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タヴォロ・コン・ルオテは、ガエ・アウレンティが1980年に設計しフォンタナ・アルテが製造するローテーブルである。厚さ15mmのガラス板の四隅に、金具を介してキャスターを直接取り付ける。脚を持たない。

このページでは、選べる寸法と重量、キャスターによる移動の条件、同種のテーブルとの比較、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

タヴォロ・コン・ルオテは、フォンタナ・アルテ社がイタリアで製造する現行商品である。正方形と長方形の複数サイズが展開されており、空間の大きさや用途に応じて選べる。組み立て式で、屋内での使用を前提とする。

正式名称 タヴォロ・コン・ルオテ / Tavolo con Ruote(車輪付きテーブル)
製造 フォンタナ・アルテ。イタリア
天板 強化した透明のフロートガラス。厚さ15mm。縁は面取りされる
脚部 ゴムのキャスター4個。黒く塗装した金具でガラスに取り付ける
高さ 250mm。全寸法で共通
サイズ展開(正方形) 1,000×1,000/1,100×1,100/1,200×1,200/1,500×1,500mm
サイズ展開(長方形) 1,400×700/1,500×1,000mm
重量 寸法により異なる。1,000×1,000mmで約38kg、1,500×1,500mmで約90kg
組み立て 組立式。キャスターを天板に取り付ける
使用環境 屋内専用
参考価格帯(税込目安) フォンタナ・アルテは公式サイトで価格を公表していない(2026年8月19日確認)。正規取扱店への問い合わせによる。寸法で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受ける
納期 在庫の状況によって変わる。受注生産となる場合がある
保証 販売地域の規定による
美術館収蔵 MoMA テーブル ウィズ ホイールズ(model 2652、1980年) 収蔵番号 348.1982

構造は単純である。15mm厚の強化フロートガラスの縁に面取り加工が施され、黒塗装の金属ブラケットを介して工業用ゴムキャスターが取り付けられる。透明なガラスと黒く無骨なキャスター。この対比が本作の見え方のすべてを決めている。床面から25cmという低い天板は視線を遮らず、それでいてガラスの厚みが確かな重さを感じさせる。キャスターは自由回転式で、移動も容易である。

類似商品・競合との比較

ローテーブルは、天板を何が支えるかで性格が分かれる。脚を持つか、天板そのものに支持を付けるかによって、床との関係と移動のしやすさが変わる。

比較項目 タヴォロ・コン・ルオテ E1027 アジャスタブルテーブル DLM サイドテーブル / ドント・リーブ・ミー サイドテーブル
天板の支持 四隅にキャスターを直接取り付ける 支柱から片持ちで張り出す 3本の脚
移動 押して転がす 本体を抱える ハンドルで持ち上げる
高さ 250mm(固定) 無段階で変えられる 440mmまたは650mm
天板の素材 ガラス(厚さ15mm) ガラスまたは金属 粉体塗装のスチール
重量 約38〜90kg 軽い 軽い

選び分けの目安

設置後に位置を変える場合
キャスターで押して転がせる。重量があっても床の上を移動させられる。持ち上げる方式では、この寸法と重量では難しい。
低い位置に置く場合
高さ250mmは一般的なローテーブルより低い。ソファに座った位置からは、やや見下ろす角度になる。
床材に制約がある場合
ゴムのキャスターが床に接する。柔らかい床材では、重量により跡が残る。

使用感と設置条件

キャスターによる支持

脚を持たず、ガラス板の四隅に金具を介してキャスターを直接取り付ける。天板と床のあいだに構造がないため、下を見通せる。

押して転がせるが、重量は寸法によって約38〜90kg。1,500×1,500mmの仕様では、動かすのに相応の力が要る。組み立てた状態での移動は、床材への負担も考えて行う。

キャスターは固定できない。床に傾斜があると、意図せず動くことがある。

寸法の選択

正方形は1,000×1,000/1,100×1,100/1,200×1,200/1,500×1,500mm。長方形は1,400×700/1,500×1,000mm。高さは250mmで共通する。

