このページについて
モデル232(A232)は、ボーエ・モーエンセンが設計し、FDBモブラーのカタログに1964年に載った収納家具である。長く中古市場で探される家具だったが、FDBモブラーが現行品として再び製造している。
このページでは、現行品の仕様、内部の組み立て方、設置の注意、中古品の確かめ方、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。
ボーエ・モーエンセンの設計思想や経歴について詳しくはボーエ・モーエンセン プロフィールページをご覧ください。
モデル232 チャイナキャビネットのデザインストーリーについて詳しくはモデル232 チャイナキャビネット紹介ページをご覧ください。
正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材
以下はFDBモブラー公式サイトの製品情報による(2026年10月時点)。
| 正式名称 | A232 Skænk(英語表記 A232 Sideboard) |
|---|---|
| 素材 | オーク(FSC認証の突板)、ラッカー仕上げ。金具は特注の真鍮部品 |
| 内部 | トレー(引き出し)と棚板は別売。大小2種のトレーを組み合わせて内部を構成する |
| 耐荷重 | 棚1段あたり20kgで試験 |
| 納品形態 | 組み立て済みで届く。転倒の危険があるため壁に固定する |
| 保証 | 10年(屋内家具) |
| 公式価格(デンマーク) | 本体31,999クローネ(FDB会員価格24,999クローネ)。棚板999クローネ、トレー小1,199クローネ、トレー大1,499クローネ(公式オンラインストア、税込、2026年10月時点) |
内部の組み立て方と設置
現行品は本体とトレー・棚板が別売で、トレーは大小から必要な数を選ぶ。何をしまうかを決めてから、トレーと棚板の組み合わせを決めることになる。
FDBモブラーは、転倒の危険があるとして壁への固定を求めている。棚の耐荷重は1段あたり20kgで試験されている。
同社は木製家具について、手作業と天然素材のため寸法、形、木目、色にわずかな差が出ることがあるとしている。熱を出す物や湿気を出す鉢植えを直に置かないこと、使い始めの1か月は同じ場所に物を置きっぱなしにしないこと(光による色の差を避けるため)も案内している。
中古品を選ぶ場合
FDBモブラーによれば、A232は長く中古市場で探される家具だった。当時品の仕様が現行品と同じとは限らないため、分けて考える。
確認する箇所は、突板の浮きと剥がれ、日焼けによる色の差、扉の開閉と蝶番の緩み、真鍮の金具の欠品、内部のトレーと棚板の欠品である。現行品のトレーと棚板が当時品に合うかは公表されていない。
同種の収納との比較
同じく北欧やフランスの収納家具としては、モデル75 サイドボードやバユがある。A232は、内部をトレーと棚板の組み合わせで構成する。
どこで買うか
取扱店の調べ方
FDBモブラーはデンマーク向けの公式オンラインストアと店舗で販売している。国際向けの公式サイト(fdbmobler.com)では、A232は2026年10月時点で一部の市場で「まだ販売の準備ができていない」と表示されている。日本の正規取扱店は公式サイトでは確認できなかった。
注文時に決めるのは、本体に加える棚板とトレーの数と大きさである。
購入前チェックリスト
- 現行品か当時品か
- トレー(大小)と棚板の数(現行品は別売)
- 壁に固定できる設置場所か
- 棚に載せる物の重さ(1段20kgで試験)
- 中古の場合、突板の浮き、蝶番の緩み、金具とトレーの欠品
よくある質問
- 現在も新品で買えますか?
- FDBモブラーがA232を現行品として製造しています。デンマークの公式オンラインストアで販売されています(2026年10月時点)。
- 価格はどのくらいですか?
- デンマークの公式オンラインストアでは本体が31,999クローネ(FDB会員価格24,999クローネ)です。棚板は999クローネ、トレーは小が1,199クローネ、大が1,499クローネです(税込、2026年10月時点)。
- いつ発表されたものですか?
- FDBモブラーは、A232が同社のカタログに初めて載ったのは1964年としています。
- 内部の引き出しは付属しますか?
- 現行品ではトレー(引き出し)と棚板は別売です。トレーは大小2種あり、組み合わせて内部を構成します。
- 素材は何ですか?
- FSC認証のオークの突板で、ラッカー仕上げです。金具には特注の真鍮部品が使われています。
- 設置で気をつけることはありますか?
- 転倒の危険があるため、壁に固定するよう案内されています。棚の耐荷重は1段あたり20kgで試験されています。組み立て済みで届きます。
- 保証はありますか?
- FDBモブラーは屋内家具に10年の保証を設けています。
- 中古品では何を確かめればよいですか?
- 突板の浮きと剥がれ、日焼けによる色の差、扉の開閉と蝶番の緩み、真鍮の金具と内部のトレー・棚板の欠品を確かめてください。