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ランダムキャビネットは、ノイランド・インダストリーデザインが設計しエムディーエフ・イタリアが製造する収納である。高さ約2,170mm。棚板の位置が不規則に定められる。安全のため壁への固定が推奨される。

このページでは、高さと壁への固定、棚板の位置が定められること、系列の選択、手入れ、購入できる場所を扱う。設計の成り立ちについては紹介ページを参照されたい。

正規品の基本情報:仕様・サイズ・素材

Random CabinetはMDF Italiaの現行生産品であり、Randomファミリーの扉付き収納バージョンとして位置づけられる。オープンシェルフ(Random)、扉+オープン混在(Random Box)と組み合わせてモジュラー構成が可能。

正式名称 ランダムキャビネット。同じ系列に棚のみの仕様、扉と棚を組み合わせる仕様、無垢材に近い仕上げの仕様、小型の仕様がある
ブランド エムディーエフ・イタリア
素材 本体の板は厚さ6mmの木質の板で、つや消しの塗装による。扉は厚さ12mm。背面は厚さ10mmの化粧板。棚板は背面の溝で固定される
サイズ(Random Cabinet) 幅816 × 奥行350 × 高さ約2,170mm
サイズ(Random オープンシェルフ) 幅816/464/358 × 奥行250 × 高さ2,170mm。3種の幅から選ぶ
サイズ(Random Box) 幅816 × 奥行350 × 高さ2,163mm
構造 扉の付いた仕切りを備える。内部の棚板は位置を調整できる。上下を反転して設置できる。脚は15mmまで高さを調整できる。安全のため壁への固定が推奨される
カラー 仕様によって選べる色が異なる。取り扱われる色は時期によって変わる場合がある
リードタイム 受注生産。納期は取扱店に確認する
収蔵 本製品の美術館収蔵は、公開情報の範囲では確認できていない
価格 エムディーエフ・イタリアは公式サイトで製品情報を公開している(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なる

高さと壁への固定

高さは約2,170mm。天井の高い部屋を想定した寸法にあたる。

設置場所の天井高を先に確かめる。搬入経路が通るかも実測する。

高さに対して奥行が350mmと浅いため、安全のため壁への固定が推奨される。上部に重いものを載せると、さらに不安定になる。

壁に固定する場合、下地の位置と種別を確かめる。賃貸では穴を開けられるかも確認する。

脚は15mmまで高さを調整できる。床に不陸がある場合に用いる。

選び分けの目安

設置場所を決める場合
高さ約2,170mm。天井高と搬入経路を先に実測する。
安全を確かめる場合
壁への固定が推奨される。下地の位置と種別を確認する。
賃貸の住居の場合
壁に穴を開けられるかを確かめる。撤去した後の補修も考える。

棚板の位置が定められること

棚板は不規則な高さに配される。位置は設計として定められており、大きく変えることはできない。

扉の付いた仕様では、内部の棚板の位置を調整できる。棚のみの仕様とは条件が異なる。

そのため、収納するものの高さに合わせて棚板を動かす使い方には向かない場合がある。

上下を反転して設置できる。棚板の配置と扉の開く向きが変わる。

選び分けの目安

収納するものが決まっている場合
棚板の位置が定められる。収納するものの高さが収まるかを確かめる。
棚板を動かしたい場合
扉の付いた仕様では内部の棚板を調整できる。棚のみの仕様では位置が定められる。
配置を変えたい場合
上下を反転して設置できる。棚板の配置と扉の開く向きが変わる。

系列の選択

扉の有無と幅によって複数の仕様がある。奥行も250mmと350mmに分かれる。

仕様 幅 × 奥行
扉つき 816 × 350mm 全面に付く
扉と棚の混在 816 × 350mm 一部に付く
棚のみ(幅広) 816 × 250mm 付かない
棚のみ(中・小) 464/358 × 250mm 付かない

並べて設置する場合、奥行の異なる仕様では前面が揃わない。面を揃える部材が別に用意される。

選び分けの目安

中身を隠したい場合
扉の付いた仕様がある。棚のみの仕様では中身が見える。
複数を並べる場合
奥行が250mmと350mmに分かれる。前面を揃える部材が別に用意される。
設置場所の幅が限られる場合
棚のみの仕様には幅464mmと358mmがある。

同種の収納との比較

収納は棚板の扱いと設置の条件で性格が分かれる。

比較項目 ランダムキャビネット モンタナシステム ニューオーダー
棚板の位置 不規則に定められる 箱の組み合わせによる 組み替えられる
高さ 約2,170mm(固定) 組み合わせる数による 柱を積み重ねる
設置 床置き(壁への固定を推奨) 4種から選ぶ 壁に固定または自立
主要素材 木質の板に塗装 木質の板に塗装 アルミニウム
構成の変更 上下の反転による 購入時に決める 購入後も組み替えられる

