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テーブル80Aは、アルヴァ・アアルトが1933年に設計した机である。アルテックが製造する。幅1,200 × 奥行600 × 高さ740mm。天板の仕上げを3種から選ぶ。同じ脚の構造で多くの寸法が展開される。

このページでは、天板の仕上げの選択、寸法の位置づけ、組み立てと床との関係、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

テーブル80Aは、アルテック(2013年よりヴィトラ社傘下、独立ブランドとして活動)の現行商品である。生産は半工業的に行われ、手仕事の比率が高い当初の製法をほぼ引き継いでいる。

正式名称 テーブル80A
ブランド アルテック
サイズ 幅1,200 × 奥行600 × 高さ740mm
脚部・エッジバンド バーチの無垢材。塗装の仕上げによる。曲げた脚を天板に直接取り付ける
天板芯材 仕様によって異なる。無垢材、木質の板、軽量の芯材による
天板仕上げ 3種から選ぶ。木の突板、化粧板、リノリウムによる
低天板高バージョン 高さの低い仕様も流通する。取扱店によって異なる
組み立て 平らな梱包で届く。脚の取り付けを要する
オプション 床を保護するフェルトの部材を別に注文できる
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない。同じ設計者の他の作品では、MoMA がスタッキングスツール(モデル60、1933年、収蔵番号 146.1958)ほかを収蔵している
価格 アルテックは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる
関連モデル 同じ脚の構造で複数の寸法が展開される。幅1,000mmから2,400mmまでの範囲による

天板の仕上げの選択

3種から選ぶ。木の突板、化粧板、リノリウムによる。

仕上げ 水分 経年での変化
木の突板 すぐに拭き取る 日光で色が変わる
化粧板 強い 擦れると下地が現れる
リノリウム 拭き取る 擦れが目立ちにくい

食卓として用いる場合、水分の扱いが関わる。机として用いる場合は擦れの目立ち方が関わる。

いずれの仕上げでも、縁と脚はバーチの無垢材による。天板の仕上げによらず木部が見える。

選び分けの目安

食卓として用いる場合
化粧板は水分に強い。木の突板ではすぐに拭き取る。
机として用いる場合
リノリウムは擦れが目立ちにくい。化粧板とは異なる。
木の質感を求める場合
木の突板を選ぶ。縁と脚はいずれの仕上げでも木による。

寸法の位置づけ

幅1,200 × 奥行600mm。同じ脚の構造で幅1,000mmから2,400mmまでの寸法が展開される。

本製品はその範囲のなかで小さい部類にあたる。2人から4人で用いる寸法である。

奥行600mmは浅い。向かい合って座る場合、距離が近くなる。

高さ740mm。高さの低い仕様も流通するため、用途に応じて取扱店に確認する。

選び分けの目安

人数から決める場合
2人から4人の寸法にあたる。同じ構造でより大きい寸法もある。
奥行を確かめる場合
600mmと浅い。向かい合って座ると距離が近くなる。
高さを確かめる場合
740mm。低い仕様も流通する。取扱店に確認する。

組み立てと床との関係

平らな梱包で届く。脚の取り付けを要する。

曲げた脚を天板に直接取り付ける構造にあたる。枠を持たないため、天板の下に空間が広い。

脚は木のため、床に接する箇所も木による。床材によっては傷が付く。

床を保護するフェルトの部材を別に注文できる。必要に応じて取扱店に確認する。

選び分けの目安

脚元の空間を確かめる場合
枠を持たない。天板の下に空間が広い。
床材を確かめる場合
木の脚が床に接する。保護の部材を別に注文できる。
搬入を考える場合
平らな梱包で届く。脚を外した状態で運べる。

同種の机との比較

食卓は寸法の決め方と天板の仕上げで性格が分かれる。

比較項目 テーブル80A スーパーエリプステーブル LC6テーブル
寸法 幅1,200 × 奥行600mm 8種から選ぶ 天板の素材によって決まる
脚の構成 曲げた脚を天板に直接取り付ける 棒が中央に集まる 鋼管の台
天板の仕上げ 木の突板/化粧板/リノリウム 化粧板/木の突板 ガラス/石/木
組み立て 脚の取り付けを要する 取扱店に確認する 取扱店に確認する
床に接する素材 金属 金属

