このページについて
57ソファは、フィン・ユールが1957年に設計した長椅子である。ハウス・オブ・フィン・ユールが製造する。金属の脚の先端に木の部材が付く。張地を2色に分けて指定できる。
このページでは、張地を2色に分けられること、脚と脚先の構成、寸法と設置、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
フィン・ユールの設計思想や経歴について詳しくはフィン・ユール プロフィールページをご覧ください。
57ソファのデザインストーリーについて詳しくは57ソファ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
57ソファはハウス・オブ・フィン・ユールが製造する。張地を2色に分けて指定できる。以下に仕様を記す。
| 正式名称 | 57ソファ |
|---|---|
| 製造ブランド | ハウス・オブ・フィン・ユール |
| サイズ | 幅2,340 × 奥行830 × 高さ860mm |
| 座面の高さ | 380mm |
| 座る人数 | 2〜3人が座る寸法にあたる |
| 脚部 | 2種の金属から選ぶ。焼き付けた鋼とステンレス鋼がある |
| 脚の先端 | 脚の先端に木の部材が付く。2種の樹種から選ぶ |
| 内部構造 | 手で編んだばねを座面に用いる |
| 張地 | 布と革から選ぶ。手縫いによる張り |
| 張地の指定 | 1色で揃える指定と、2色に分ける指定がある |
| 収蔵 | 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない。同じ設計者の他の作品では、MoMA が肘掛椅子(1946年、収蔵番号 125.1952)を収蔵している |
| 価格 | ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。張地で価格が変わる |
| 重量 | 約40〜50kg。仕様によって異なる |
| 納期 | 受注生産。納期は取扱店に確認する |
張地を2色に分けられること
張地を1色で揃える指定と、2色に分ける指定がある。
2色に分ける場合、座面と背もたれで色が変わる。境目が現れる。
組み合わせによって印象が大きく変わる。実物または見本で確かめられるとよい。
張地は布と革から選ぶ。手縫いによる張りにあたる。
選び分けの目安
- 見え方で選ぶ場合
- 2色に分けられる。境目が現れる。
- 組み合わせを決める場合
- 印象が大きく変わる。見本で確かめられるとよい。
- 手入れの手間を考える場合
- 布と革で条件が異なる。2色に分ける場合は両方を確かめる。
脚と脚先の構成
脚は2種の金属から選ぶ。焼き付けた鋼とステンレス鋼がある。
脚の先端に木の部材が付く。2種の樹種から選ぶ。
床に接する箇所は木にあたる。金属の脚と床が直接触れない構成による。
木の部材は経年で擦れる。床材によっては傷が付く。
選び分けの目安
- 見え方で選ぶ場合
- 金属の脚と木の先端の組み合わせによる。
- 床材を確かめる場合
- 床に接する箇所は木にあたる。保護材の要否を確かめる。
- 長く使う前提の場合
- 木の部材は経年で擦れる。状態を確かめる。
寸法と設置
幅2,340 × 奥行830 × 高さ860mm。座面の高さは380mm。
2〜3人が座る寸法にあたる。幅が2,340mmある。
重量は約40〜50kg。搬入経路と重量をあわせて想定する。
座面の高さ380mmは低い部類にあたる。立ち座りの動作を確かめられるとよい。
選び分けの目安
- 置き場所を決める場合
- 幅2,340 × 奥行830mm。実測する。
- 搬入を考える場合
- 約40〜50kg。経路と重量を想定する。
- 立ち座りを考える場合
- 座面の高さ380mm。低い部類にあたる。
同じ設計者・同種の長椅子との比較
長椅子は枠の構成と張地の指定で性格が分かれる。
| 比較項目 | 57ソファ | モデル46ソファ | CH163 ソファ |
|---|---|---|---|
| 脚 | 金属(先端は木) | 木の枠 | 木 |
| 張地の指定 | 2色に分けられる | 座布団とボタンで分けられる | 1種から選ぶ |
| 幅 | 2,340mm | 1,320mm | 1,950mm |
| 座面の高さ | 380mm | 420mm | 410mm |
| 座面の構成 | 手で編んだばね | ばねを内蔵する座布団 | 座布団(裏返せる) |
選び分けの目安
- 置き場所から決める場合
