このページについて
クーリエは、ロナン・ブルレックが2025年に発表した机である。ヴィトラが製造する。背面に棚を備えた二段の構成による。作業面の奥行は505mm。
このページでは、二段の構成と作業面、寸法と設置、素材と手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
Ronan Bouroullecの設計思想や経歴について詳しくはロナン・ブルレック プロフィールページをご覧ください。
Courierデスクのデザインストーリーについて詳しくはCourierデスク紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
Courierデスクの正規品仕様を以下に整理する。Vitra社の公式情報および正規販売店の提供データに基づく。
| 正式名称 | クーリエ |
|---|---|
| 製造ブランド | ヴィトラ |
| 天板 | 合板にオークの突板を貼る |
| 脚 | 鋳造したアルミニウム。粉体塗装の仕上げ |
| サイズ | 幅1,200 × 奥行725 × 高さ895mm |
| 天板の高さ | 745mm。床から天板の上面まで |
| 棚の高さ | 895mm。床から棚の上端まで |
| 作業面の奥行 | 505mm。棚の手前の範囲にあたる |
| 天板の仕上げ | 2種から選ぶ。仕上げが異なる。一方は油の仕上げ、他方は保護の塗装による |
| 脚の色 | 3色から選ぶ |
| 収蔵 | 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない |
| 価格 | ヴィトラは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。天板と脚の仕上げで価格が変わる |
| 付属品 | 木の天板の手入れ用の道具が付属する |
| 構成 | 背面に薄い棚を備える。天板の縁が緩やかに立ち上がる |
天板のナチュラルオーク仕上げはオイル塗装により木目の自然な表情を活かした温かみのある質感を、ダークオーク仕上げは保護ワニスによるモダンで落ち着いた印象を提供する。ベースの3色展開は、いずれもテクスチャー感のある粉体塗装により、光の反射を抑えた上質な佇まいを実現している。
二段の構成と作業面
背面に薄い棚を備える。天板と棚の二段による。
作業面の奥行は505mm。全体の奥行725mmのうち、棚の手前の範囲にあたる。
そのため、画面を置く場合は棚に載せることになる。手前が作業面として残る。
天板の縁が緩やかに立ち上がる。小物が転がり落ちにくい。
選び分けの目安
- 画面を置く場合
- 背面の棚に載せる。手前が作業面として残る。
- 作業面の広さを確かめる場合
- 奥行505mm。全体の奥行とは異なる。
- 小物を置く場合
- 天板の縁が立ち上がる。転がり落ちにくい。
寸法と設置
幅1,200 × 奥行725 × 高さ895mm。天板の高さは745mm。
棚の上端は895mm。天板より150mm高い。
壁に寄せて置く構成にあたる。棚が背面にあるためである。
天板の高さ745mmと組み合わせる椅子を確かめる。座面の高さとの関係が関わる。
選び分けの目安
- 置き場所を決める場合
- 幅1,200 × 奥行725mm。壁に寄せて置く構成にあたる。
- 椅子と組み合わせる場合
- 天板の高さ745mm。座面の高さとの関係を確かめる。
- 棚の高さを確かめる場合
- 上端895mm。天板より150mm高い。
素材と手入れ
天板は合板にオークの突板を貼る。2種の仕上げから選ぶ。
油の仕上げは塗膜をつくらない。定期的な手入れを要する。保護の塗装ではこの手間がない。
脚は鋳造したアルミニウムによる。粉体塗装の仕上げで3色から選ぶ。
木の天板の手入れ用の道具が付属する。
選び分けの目安
- 手入れの手間を考える場合
- 油の仕上げは定期的な手入れを要する。保護の塗装では要さない。
- 見え方で選ぶ場合
- 天板2種と脚3色の組み合わせによる。
- 取り扱いを考える場合
- 突板による。深い傷は下地が現れる。
同種の机との比較
机は天板の構成と設置の条件で性格が分かれる。
| 比較項目 | クーリエ | ゲリドン | フローレンス・ノル ダイニングテーブル |
|---|---|---|---|
| 棚 | 背面に備える | 持たない | 持たない |
| 設置 | 壁に寄せて置く | 四方から使える | 四方から使える |
| 天板の高さ | 745mm | 740mm | 取扱店に確認する |
| 天板の素材 | 合板に突板を貼る | 無垢材または合板 | 複数から選ぶ |
