このページについて

デダル シェルフ(Dédal Shelf)は、マチュー・マテゴーが1955年に設計した壁掛けの棚で、現在はグビが復刻品を製造している。金属の管と穴の開いた金属板を組み合わせた構成である。

このページでは、正規品の仕様、壁への固定、複数を組み合わせる構成、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

グビの公式サイトに載る現行の仕様は次のとおりである。

正式名称 Dédal Shelf
素材 金属。金属の管と穴の開いた金属板による
仕上げと色 3色。Cream White Semi Matt(RAL 9001)、Soft Black Semi Matt(RAL 9011)、Stone Grey Semi Matt(RAL 7037)
棚板の寸法 幅89 × 厚さ1 × 奥行19.5cm
重量 4.2kg
使用環境 屋内用
保証 2年(グビ公式サイトの表記)
公式価格(米国) 489ドル(税別、グビ公式オンラインストア、2026年10月時点)。3色とも同じ価格

壁への固定と組み合わせ

床に置く脚はなく、壁に固定して使う。荷重はすべて壁と固定具にかかるため、取り付ける位置の下地を先に確かめる。石膏ボードだけの壁では、下地のある位置を選ぶか、ボード用の固定具を使うことになる。グビは耐荷重の数値を公表していない。

1台単位で販売される。グビの製品説明は、複数を段違いに並べると棚の形がつながって幾何学的な模様をつくると紹介している。複数を並べる場合は、1台ごとに壁への固定が要る。

色は3色に限られる。後から買い足すときは、同じ色が引き続き販売されているかを確かめる。

同種の棚との比較

壁に取り付ける棚のうち、素材と設置方法の異なる2つと並べる。

比較項目 デダル シェルフ ストリングシステム カーリ ウォールシェルフ
素材 金属の管と穴の開いた金属板 金属の側板と棚板 オークと鋼
設置 壁に固定 壁に固定、または床置き用の側板で自立 壁に固定
構成 1台で完結する棚を並べる 側板と棚板を組み合わせて構成する 棚板と金具が一体の棚

使用感とメンテナンス

穴の開いた金属板

棚板に穴が開いているため、背後の壁が透けて見え、光が当たると壁に点の影が落ちる。壁の色によって見え方が変わる。小さな物や先の細い物は穴に引っかかったり落ちたりすることがある。奥行は19.5cmで、文庫本や小物、器を並べる程度の棚である。

日常の手入れ

塗装面は乾いた柔らかい布で拭く。研磨剤の入った洗剤やたわしは塗装を傷める。穴に溜まった埃は柔らかい刷毛で払う。塗装が欠けた箇所は水分が残ると錆の起点になるので、濡れたら拭き取る。固定具の緩みは時々確かめる。

どこで買うか

グビは公式オンラインストアで欧米向けに販売している。日本向けの公式オンラインストアは確認できなかった。グビ公式サイトの取扱店一覧(2026年10月時点)で日本の取扱先として載っているのは、東京の法人向け販売店1社である。国内で購入する場合は、取扱店に正規の流通品であることと保証の扱いを確かめる。

購入前チェックリスト

  • 取り付ける壁の下地の位置と種別
  • 賃貸の場合、壁に穴を開けられるか
  • 奥行19.5cmに載せたい物が収まるか
  • 穴から小さな物が落ちることがある点
  • 色(3色)と壁の色との組み合わせ
  • 複数を並べる場合の台数と、それぞれの固定位置

よくある質問

価格はどのくらいですか?
グビの米国公式オンラインストアでは489ドル(税別、2026年10月時点)です。3色とも同じ価格です。日本円の公式価格は確認できませんでした。
どこで購入できますか?
グビは欧米向けに公式オンラインストアを運営しています。公式サイトの取扱店一覧で日本の取扱先として載っているのは、東京の法人向け販売店1社です(2026年10月時点)。国内の販売店で買う場合は、正規の流通品かどうかと保証の扱いをご確認ください。
色は何色ありますか?
現行はCream White Semi Matt、Soft Black Semi Matt、Stone Grey Semi Mattの3色です。いずれも半艶の塗装仕上げです。
大きさと重さを教えてください。
棚板は幅89cm、奥行19.5cm、厚さ1cmで、重量は4.2kgです。奥行が浅いため、本や小物を並べる用途に向きます。
どのくらいの重さを載せられますか?
グビは耐荷重の数値を公表していません。荷重は壁と固定具にかかるため、下地のある位置に固定してください。
屋外で使えますか?
グビの仕様では屋内用です。屋外や浴室など湿気の多い場所は想定されていません。
保証はありますか?
グビの公式サイトでは、製品の保証期間を2年としています。国内の販売店で購入した場合の扱いは、購入先にご確認ください。
手入れはどうすればよいですか?
乾いた柔らかい布で拭き、穴に溜まった埃は柔らかい刷毛で払ってください。研磨剤は塗装を傷めます。塗装が欠けた箇所は水分が残ると錆びやすくなります。