選び分けの目安

棚板の位置を選びたい場合
この製品は位置が定められる。組み替えられる製品とは条件が異なる。
高さを調整したい場合
約2,170mmで固定される。組み合わせて高さを決める製品とは異なる。
設置の条件を確かめる場合
床置きだが壁への固定が推奨される。

使用感と設置条件

収納するもの

奥行350mmの仕様では、書籍や書類が収まる。棚のみの仕様は奥行250mm。

棚板の位置が不規則なため、段によって収まる高さが異なる。収納するものを想定して選ぶ。

色の選択

仕様によって選べる色が異なる。取り扱われる色は時期によって変わる場合がある。

複数を並べる場合、後から同じ色を買い足せるとは限らない。必要な数を一度に購入することになる。

床との関係

脚は15mmまで高さを調整できる。床に不陸がある場合に用いる。

高さがあるため、わずかな傾きも上部で大きくなる。設置時に確かめる。

経年変化とメンテナンス

素材に起きること

つや消しの塗装は擦れると下地が現れる。角の部分から傷みが進む。

木質の板は水分に弱い。塗膜が傷んだ箇所から染み込む。

日光に長く当たると色が変わる場合がある。並べた場合、当たり方の差が現れる。

厚さ6mmの板のため、長期の荷重で撓む場合がある。重いものを載せ続けない。

日常の手入れ

外側
柔らかい布で拭く。研磨剤は塗装を削る。つや消しの仕上げのため、擦ると光沢が出る場合がある。
水分
こぼした場合はすぐに拭き取る。塗膜が傷んだ箇所から染み込む。
棚板
撓みの有無を定期的に確かめる。
壁への固定
固定部の緩みを確かめる。

部品の交換

棚板や扉が破損した場合、交換の可否を取扱店に確認する。取り扱われる色は時期によって変わる場合がある。

どこで買うか

取扱店の調べ方

エムディーエフ・イタリアは公式サイトで製品情報を公開している。日本国内の正規取扱については、輸入代理店の案内を確認するのが確実である。

受注生産にあたる。仕様と色を決めてから製作される。納期を確かめる。

実物を確認する

棚板の位置と、段ごとに収まる高さは実物で確かめられるとよい。

高さ約2,170mmが設置場所に対してどの程度を占めるかも、実測しておく。

設置前の確認

天井高と搬入経路を実測する。高さ約2,170mmが通るかを確かめる。

壁への固定が推奨されるため、下地の位置と種別も先に確認する。

購入前チェックリスト

  • 天井高と搬入経路(高さ約2,170mm)
  • 壁への固定(下地の位置と種別、賃貸での可否)
  • 棚板の位置が定められること(収納するものの高さ)
  • 仕様の選択(扉の有無、幅、奥行250/350mm)
  • 複数を並べる場合、奥行の違いと面を揃える部材
  • 色の選択(取り扱いは時期によって変わる場合がある)
  • 床の不陸(脚は15mmまで調整できる)
  • 厚さ6mmの板(重いものを載せ続けない)

よくある質問

価格はどのくらいですか?
エムディーエフ・イタリアは公式サイトで製品情報を公開しています(2026年8月19日確認)。日本国内の価格は輸入代理店と取扱店により異なります。
どこで購入できますか?
エムディーエフ・イタリアの公式サイトで製品情報を確認できます。日本国内の正規取扱については輸入代理店の案内をご確認ください。受注生産にあたるため納期もお確かめください。
設置に必要な高さを教えてください。
高さは約2,170mmで、天井の高い部屋を想定した寸法にあたります。設置場所の天井高を先に確かめ、搬入経路が通るかも実測してください。
壁に固定する必要がありますか?
高さに対して奥行が350mmと浅いため、安全のため壁への固定が推奨されます。上部に重いものを載せるとさらに不安定になります。壁に固定する場合は下地の位置と種別を確かめ、賃貸では穴を開けられるかもご確認ください。
棚板の位置は変えられますか?
棚板は不規則な高さに配され、位置は設計として定められており大きく変えることはできません。扉の付いた仕様では内部の棚板の位置を調整できますが、棚のみの仕様とは条件が異なります。収納するものの高さが収まるかをお確かめください。
上下を逆にして使えますか?
上下を反転して設置できます。棚板の配置と扉の開く向きが変わります。
複数並べられますか?
並べて設置できますが、奥行が250mmと350mmに分かれるため、異なる仕様では前面が揃いません。面を揃える部材が別に用意されます。また後から同じ色を買い足せるとは限らないため、必要な数を一度に購入することになります。
手入れはどうすればよいですか?
柔らかい布で拭いてください。研磨剤は塗装を削ります。つや消しの仕上げのため、擦ると光沢が出る場合があります。こぼした場合はすぐに拭き取ってください。厚さ6mmの板のため長期の荷重で撓む場合があり、重いものを載せ続けないでください。