このページについて

ハーバーチェアは、ノーム・アーキテクツが2018年に発表した椅子である。オード・コペンハーゲンが製造する。シェルと脚を組み合わせて選ぶ。脚の仕様によって重ねられるかが変わる。

このページでは、シェルと脚の組み合わせ、重ねられる条件、張地の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

ハーバーチェアは、オード・コペンハーゲン(Audo Copenhagen)の現行製品として製造・販売されている。オード・コペンハーゲンは、デンマークの老舗デザインブランドMENU(1978年設立)とby Lassen(モーエンス&フレミング・ラッセン兄弟の遺産を継承)が2023年に統合して誕生したブランドであり、1世紀にわたるデンマークデザインの伝統と、現代的でグローバルな視点を融合させている。ハーバーチェアの張り地モデルは、座面フォームが15mmから25mmへ増厚され、座り心地が向上している。

正式名称 ハーバーチェア
ブランド オード・コペンハーゲン
シェル素材 樹脂の仕上げ、または布と革の張地から選ぶ
脚部素材 2種の樹種、鋼、アルミニウムから選ぶ。回転する台もある
座面フォーム 張地の仕様では厚さ25mmのフォームを用いる
シェルの色(樹脂の仕上げ) 樹脂の仕上げでは8色から選ぶ
張地 布と革から選ぶ。選べる範囲は取扱店に確認する
サイズ(ダイニングアームチェア) 幅585 × 奥行575 × 高さ820mm。座面の高さ480mm
スタッキング 鋼の脚の仕様では重ねられる。他の仕様では重ねられない
耐荷重 約113kg
収蔵 本製品の収蔵は当サイトの照合対象4館では確認できていない
価格 オード・コペンハーゲンは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる。シェルと脚の組み合わせで価格が変わる

シェルと脚の組み合わせ

シェルと脚をそれぞれ選ぶ。シェルは樹脂の仕上げと張地から、脚は木、鋼、アルミニウムから選ぶ。

組み合わせによって、価格、重ねられるかどうか、手入れの条件が変わる。

シェル 手入れ 座面
樹脂の仕上げ 拭ける 硬い面
布の張地 埃を払う 厚さ25mmのフォーム
革の張地 拭く。水分に注意する 厚さ25mmのフォーム

樹脂の仕上げでは8色から選ぶ。張地の仕様では選べる範囲が取扱店によって異なる。

選び分けの目安

手入れの手間を考える場合
樹脂の仕上げは拭ける。張地とは条件が異なる。
座り心地で選ぶ場合
張地の仕様では厚さ25mmのフォームを用いる。樹脂の仕上げは硬い面にあたる。
色を選びたい場合
樹脂の仕上げは8色。張地では取扱店に確認する。

重ねられる条件

鋼の脚の仕様では重ねられる。木とアルミニウムの脚では重ねられない。

そのため、使わない時期に収納したい場合は脚の仕様が関わる。

複数を用いる場合、重ねられない仕様ではそれぞれの置き場所が要る。

回転する台の仕様もある。この仕様も重ねられない。

選び分けの目安

収納を考える場合
鋼の脚の仕様では重ねられる。他の仕様では要さない。
複数を用いる場合
重ねられない仕様ではそれぞれの置き場所が要る。
向きを変えたい場合
回転する台の仕様がある。ただし重ねられない。

寸法と設置

幅585 × 奥行575 × 高さ820mm。座面の高さは480mm。

座面の高さ480mmは食卓と組み合わせる高さにあたる。机の高さを確かめる。

肘掛けを持つ仕様では、机の下に収まるかを確かめる。天板の下の空間との関係が関わる。

脚の素材によって床に接する箇所が変わる。木の脚では傷が付きやすい。

選び分けの目安

机と組み合わせる場合
座面の高さ480mm。机の高さと天板の下の空間を確かめる。
床材を確かめる場合
脚の素材によって条件が変わる。保護材の要否を確かめる。
置き場所を決める場合
幅585 × 奥行575mm。引いた際の範囲も想定する。