| 脚 | 鋳造したアルミニウム | 木と鋼 | 鋼管と鋼の棒 |
選び分けの目安
- 画面を置く場合
- 背面に棚を備える。棚を持たない机とは条件が異なる。
- 置き場所を決める場合
- 壁に寄せて置く構成にあたる。四方から使う机とは異なる。
- 手入れの手間を考える場合
- 天板の仕上げを2種から選ぶ。
使用感と設置条件
天板の縁
縁が緩やかに立ち上がる。小物が転がり落ちにくい。
いっぽうで平らではない。書き物の際は下敷きを用いることもできる。
背面の棚
薄い棚による。書籍や画面を載せる用途にあたる。
耐えられる重量は取扱店に確認する。
床との関係
脚は鋳造したアルミニウムによる。床に接する箇所も金属にあたる。
床材によっては傷が付く。保護材の要否を確かめる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
オークの突板は日光で色が変わる。油の仕上げではとくに進む。
突板は薄い。深い傷は下地が現れる。
粉体塗装の脚は擦れると下地が現れる。床に接する箇所から進みやすい。
木は湿度の変化で伸縮する。急な乾燥は割れを招く。
日常の手入れ
- 天板
- 乾いた布で拭く。油の仕上げでは付属の道具で定期的に手入れする。
- 脚
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。
- 棚
- 埃が溜まる。天板とあわせて手入れする。
- 置き場所
- 直射日光、暖房の風、床暖房を避ける。木部の色の変化と割れを招く。
修理と部品
天板の傷や脚の塗装については、取扱店を通じて相談する。
突板による構成のため、補修の可否も確かめる。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ヴィトラは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
2025年に発表された製品にあたる。取り扱いの開始時期と納期を確かめる。
実物を確認する
作業面の奥行505mmは、実物で確かめられるとよい。
天板の縁が立ち上がる形状も現物で分かる。
中古の流通
2025年に発表された製品にあたる。中古の流通は限られる。
確認箇所は、天板の傷と色の変化、脚の塗装、棚の状態である。
購入前チェックリスト
- 作業面の奥行505mm(全体の奥行とは異なる)
- 背面に棚があること(壁に寄せて置く構成)
- 置き場所(幅1,200 × 奥行725mm)
- 天板の高さ745mmと組み合わせる椅子
- 天板の仕上げ(油の仕上げは定期的な手入れを要する)
- 脚の色の選択
- 天板の縁が立ち上がること
- 金属の脚が床に接すること
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ヴィトラは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。天板と脚の仕上げで価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- ヴィトラの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。2025年に発表された製品のため、取り扱いの開始時期と納期もお確かめください。
- 作業面の広さを教えてください。
- 奥行505mmです。全体の奥行725mmのうち、背面の棚の手前の範囲にあたります。
- 画面は置けますか?
- 背面の薄い棚に載せることになり、手前が作業面として残ります。棚が耐えられる重量は取扱店にご確認ください。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅1,200×奥行725×高さ895mm、天板の高さは745mmです。棚が背面にあるため壁に寄せて置く構成にあたります。
- 天板の縁はどうなっていますか?
- 緩やかに立ち上がり、小物が転がり落ちにくくなっています。いっぽうで平らではないため、書き物の際は下敷きを用いることもできます。
- 天板の仕上げは選べますか?
- 2種から選べます。油の仕上げは塗膜をつくらないため定期的な手入れを要し、保護の塗装ではこの手間がありません。木の天板の手入れ用の道具が付属します。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 天板は乾いた布で拭き、油の仕上げでは付属の道具で定期的に手入れしてください。脚は柔らかい布で拭き、研磨剤は塗装を削ります。突板は薄いため深い傷は下地が現れます。