1,500×1,500mmは、一般的な居室では床の大きな範囲を占める。周囲に人が通る余裕があるかを確かめる。

ガラスの天板

厚さ15mmの強化ガラス。縁は面取りされる。透明のため、床材や敷物がそのまま見える。設置場所の床の見え方が、テーブルの印象を左右する。

重い物を天板の中央に集中して置くことは避ける。強化ガラスは面への荷重に強いが、縁や角への衝撃には弱い。

搬入と組み立て

組立式で、キャスターを天板に取り付ける。ガラス板は分割できないため、天板単体の寸法が搬入経路を通るかを確認する。1,500×1,500mmでは、階段やエレベーターの寸法が制約になる。

ガラス板の重量は寸法によって数十kgに及ぶ。運搬には複数人を要する。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

ガラスは経年で変質しない。いっぽうで割れると補修できない。強化ガラスは割れると全体が細かく砕けるため、部分的な損傷にとどまらない。

キャスターのゴムは経年で硬化する。硬くなると床への当たりが強くなり、跡が残りやすくなる。金具の塗装は擦れると下地が出る。

日常の手入れ

天板
ガラス用の洗剤で拭ける。透明のため指紋と埃が目立つ。
キャスター
ゴムに埃と髪の毛が絡む。回転が渋くなった場合、取り除く。
取り付け部
金具とガラスの接合部に緩みがないか、定期的に確かめる。

どこで買うか

取扱店の調べ方

フォンタナ・アルテは公式サイトで製品情報を公開している。同社は価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによる。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

注文の際に決めるのは寸法である。正方形4種と長方形2種から選ぶ。

実物を確認する

高さ250mmが座る家具との関係でどう見えるかは、実物で確かめられるとよい。透明の天板は、置く床の見え方によって印象が変わる。

中古の流通

1980年以降の個体が流通している。相場は年式、寸法、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、ガラスの欠けとひび(とくに縁と角)、キャスターのゴムの硬化とひび割れ、金具の塗装と取り付け部の緩みである。ガラスに損傷がある場合、補修はできない。

購入前チェックリスト

  • 寸法の選択(正方形4種/長方形2種。高さは250mmで共通)
  • 設置場所の床の広さと、周囲を人が通る余裕
  • 重量(約38〜90kg。運搬には複数人を要する)
  • 搬入経路(ガラス板は分割できない)
  • 床材(ゴムのキャスターが接する。重量により跡が残る)
  • 床の傾斜(キャスターは固定できない)
  • 透明の天板のため床材や敷物が見えること
  • 中古の場合、ガラスの縁と角の状態

よくある質問

価格はどのくらいですか?
フォンタナ・アルテは公式サイトで価格を公表しておらず、正規取扱店への問い合わせによります(2026年8月19日確認)。寸法で価格が変わり、輸入品のため為替の影響も受けます。
どこで購入できますか?
フォンタナ・アルテの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
どの寸法を選べばよいですか?
正方形は1,000×1,000/1,100×1,100/1,200×1,200/1,500×1,500mm、長方形は1,400×700/1,500×1,000mmです。高さは250mmで共通します。1,500×1,500mmは一般的な居室では床の大きな範囲を占めるため、周囲に人が通る余裕があるかをお確かめください。
移動できますか?
キャスターで押して転がせます。ただし重量は寸法によって約38〜90kgあり、1,500×1,500mmの仕様では動かすのに相応の力が要ります。キャスターは固定できないため、床に傾斜があると意図せず動くことがあります。
床に跡が残りませんか?
ゴムのキャスターが床に接します。柔らかい床材では、重量により跡が残ります。キャスターのゴムは経年で硬化し、硬くなると床への当たりが強くなります。
搬入できますか?
組立式でキャスターを天板に取り付けますが、ガラス板は分割できないため天板単体の寸法が搬入経路を通るかをご確認ください。1,500×1,500mmでは階段やエレベーターの寸法が制約になります。ガラス板の重量は数十kgに及び、運搬には複数人を要します。
ガラスは割れませんか?
厚さ15mmの強化ガラスです。面への荷重には強い一方、縁や角への衝撃には弱くなります。強化ガラスは割れると全体が細かく砕けるため、部分的な損傷にとどまりません。補修もできません。
手入れはどうすればよいですか?
天板はガラス用の洗剤で拭けます。透明のため指紋と埃が目立ちます。キャスターのゴムには埃と髪の毛が絡むため、回転が渋くなった場合は取り除いてください。金具とガラスの接合部に緩みがないか、定期的にお確かめください。