同種の椅子との比較

椅子は組み合わせの自由度と収納で性格が分かれる。

比較項目 ハーバー ニールス・O・モラー モデル75 パシャ ラウンジチェア
座面の高さ 480mm 440mm 370mm
シェル 樹脂または張地 紙紐または張地 張地
木/鋼/アルミニウム 持たない(台)
重ねられるか 鋼の脚では重ねられる 重ねられない 重ねられない
組み合わせ シェルと脚を選ぶ 樹種と座面を選ぶ 張地と台を選ぶ

選び分けの目安

収納を考える場合
鋼の脚では重ねられる。他の製品とは条件が異なる。
机と組み合わせる場合
座面の高さ480mm。食卓と組み合わせる高さにあたる。
手入れの手間を考える場合
樹脂の仕上げは拭ける。紙紐や張地とは条件が異なる。

使用感と設置条件

シェルの形状

座面と背もたれが一体になる形状にあたる。肘掛けを持つ仕様もある。

樹脂の仕上げでは硬い面による。張地の仕様とは座り心地が異なる。

耐荷重

約113kgまで対応する。用途に応じて確かめる。

組み立て

組み立ての要否は仕様によって異なる。取扱店に確認する。

脚を交換できるかもあわせて確かめる。

経年変化とメンテナンス

素材ごとに起きること

樹脂のシェルは擦れると傷が付く。色によって目立ち方が異なる。

布の張地は日光で色褪せる。摩擦で毛羽立つ場合がある。

革の張地は使用によって色と質感が変わる。乾燥すると硬くなる。

木の脚は日光で色が変わる。床に接する箇所は擦れる。

日常の手入れ

樹脂のシェル
柔らかい布で拭く。研磨剤は表面を傷める。
布の張地
埃を払う。生地によって手入れの方法が異なる。取扱店に確認する。
革の張地
乾いた柔らかい布で拭く。水分をすぐに拭き取る。
素材に応じて拭く。床に接する箇所の状態も確かめる。

修理と部品

張地の交換や脚の交換については、取扱店を通じて相談する。

どこで買うか

取扱店の調べ方

オード・コペンハーゲンは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

シェルと脚の組み合わせから選ぶ。選べる範囲は取扱店によって異なる。納期も確かめる。

実物を確認する

樹脂の仕上げと張地では座り心地が異なる。実物で確かめられるとよい。

張地の質感と色も現物で変わる。

中古の流通

相場はシェルと脚の仕様、状態で幅があり、一定していない。

確認箇所は、シェルの傷または張地の擦れ、フォームの沈み、脚の接合部、床に接する箇所の状態である。

購入前チェックリスト

  • シェルの選択(樹脂の仕上げ/布/革)
  • 脚の選択(木/鋼/アルミニウム/回転する台)
  • 重ねられるかどうか(鋼の脚の仕様のみ)
  • 座面の高さ480mmと組み合わせる机
  • 肘掛けを持つ仕様では机の下に収まるか
  • 張地の選べる範囲(取扱店によって異なる)
  • 脚の素材と床材の関係
  • 組み立ての要否

よくある質問

価格はどのくらいですか?
オード・コペンハーゲンは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。シェルと脚の組み合わせで価格が変わります。
どこで購入できますか?
オード・コペンハーゲンの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。
シェルと脚は自由に選べますか?
シェルは樹脂の仕上げと布・革の張地から、脚は2種の樹種、鋼、アルミニウムから選べます。組み合わせによって価格、重ねられるかどうか、手入れの条件が変わります。
重ねて収納できますか?
鋼の脚の仕様では重ねられますが、木とアルミニウムの脚では重ねられません。回転する台の仕様も重ねられません。使わない時期に収納したい場合は脚の仕様が関わります。
設置に必要な寸法を教えてください。
幅585×奥行575×高さ820mm、座面の高さは480mmです。食卓と組み合わせる高さにあたるため、机の高さをお確かめください。
机の下に収まりますか?
肘掛けを持つ仕様では、天板の下の空間との関係が関わります。机の高さとあわせてお確かめください。
座り心地はどう違いますか?
樹脂の仕上げは硬い面によるもので、張地の仕様では厚さ25mmのフォームを用います。実物でお確かめください。
手入れはどうすればよいですか?
樹脂のシェルは柔らかい布で拭き、研磨剤は表面を傷めます。布の張地は埃を払い、生地によって手入れの方法が異なるため取扱店にご確認ください。革の張地は乾いた布で拭き、水分をすぐに拭き取ってください。