このページについて
デダル シェルフは、マチュー・マテゴーが1955年に設計した棚である。グビが権利者の許諾のもと製造する。穴の開いた金属板と金属の管による。壁に固定し、水平と垂直のどちらの向きにも設置できる。
このページでは、2つの向きで設置できること、壁への固定、複数を組み合わせる構成、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
マチュー・マテゴーの設計思想や経歴について詳しくはマチュー・マテゴー プロフィールページをご覧ください。
デダル シェルフのデザインストーリーについて詳しくはデダル シェルフ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
デダル シェルフはGUBI社がマテゴーの遺族監修のもと復刻・製造する現行生産品である。単体シェルフとして販売され、複数台を組み合わせることでモジュラー的な壁面構成が可能となる。
| 正式名称 | デダル シェルフ |
|---|---|
| ブランド | グビ |
| 復刻 | 権利者の許諾のもと製造される。当初の設計にもとづく |
| 生産状況 | 現行の製品。1台単位で販売される |
| 素材 | 穴の開いた金属板と金属の管による |
| 仕上げ | 塗装による |
| サイズ | 幅890 × 奥行195 × 高さ485mm |
| カラーバリエーション | 複数の色から選ぶ。取り扱われる色は時期によって変わる場合がある |
| 取り付け | 壁に固定する。水平と垂直のどちらの向きにも設置できる。完成した状態で届く |
| モジュラー性 | 複数を並べて設置できる。水平と垂直を組み合わせられる。1台のみでも用いられる |
| 保証 | メーカーの保証の対象。期間は取扱店に確認する |
| 収蔵 | 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない |
| 価格 | グビは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる |
2つの向きで設置できること
水平と垂直のどちらの向きにも設置できる。向きによって、収納できるものと見え方が変わる。
水平に設置すると、幅890mmの棚として使える。奥行は195mmにあたる。
垂直に設置すると、高さ890mmの棚になる。壁の幅が限られる場所にも収まる。
設置後に向きを変える場合、壁の固定をやり直すことになる。穴の位置も変わる。
選び分けの目安
- 壁の幅が限られる場合
- 垂直に設置すると幅485mmに収まる。水平では890mmを要する。
- 収納するものから決める場合
- 奥行195mmと浅い。書籍や小物が対象にあたる。
- 後から向きを変える場合
- 壁の固定をやり直すことになる。穴の位置も変わる。
壁への固定
壁に固定して用いる。床に脚を置く構成ではないため、壁の強度が前提になる。
石膏ボードのみの壁では、固定できない場合がある。下地の位置と種別を先に確かめる。
賃貸の住居では、壁に穴を開けられるかを確かめる。撤去した後の補修も考える。
載せられる重さは壁の状態にも左右される。重いものを載せる場合、取扱店に確認する。
選び分けの目安
- 設置場所を決める場合
- 壁の下地の位置と種別を先に確かめる。石膏ボードのみでは固定できない場合がある。
- 賃貸の住居の場合
- 壁に穴を開けられるかを確かめる。撤去した後の補修も考える。
- 載せるものを想定する場合
- 載せられる重さは壁の状態にも左右される。取扱店に確認する。
複数を組み合わせる構成
1台単位で販売される。1台のみでも用いられる。
複数を並べて設置できる。水平と垂直を組み合わせられる。
組み合わせる場合、それぞれを壁に固定することになる。下地の位置が複数箇所で必要になる。
後から買い足す場合、同じ色が取り扱われているかを確かめる。色の展開は時期によって変わる場合がある。
選び分けの目安
- まず1台試す場合
- 1台のみでも用いられる。後から買い足せる。
- 複数を並べる場合
- それぞれを壁に固定する。下地の位置が複数箇所で必要になる。
- 後から買い足す場合
- 同じ色が取り扱われているかを確かめる。展開は時期によって変わる場合がある。
同種の棚との比較
壁に取り付ける棚は、構成の自由度と設置の条件で性格が分かれる。
| 比較項目 | デダル シェルフ | ストリングシステム | カーリ ウォールシェルフ |
|---|---|---|---|
| 素材 | 穴の開いた金属板 | スチールの線材と棚板 | オークの無垢材と鋼 |
| 設置 | 壁に固定(水平/垂直) | 壁に取り付けまたは床置き | 壁に固定する |
| 販売の単位 | 1台単位 | 部材ごと | 4つの仕様から選ぶ |
| 組み立て | 完成した状態で届く | 工具を用いずに組む | 壁への固定を要する |