- 幅2,340mm。他の製品より大きい。
- 見え方で選ぶ場合
- 張地を2色に分けられる。1種から選ぶ製品とは異なる。
- 床材を確かめる場合
- 床に接する箇所は木にあたる。他の製品と同じ条件による。
使用感と設置条件
座面の構成
手で編んだばねを座面に用いる。詰め物を重ねて張る。
座布団を持たない構成にあたる。沈みは張地の表面に現れる。
背もたれと肘掛け
背もたれと肘掛けが連続する。張地で覆われる。
木の枠は外から見えない。脚と脚先のみが露出する。
搬入
幅2,340mm、約40〜50kg。経路を確かめる。
分解できる構造かは取扱店に確認する。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
布の張地は日光で色褪せる。摩擦で毛羽立つ場合がある。
革の張地は使用によって色と質感が変わる。乾燥すると硬くなる。
手で編んだばねは経年で弾力が変わる場合がある。
脚先の木の部材は床に接して擦れる。金属の脚は仕上げによって変化が異なる。
日常の手入れ
- 布の張地
- 埃を払う。生地によって手入れの方法が異なる。取扱店に確認する。
- 革の張地
- 乾いた柔らかい布で拭く。水分をすぐに拭き取る。
- 脚
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
- 脚先の木の部材
- 擦れを定期的に確かめる。床に接する箇所にあたる。
修理と部品
張地の交換とばねの補修については、取扱店を通じて相談する。手縫いによる張りにあたる。
脚先の木の部材の交換もあわせて確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
受注生産にあたる。脚の仕様と張地を決めてから製作される。納期を確かめる。
実物を確認する
張地を2色に分けた場合の見え方は、実物または見本で確かめられるとよい。
座面の高さ380mmでの座り心地も現物で分かる。
中古の流通
相場は脚の仕様、張地、状態で幅があり、一定していない。
確認箇所は、張地の状態、ばねの弾力、脚先の木の部材、脚の仕上げである。
購入前チェックリスト
- 張地の指定(1色で揃えるか2色に分けるか)
- 脚の仕様(2種の金属)と脚先の樹種
- 床に接する箇所が木であること
- 置き場所(幅2,340 × 奥行830mm)と搬入経路
- 重量約40〜50kg
- 座面の高さ380mm
- 座布団を持たないこと
- 受注生産の納期
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ハウス・オブ・フィン・ユールは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。張地で価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- ハウス・オブ・フィン・ユールの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産にあたるため納期もお確かめください。
- 張地を2色にできますか?
- 1色で揃える指定と2色に分ける指定があります。2色に分ける場合は座面と背もたれで色が変わり境目が現れます。組み合わせによって印象が大きく変わるため、実物または見本でお確かめください。
- 脚の構成を教えてください。
- 脚は焼き付けた鋼とステンレス鋼の2種から選べ、先端に木の部材が付きます。樹種も2種から選べます。
- 床は傷つきませんか?
- 床に接する箇所は脚先の木の部材で、金属の脚と床が直接触れない構成です。木の部材は経年で擦れ、床材によっては傷が付くため保護材の要否をお確かめください。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅2,340×奥行830×高さ860mm、座面の高さは380mmです。2〜3人が座る寸法にあたり、重量は約40〜50kgのため搬入経路と重量をあわせて想定してください。
- 座布団はありますか?
- 持ちません。手で編んだばねを座面に用い、詰め物を重ねて張ります。沈みは張地の表面に現れます。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 布の張地は埃を払い、生地によって手入れの方法が異なるため取扱店にご確認ください。革の張地は乾いた柔らかい布で拭いてください。脚先の木の部材は床に接する箇所のため擦れを定期的にお確かめください。