選び分けの目安

置き場所が限られる場合
幅1,200 × 奥行600mm。小さい部類にあたる。
床材を確かめる場合
木の脚が床に接する。金属の脚とは条件が異なる。
搬入を考える場合
平らな梱包で届く。完成した状態で届く製品とは条件が異なる。

使用感と設置条件

天板の下の空間

枠を持たない。脚が天板に直接取り付く構造にあたる。

そのため、天板の下に空間が広い。椅子を寄せやすい。

木部の見え方

縁と脚はバーチの無垢材による。天板の仕上げによらず木部が見える。

木目の出方は個体によって異なる。

同じ構造の他の寸法

同じ脚の構造で複数の寸法が展開される。並べて用いることもできる。

取り扱われる寸法は取扱店によって異なる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

バーチの無垢材は日光で色が変わる。塗装の仕上げでも変化が生じる。

木の突板の天板も日光で色が変わる。接着が弱まると浮く。

化粧板は擦れると下地が現れる。角の部分から進みやすい。

リノリウムは経年で表面が硬くなる場合がある。

日常の手入れ

木の突板の天板
乾いた布で拭く。水分を残さない。直射日光を避ける。
化粧板の天板
柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
リノリウムの天板
柔らかい布で拭く。手入れの方法を取扱店に確認する。
脚と縁
乾いた布で拭く。床に接する箇所の状態も確かめる。

修理と部品

脚の交換や天板の補修については、取扱店を通じて相談する。

床を保護する部材の追加もあわせて確認する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

アルテックは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

天板の仕上げから選ぶ。取扱店によって扱う範囲が異なる。納期も確かめる。

実物を確認する

天板の仕上げによって見え方と手触りが変わる。実物で確かめられるとよい。

木目の出方も個体によって異なる。

中古の流通

相場は天板の仕上げ、年式、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、天板の傷と突板の浮き、脚の取り付け部の緩み、床に接する箇所の状態である。

購入前チェックリスト

  • 天板の仕上げ(水分と擦れの条件が異なる)
  • 置き場所の寸法(幅1,200 × 奥行600mm)
  • 奥行600mmと向かい合う距離
  • 高さ740mm(低い仕様も流通する)
  • 脚の取り付けを要すること
  • 木の脚が床に接すること
  • 床を保護する部材の要否
  • 同じ構造の他の寸法との比較

よくある質問

価格はどのくらいですか?
アルテックは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。天板の仕上げで価格が変わります。
どこで購入できますか?
アルテックの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
天板の仕上げはどう選べばよいですか?
木の突板、化粧板、リノリウムの3種から選べます。食卓として用いる場合は水分の扱いが関わり、化粧板は水分に強く木の突板ではすぐに拭き取ります。机として用いる場合はリノリウムが擦れの目立ちにくい仕上げです。
設置に必要な寸法を教えてください。
幅1,200×奥行600×高さ740mmです。同じ脚の構造で幅1,000mmから2,400mmまでの寸法が展開されるなかで小さい部類にあたり、2人から4人で用いる寸法です。
奥行600mmで足りますか?
浅い部類にあたるため、向かい合って座る場合は距離が近くなります。同じ構造でより大きい寸法もありますので、用途に応じてご検討ください。
組み立ては必要ですか?
必要です。平らな梱包で届き、脚の取り付けを要します。曲げた脚を天板に直接取り付ける構造で、枠を持たないため天板の下に空間が広くなります。
床は傷つきませんか?
脚は木のため床に接する箇所も木によります。床材によっては傷が付くため、床を保護するフェルトの部材を別に注文できます。取扱店にご確認ください。
手入れはどうすればよいですか?
木の突板の天板は乾いた布で拭き水分を残さず、直射日光を避けてください。化粧板は柔らかい布で拭き研磨剤は表面を傷めます。リノリウムは手入れの方法を取扱店にご確認ください。縁と脚は木のため乾いた布で拭いてください。