| 奥行 | 195mm | 200/300mm | 350/550mm |
選び分けの目安
- 浅い棚を求める場合
- 奥行195mm。書籍や小物が対象にあたる。
- 組み立てを避けたい場合
- 完成した状態で届く。壁への固定のみを要する。
- 1台から始めたい場合
- 1台単位で販売される。後から買い足せる。
使用感と設置条件
穴の開いた金属板
板に穴が開いている。背後の壁が透けて見える。壁の色も見え方に関わる。
小さいものを載せると、穴から落ちる場合がある。
穴に埃が溜まる。刷毛で払うことになる。
寸法
幅890 × 奥行195 × 高さ485mm。垂直に設置する場合、幅485mm × 高さ890mmになる。
奥行195mmと浅い。収納するものが収まるかを確かめる。
色の選択
複数の色から選ぶ。取り扱われる色は時期によって変わる場合がある。
穴から壁が見えるため、壁の色との組み合わせで見え方が変わる。
経年変化とメンテナンス
素材に起きること
塗装した金属は擦れると下地が現れる。そこから錆が進む。
穴の縁は塗装が薄くなりやすい。載せるものの出し入れで擦れる。
日光に長く当たると色が変わる場合がある。
長期の荷重で撓む場合がある。載せるものの重さを見直す。
日常の手入れ
- 表面
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
- 穴
- 埃が溜まる。柔らかい刷毛で払う。
- 水分
- 残さない。塗装が傷んだ箇所から錆が進む。
- 固定部
- 緩みを定期的に確かめる。
補修
塗装が剥がれた場合や撓んだ場合の対応については、取扱店に確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
グビは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
取り扱われる色は時期によって変わる場合がある。複数を揃える場合、必要な数を確かめる。
実物を確認する
穴から壁が透けて見える。現物で見え方が変わる。
奥行195mmに収納するものが収まるかも確かめられるとよい。
設置前の確認
壁の下地の位置と種別を確かめる。複数を組み合わせる場合、下地の位置が複数箇所で必要になる。
水平と垂直のどちらで設置するかを先に決める。穴の位置が変わる。
購入前チェックリスト
- 設置の向き(水平 幅890mm/垂直 幅485mm)
- 壁の下地の位置と種別
- 賃貸の場合、壁に穴を開けられるか
- 奥行195mm(収納するものが収まるか)
- 穴から小さいものが落ちる場合があること
- 色の選択(壁の色との組み合わせ)
- 複数を組み合わせる場合、下地の位置が複数箇所で必要になること
- 後から買い足す場合、同じ色の取り扱い
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- グビは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
- どこで購入できますか?
- グビの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。取り扱われる色は時期によって変わる場合があります。
- 縦にも横にも使えますか?
- 水平と垂直のどちらの向きにも設置できます。水平では幅890mm×高さ485mm、垂直では幅485mm×高さ890mmになります。設置後に向きを変える場合、壁の固定をやり直すことになり穴の位置も変わります。
- どんな壁に取り付けられますか?
- 壁に固定して用いるため、壁の強度が前提になります。石膏ボードのみの壁では固定できない場合があります。下地の位置と種別を先にお確かめください。賃貸では壁に穴を開けられるかもご確認ください。
- どのくらいの重さを載せられますか?
- 載せられる重さは壁の状態にも左右されます。重いものを載せる場合は取扱店にご確認ください。長期の荷重で撓む場合もあります。
- 小さいものを置けますか?
- 板に穴が開いているため、小さいものを載せると穴から落ちる場合があります。奥行195mmと浅く、書籍や小物が対象にあたります。
- 複数を組み合わせられますか?
- 1台単位で販売され、複数を並べて設置できます。水平と垂直を組み合わせることもできます。ただしそれぞれを壁に固定するため、下地の位置が複数箇所で必要になります。後から買い足す場合は同じ色の取り扱いをお確かめください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 表面は柔らかい布で拭いてください。研磨剤は塗装を削ります。穴には埃が溜まるため柔らかい刷毛で払ってください。水分を残すと塗装が傷んだ箇所から錆が進みます。固定部の緩みも定期的にお確かめください。