概要

コンスタンティン・ワートマンは、ドイツのデザイナーである。1996年にミュンヘンでビュロー・フュア・フォルムを共同で設立した。ジョージ ジェンセンのために設計したコブラは、可動の腕を持つ燭台で、金属の管を曲げて任意の位置に固定できる構成をとる。

バイオグラフィー

ドイツに生まれた。ミュンヘンで製品設計を学んでいる。

1996年、ミュンヘンでビュロー・フュア・フォルムを共同で設立した。

照明、什器、家具の設計を手がけている。ジョージ ジェンセン、ネクスト、セラックスなどと協働している。

ミュンヘンを拠点に活動を続けている。

デザインの思想と方法

燭台は通常、蝋燭を立てる位置が固定されている。ワートマンが用いたのは、腕を曲げて位置を変えられる構成である。使う人が形を決められることになる。

曲げて位置を保つ

金属の管に、曲げた形を保つ性質を持たせる。ばねや関節を用いず、材料そのものの塑性で位置が決まる。部品を増やさずに可動を得る方法にあたる。

使い手が形を決める

腕をどう曲げるかは使う人が決める。同じ製品でも、置く場所と本数によって形が変わる。設計者が決めるのは、曲げられる範囲だけになる。

連ねて構成する

複数の腕を持つ型では、それぞれを別の方向へ曲げられる。並べたときの全体の輪郭も使う人が決める。

用途を限定しない

燭台のほか、照明や什器も手がけている。可動の構成をとるという点で共通する。

代表作にみる方法

コブラ 燭台(ジョージ ジェンセン)

金属の管を曲げて任意の位置に固定できる燭台である。ばねや関節を用いず、材料そのものの塑性で位置が決まる。腕をどう曲げるかは使う人が決める。→コブラ キャンドルホルダー

コブラの展開

腕が1本の型から複数本の型まで用意される。それぞれを別の方向へ曲げられるため、並べたときの輪郭も使う人が決める。

照明の設計

可動の構成をとる照明を手がけている。光の向きを使う人が決められる。

ビュロー・フュア・フォルム(1996年〜)

ミュンヘンの設計事務所である。共同で運営している。

評価と影響

ワートマンは、1990年代後半以降のドイツで活動する設計者として言及される。材料の塑性で可動を得るという構成が特徴にあたる。

ばねや関節を用いないため、部品が増えない。使う人が形を決められるという性格も、この構成から生じている。

ジョージ ジェンセンとの協働で、コブラは同社の製品として広く供給されている。

収蔵

4館のAPI(MoMA、V&A、Met、AIC)で照合したが、該当する収蔵は確認できなかった。ドイツ国内の館については照合手段がない。

作品一覧

区分 作品名 ブランド
1996年 事務所 ビュロー・フュア・フォルム 共同設立 ミュンヘン、ドイツ
2000年代 燭台 コブラ キャンドルホルダー Georg Jensen
2000年代〜 燭台 コブラの各型 Georg Jensen
1996年〜 照明・什器 各社のための製品 Next / Serax ほか

プロフィール

出身地 ドイツ
国籍 ドイツ
活動拠点 ミュンヘン
分野 照明、什器、家具
主な協働ブランド Georg Jensen、Next

Reference

Büro für Form(公式)
https://www.buerofuerform.de/
Georg Jensen
https://www.georgjensen.com/