このページについて
タヴォロ・コン・ルオテは、ガエ・アウレンティが1980年に設計し、フォンタナ・アルテが製造するローテーブルである。面取りしたガラス板に、塗装した金具を介して工業用のキャスターを取り付ける。脚はない。
このページでは、選べる寸法、キャスターで動かすときの条件、同種のテーブルとの比較、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ガエ・アウレンティの設計思想や経歴について詳しくはガエ・アウレンティ プロフィールページをご覧ください。
タヴォロ・コン・ルオテのデザインストーリーについて詳しくはタヴォロ・コン・ルオテ紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
フォンタナ・アルテの製品仕様書では、天板は研磨したフロートガラス、キャスターは工業用で、黒く塗装した金属の金具で取り付けると説明されている。製造はイタリアである。
| 正式名称 | Tavolo con Ruote |
|---|---|
| 天板 | フロートガラス(透明)。縁は面取りされる |
| キャスター | 工業用キャスター4個。黒く塗装した金具でガラスに取り付ける |
| サイズ展開 | SMALL 1,400×700mm(F1000TB150TR00)/SMALL 1,000×1,000mm(F1110TB150TR00)/LARGE 1,100×1,100mm(F1120TB150TR20)/XL 1,200×1,200mm(F1130TB150TR30)/MEDIUM 1,500×1,000mm(F1010TB150TR10)/XXL(F1140TB150TR40) |
| 組み立て | 組立説明書が用意されている。キャスターはボルトとナットで天板に固定し、ガラスとの間にゴムのワッシャーを挟む |
類似商品・競合との比較
ローテーブルは、天板を何が支えるかで性格が分かれる。
| 比較項目 | タヴォロ・コン・ルオテ | E1027 アジャスタブルテーブル | DLM サイドテーブル / ドント・リーブ・ミー サイドテーブル |
|---|---|---|---|
| 天板の支持 | 四隅にキャスターを直接取り付ける | クロームめっきの鋼管の支柱から片持ちで張り出す | 脚で支える |
| 移動 | 押して転がす | 持ち上げて運ぶ | 持ち手で持ち上げる |
| 高さ | 固定 | 変えられる | 固定 |
| 天板の素材 | フロートガラス | 透明ガラス、グレーのスモークガラス、黒塗装の金属 | 粉体塗装のスチール |
選び分けの目安
- 置いた後に位置を変える場合
- タヴォロ・コン・ルオテは持ち上げずに押して動かせる。ほかの2点は持ち上げて運ぶ。
- 低い位置に置く場合
- 天板の高さは250mmで、一般的なローテーブルより低い。ソファに座った位置からは見下ろす角度になる。
使用感と設置条件
キャスターによる支持
ガラス板の四隅に金具を介してキャスターを取り付ける。天板と床のあいだに構造がないため、下を見通せる。押して転がせる一方、床に傾斜があると動き出すことがある。
大きいサイズほどガラスが重くなり、動かすのに力が要る。キャスターが接する床材への負担も考えておく。
寸法の選択
正方形は1,000mm角から、長方形は1,400×700mmと1,500×1,000mmがある。XXLの寸法は製品ページに表記がない。大きいサイズは居室の床の広い範囲を占めるため、周囲に通路が取れるかを確かめる。
天板は透明なので、床材や敷物がそのまま見える。
搬入
ガラス板は分割できないため、天板の寸法が搬入経路を通るかを確認する。運搬には複数人が要る。
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
ガラスは経年で変質しないが、欠けや割れは補修できない。縁と角への衝撃に注意する。金具の塗装は擦れると下地が出る。
日常の手入れ
- 天板
- ガラス用の洗剤で拭ける。透明のため指紋と埃が目立つ。
- キャスター
- 車輪に埃や髪の毛が絡むと回転が渋くなる。取り除く。
- 取り付け部
- 金具とガラスを留めるナットに緩みがないかを確かめる。
どこで買うか
取扱店の調べ方
フォンタナ・アルテは公式サイトに取扱店の検索ページを設けている。日本国内の価格は取扱店に問い合わせることになる。
注文の際に決めるのはサイズである。製品仕様書の色の表記は、どのサイズも透明(ガラス)と黒(金具)である。
中古の流通
1980年代以降の個体が流通している。確認する箇所は、ガラスの欠けとひび(とくに縁と角)、キャスターの回転と傷み、金具の塗装と取り付け部の緩みである。
購入前チェックリスト
- サイズ(6種類)
- 設置場所の広さと、周囲の通路
- 搬入経路(ガラス板は分割できない)
- 床材と床の傾斜
- 中古の場合、ガラスの縁と角の状態
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- 日本国内の価格は取扱店にお問い合わせください。サイズによって価格が変わります。
- どこで購入できますか?
- フォンタナ・アルテの公式サイトに取扱店の検索ページがあります。
- どのサイズがありますか?
- 製品仕様書では、1,400×700mm、1,000×1,000mm、1,100×1,100mm、1,200×1,200mm、1,500×1,000mmと、XXLの6種類です。天板の高さは共通です。
- 天板は何でできていますか?
- 研磨したフロートガラスで、縁は面取りされています。キャスターは工業用で、黒く塗装した金属の金具で取り付けます。
- 移動できますか?
- キャスターで押して転がせます。大きいサイズほど重くなり、動かすのに力が要ります。床に傾斜があると動き出すことがあります。
- 搬入で気をつけることは?
- ガラス板は分割できないため、天板の寸法が搬入経路を通るかをご確認ください。運搬には複数人が必要です。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 天板はガラス用の洗剤で拭けます。キャスターに絡んだ埃や髪の毛は取り除き、金具を留めるナットに緩みがないかをときどきお確かめください。