このページについて
エッグチェアは、アルネ・ヤコブセンが1958年に発表した椅子である。フリッツ・ハンセンが製造する。成形した殻に張地を張る。台が回転し、背もたれの傾きを調節できる。
このページでは、回転と傾きの調節、寸法と搬入、張地と台の選択、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
アルネ・ヤコブセンの設計思想や経歴について詳しくはアルネ・ヤコブセン プロフィールページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
エッグチェアの正規品は、デンマークのフリッツ・ハンセン社のみが製造している。モデル番号3316として管理され、すべての製品にシリアルナンバーが付与される。以下に、正規品の主要な仕様を記す。
| 正式名称 | エッグチェア |
|---|---|
| 製造ブランド | フリッツ・ハンセン |
| 主要素材 | 殻はガラス繊維で強化した樹脂にフォームを重ねる。台はアルミニウム、脚は鋼による |
| サイズ | 幅860 × 奥行790 × 高さ1,070mm。座面の高さ約370mm |
| 重量 | 約20kg |
| 張地 | 布と革から選ぶ。選べる範囲は取扱店に確認する |
| 台の仕上げ | 複数の仕上げから選ぶ |
| 納期 | 受注生産。納期は取扱店に確認する |
| 収蔵 | 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない |
| 価格 | フリッツ・ハンセンは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。張地と台の仕上げで価格が変わる |
| 足を置く台(別売) | 足を置く台が別売で用意される |
| 回転と傾き | 台が回転する。背もたれの傾きを体重に応じて調節できる |
| 重ねられるか | 重ねられない |
張地は布と革から選ぶ。選べる範囲は取扱店に確認する。カタログにない仕様への対応も相談できる場合がある。
回転と傾きの調節
台が回転する。座ったまま向きを変えられる。
背もたれが傾く。傾きの固さを体重に応じて調節できる。
そのため、体格に合わせて座り心地を変えられる。調節の部材が付く。
可動する箇所にあたる。動きと緩みを定期的に確かめる。
選び分けの目安
- 座り方を考える場合
- 回転し背もたれも傾く。固さを調節できる。
- 体格に合わせたい場合
- 傾きの固さを調節できる。実際に座って確かめられるとよい。
- 長く使う前提の場合
- 可動する箇所にあたる。動きと緩みを確かめる。
寸法と搬入
幅860 × 奥行790 × 高さ1,070mm。椅子としては大きい部類にあたる。
重量は約20kg。回転するため周囲に空間が要る。
殻が高く身体を包む。座面の高さは約370mmと低い。
足を置く台が別売で用意される。組み合わせる場合は置き場所も想定する。
選び分けの目安
- 置き場所を決める場合
- 幅860 × 奥行790mm。回転する空間も想定する。
- 搬入を考える場合
- 高さ1,070mm、約20kg。経路を確かめる。
- 脚を伸ばしたい場合
- 足を置く台が別売で用意される。
張地と台の選択
張地は布と革から選ぶ。選べる範囲は取扱店に確認する。
曲面が連続する形状のため、張り替えは業者による作業になる。
台は複数の仕上げから選ぶ。張地との組み合わせで印象が変わる。
受注生産にあたる。張地と台を決めてから製作される。
選び分けの目安
- 見え方で選ぶ場合
- 張地と台の仕上げの組み合わせによる。
- 手入れの手間を考える場合
- 布と革で条件が変わる。取扱店に確認する。
- 長く使う前提の場合
- 張り替えは業者による作業になる。対応を確かめる。
同じ設計者・同種の椅子との比較
椅子は機構と寸法で性格が分かれる。
| 比較項目 | エッグチェア | スワンチェア | ウームチェア |
|---|---|---|---|
| 回転 | する | する | しない |
| 傾きの調節 | 固さを調節できる | 傾く | 固定される |
| 高さ | 1,070mm | 770mm | 約790〜900mm |
| 重量 | 約20kg | 約9.4〜12kg | 約16kg |
| 座面の高さ | 約370mm | 400mm | 約380〜410mm |
選び分けの目安
- 座り方を考える場合
- 傾きの固さを調節できる。他の椅子とは条件が異なる。
- 置き場所を決める場合
- 高さ1,070mm。3件のなかで最も高い。
- 搬入を考える場合
- 約20kg。他の椅子より重い。
使用感と設置条件
座り心地
殻が高く身体を包む形状による。頭部まで覆う。
座面の高さは約370mm。低い部類にあたる。
寸法
高さ1,070mm。椅子としては高い部類にあたる。
回転するため周囲に空間が要る。
床との関係
台が床に接する。回転する構成による。
約20kgの重量が集中する。床材への影響を確かめる。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
布の張地は日光で色褪せる。摩擦で毛羽立つ場合がある。
革の張地は使用によって色と質感が変わる。乾燥すると硬くなる。
フォームは経年で沈む。座る位置によって差が生じる。
回転軸と傾きの箇所は繰り返し動く。動きが変わる場合がある。
日常の手入れ
- 布の張地
- 埃を払う。生地によって手入れの方法が異なる。取扱店に確認する。
- 革の張地
- 乾いた柔らかい布で拭く。水分をすぐに拭き取る。
- 台と脚
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は仕上げを損なう。
- 回転軸と調節の箇所
- 動きと緩みを定期的に確かめる。可動する箇所にあたる。
修理と部品
張地の交換については、取扱店を通じて相談する。業者による作業になる。
回転軸と調節の箇所の補修もあわせて確認する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
フリッツ・ハンセンは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。
受注生産にあたる。張地と台の仕上げを決めてから製作される。納期を確かめる。
実物を確認する
傾きの固さの調節は、実際に座って確かめられるとよい。
高さ1,070mmの大きさも現物で分かる。
中古の流通
製造の時期によって張地の選択肢が異なる場合がある。年式を確かめる。
確認箇所は、張地の状態、フォームの沈み、回転軸と調節の箇所の動き、台の仕上げである。
購入前チェックリスト
- 台が回転し背もたれの傾きの固さを調節できること
- 置き場所(幅860 × 奥行790mm。回転する空間)
- 搬入経路(高さ1,070mm、約20kg)
- 座面の高さ約370mm(低い部類にあたる)
- 張り替えが業者による作業になること
- 台の仕上げの選択
- 足を置く台が別売であること
- 可動する箇所の定期的な確認
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- フリッツ・ハンセンは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。張地と台の仕上げで価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- フリッツ・ハンセンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産にあたるため納期もお確かめください。
- 回転しますか?
- 台が回転し座ったまま向きを変えられます。背もたれも傾き、傾きの固さを体重に応じて調節できます。
- 座り心地はどうですか?
- 殻が高く身体を包み頭部まで覆います。座面の高さは約370mmで低い部類にあたります。傾きの固さを調節できるため実際に座ってお確かめください。
- 設置に必要な寸法を教えてください。
- 幅860×奥行790×高さ1,070mmで椅子としては大きい部類にあたります。回転するため周囲に空間も必要です。重量約20kgのため搬入経路もお確かめください。
- 足を置く台はありますか?
- 別売で用意されます。組み合わせる場合は置き場所も想定してください。
- 張り替えはできますか?
- 曲面が連続する形状のため業者による作業になります。対応を取扱店にご確認ください。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 布の張地は埃を払い、革の張地は乾いた柔らかい布で拭いてください。回転軸と調節の箇所は可動する箇所のため動きと緩みを定期的にお確かめください。