このページについて
モダン(Modern)は、ピエロ・リッソーニが設計し、ポッロが製造する収納のシステムである。縦横400mmを基本の単位とする箱を組み合わせ、収納、天板、棚などを構成する。
このページでは、構成要素と寸法、素材と仕上げ、設置の考え方、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
Porro Modernのデザインストーリーについて詳しくはPorro Modern紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・素材・システム構成
ポッロの説明では、モダンは正方形という幾何学的な形と、その形を空間の中で動かすという考えから生まれた。箱の側板と天板は45度で突き合わせて接合し、端を覆う板を使わずに済ませている。
| 製品名 | Modern(Modern cabinet collection) |
|---|---|
| 基本の単位 | 縦横400mm |
| 構成要素 | 床に置く箱、壁に吊る箱、台(pedane)、吊り棚(piano sospeso)、壁パネル。公式サイトでは用途別にリビング(テレビ・オーディオ)、ダイニング、ワーキングの構成例を示している |
| 本体の素材 | 中密度の木質ボードに、突板、つや消しまたは光沢の塗装、HDS、メラミン(black sugi/umber)のいずれかを施す。木と塗装色の組み合わせもできる |
| 扉 | 木質ボードの扉(突板または塗装、canneté 仕上げもある)、押し出し成形のアルミニウムの枠に強化ガラス(透明または色付き)を入れた扉 |
| 仕上げ | 突板は22種、塗装色は32色(つや消し・光沢)。ガラスも同じ色の展開がある |
| 価格 | ポッロの公式サイトに価格の掲載はない(2026年10月時点)。構成と仕上げで決まるため、取扱店に見積もりを依頼する |
構成要素と寸法
ポッロの技術資料に載る寸法は次のとおりである(単位mm)。
| 要素 | 幅(長さ) | 高さ | 奥行 |
|---|---|---|---|
| 床に置く箱 | 400/600/800/1200/1600 | 200/300/400/600/800/1200/1600 | 445/580 |
| 壁に吊る箱 | 400/600/800/1200/1600 | 200/300/400/600/800/1200/1600 | 340/445/580 |
| 台(pedane) | 1600/2000/2400 | 260/300 | 600/800 |
| 吊り棚 | 1600〜3200(200刻み) | 厚さ100 | 340/445/600 |
| 壁パネル | 1200〜2400(200刻み) | 800/1000/1200 | — |
組み合わせの数が多いため、設置場所の幅と高さを測り、取扱店と構成を詰めてから注文する。
素材と仕上げの選択
本体は突板、塗装、HDS、メラミンから選び、扉や台はそれぞれ別に仕上げを選べる。技術資料には、外側を塗装、内側を木(またはその逆)にする組み合わせも載っている。
壁パネルと台には木の版のほか、大理石(つや消し・光沢、ポリエステル仕上げもある)、トラバーチン、スチールの版がある。
設置の考え方
床に置く箱と壁に吊る箱があり、吊る場合は奥行340mmの浅い箱も選べる。壁に吊る構成では、壁の下地の位置と強度を事前に確かめる。石膏ボードだけの壁では、そのままでは固定できないことがある。
台や吊り棚を加えると、テレビやオーディオを載せる面をつくれる。
同種の収納との比較
壁面を構成する収納は、単位の決め方と素材で性格が分かれる。
| 比較項目 | モダン | モンタナシステム | リマデシオ ゼニット |
|---|---|---|---|
| 基本の単位 | 縦横400mm | 各製品ページを参照 | 各製品ページを参照 |
| 設置 | 床に置く箱と壁に吊る箱 | 各製品ページを参照 | 各製品ページを参照 |
| 素材 | 木質ボード(突板・塗装・HDS・メラミン)、アルミ枠のガラス扉 | 各製品ページを参照 | 各製品ページを参照 |
経年変化とメンテナンス
素材ごとに起きること
突板は日光で色が変わり、樹種によって変わり方が異なる。塗装の仕上げは擦れると艶が変わり、光沢の仕上げでは細かな傷が目立つ。ガラスの扉は指紋が残りやすい。
日常の手入れ
- 突板
- 乾いた柔らかい布で拭き、水分を残さない。
- 塗装
- 柔らかい布で拭く。研磨剤は使わない。
- ガラス
- 柔らかい布で拭く。
追加と調整
扉の建て付けの調整や、後からの要素の追加は取扱店に相談する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
ポッロの公式サイトの取扱店一覧には、日本の取扱店としてインテリアズ(INTERIORS INC、東京都港区南青山)が載っている(2026年10月時点)。構成、寸法、仕上げを決めて見積もりを依頼する。
購入前チェックリスト
- 設置場所の幅と高さ(箱の幅は400〜1600mm、高さは200〜1600mm)
- 床に置くか、壁に吊るか(吊る場合は壁の下地と強度)
- 奥行(床置き445/580mm、吊り340/445/580mm)
- 本体の仕上げ(突板22種/塗装32色/HDS/メラミン)
- 扉(木質ボード/アルミ枠のガラス)
- 台、吊り棚、壁パネルを加えるか
よくある質問
- 価格はどのくらいですか?
- ポッロの公式サイトには価格の掲載がありません(2026年10月時点)。構成と仕上げで価格が決まるため、取扱店に見積もりをご依頼ください。
- 日本ではどこで購入できますか?
- ポッロの公式サイトの取扱店一覧には、日本の取扱店としてインテリアズ(INTERIORS INC、東京都港区南青山)が掲載されています(2026年10月時点)。
- どのような単位で構成しますか?
- 縦横400mmが基本の単位です。箱の幅は400、600、800、1200、1600mm、高さは200mmから1600mmまで7種類あります。
- 奥行はどれくらいですか?
- 床に置く箱は445mmと580mm、壁に吊る箱は340mm、445mm、580mmです。
- 壁に取り付けられますか?
- 壁に吊る箱があります。壁の下地の位置と強度を事前にお確かめください。石膏ボードだけの壁では、そのままでは固定できないことがあります。
- 仕上げは何種類ありますか?
- 技術資料では、突板が22種、塗装色が32色(つや消しと光沢)です。ほかにHDS、メラミン(black sugi、umber)があり、外側と内側で仕上げを分けることもできます。
- 扉の種類は?
- 木質ボードの扉(突板または塗装、canneté仕上げもあります)と、アルミニウムの枠に強化ガラスを入れた扉があります。ガラスは透明のほか色付きも選べます。
- 手入れはどうすればよいですか?
- 突板は乾いた柔らかい布で拭き、水分を残さないでください。塗装の仕上げとガラスも柔らかい布で拭き、研磨剤は使わないでください。