人手を確保しておく。

床に触れるのは木の脚先である。床材によっては保護材を用いる。

同じ設計者・同種の長椅子との比較

比較項目 57ソファ モデル46ソファ CH163 ソファ
脚 金属(脚先は木) 木 無垢材のフレーム
幅 2,340mm 1,320mm 1,950mm
重量 65kg 42kg 公表なし
張地 布または革(2色の組み合わせあり) 布、革(羊の毛皮の例あり) 公式サイト掲載は革

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

張地は日光と熱で乾燥し色があせる。ストーブや暖房器具の近く、長時間の直射日光は避ける。2色で張った場合は、色によってあせ方に差が出ることがある。

日常の手入れ

ハウス・オブ・フィン・ユールの手入れの案内は次のとおりである。

布
清潔なノズルで掃除機をかける(できれば毎週)。軽い染みは湯冷ましで固く絞った布で取り、強くこすらない。落ちにくい染みは専門のクリーニングに相談する。
革
乾いた柔らかい布で拭き、こぼした液体はすぐに拭き取る。革の種類に合ったクリーナーやクリームを使う。
脚先(オイル仕上げの木部)
乾いた柔らかい布で拭く。乾いて見えたら元と同じ種類のオイルを薄く塗る(年1〜2回まで)。オイルを含んだ布は自然発火することがあるため、水を入れた密閉容器で保管して処分する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトに国別の取扱店一覧を載せている。日本の欄には東京、京都、大阪、名古屋、福岡など各地の21件が並ぶ(2026年10月時点)。価格と納期は取扱店に問い合わせる。

注文時に決めるのは、脚の金属、脚先の樹種、張地(1色か2色か)である。

中古の流通

確認する箇所は、張地の傷みと色あせ、座面のばねのへたり、脚の仕上げの状態、脚先の擦れである。

購入前チェックリスト

  • 置き場所と搬入経路(幅2,340mm、重量65kg)
  • 脚の金属(ステンレス/バーニッシュ仕上げの鋼)と脚先の樹種
  • 張地を1色にするか2色にするか
  • 受注生産の納期

よくある質問

価格はどのくらいですか?
ハウス・オブ・フィン・ユールの公式サイトには価格の掲載がありません(2026年10月時点)。脚と張地で価格が変わるため、取扱店にお問い合わせください。
日本ではどこで購入できますか?
公式サイトの取扱店一覧に、日本の取扱店が21件掲載されています(2026年10月時点)。東京、京都、大阪、名古屋、福岡など各地にあります。
重さはどのくらいですか?
公式の製品シートでは65kgです。幅も2,340mmあるため、搬入経路と人手を事前に確かめてください。
張地を2色にできますか?
できます。公式サイトには2色を組み合わせた張地の選択肢があり、掲載例では本体と、背・クッションで色を分けています。
脚の構成を教えてください。
脚はステンレス鋼かバーニッシュ仕上げの鋼で、先端にウォールナットかオークの脚先が付きます。
座面にばねは入っていますか?
入っています。公式サイトによれば、張りはデンマークで手作業で行い、座面にはばねが入ります。
いつから製造されていますか?
ハウス・オブ・フィン・ユールが2000年に最初に復刻したフィン・ユール作品で、それ以来同社が製造しています。
手入れはどうすればよいですか?
布張りは清潔なノズルで掃除機をかけ、軽い染みは固く絞った布で取ります。革は乾いた柔らかい布で拭いてください。暖房器具の近くと長時間の直射日光は避けてください。