ブランド情報
- 正式社名
- Stelton A/S
- 創業
- 1960年 デンマーク・ヘレロプ
- 創業者
- Niels Stellan Høm、Carton Madelaire
- 本社
- デンマーク・コペンハーゲン
- 事業内容
- 食卓用品・調理器具・生活用品の企画および販売
- 親会社・グループ
- 独立系
- 公式サイト
- www.stelton.com
本社・所有・生産・日本での取扱いなどは 2026年10月21日に確認
Stelton(ステルトン)
Steltonは、デンマークの食卓用品・生活用品のブランドである。1960年、Niels Stellan HømとCarton Madelaireがコペンハーゲン近郊のヘレロプで設立した。社名は二人の名を組み合わせたものである。ステンレス鋼の食卓用品を扱う事業として始まり、1967年に発表されたArne Jacobsenの一連の製品によって性格が定まった。円筒を基本形とする構成は、以後の同社の製品にも引き継がれている。
事業と製造の実体
設立から間もない時期に、シェラン島北西部のFårevejleにあった小規模なステンレス加工の工場Danish Stainlessと提携したことが、製品を持つ事業への転換点となった。
シリンダラインの開発では、既存の加工方法では図面どおりの形が作れず、新しい製造方法を用意する必要があった。表面はつや消しに仕上げられている。
沿革
設立と方針の確立
1960年、軍で同僚だったNiels Stellan HømとCarton Madelaireがヘレロプで会社を設立した。当初は運動靴や家具の販売を試みたが定着せず、ステンレス鋼の盆や鉢といった食卓用品を扱う方向へ移っている。
1964年、1963年から経営にあたっていたPeter Holmbladが、継父である建築家Arne Jacobsenに一連の食卓用品の設計を依頼した。個々の品目を単独で作るのではなく、同じ造形の原則を全品目に適用する方針が採られた。家族の夕食の席でHolmbladがナプキンに描いた素描が最初の案となった。
Cylinda-lineとその後
3年の開発を経て、1967年にシリンダラインが発表された。コーヒーやお茶の器から酒器、灰皿までを含む一連の製品で、いずれも円筒を基本形とする。この製品群の成功により、同社は国内外へ販路を広げた。
1971年のJacobsenの死去後、同社はErik Magnussenとの協働を始める。1977年に発表されたEM77 クラシックバキュームジャグは、Cylinda-lineと並べて使えることを条件に設計された魔法瓶で、以後同社の主力製品となった。
デザイナーとの協働
Steltonの製品開発は、外部の設計者との協働によって進む。Arne Jacobsenとの協働で定めた造形の原則が以後の製品群の枠組みとなり、Jacobsenの死後はErik Magnussenが約30年にわたってこれを引き継いだ。
Arne Jacobsenの設計思想や経歴について詳しくはArne Jacobsenプロフィールページをご覧ください。
主な製品群
Arne Jacobsenの設計によるシリンダラインが製品の基幹をなす。コーヒー器、茶器、酒器、盆などが同じ原則のもとに揃えられている。
Erik MagnussenのEM77 クラシックバキュームジャグは、傾けると開き、戻すと閉じる栓を持つ魔法瓶である。
このほか、マヤ カトラリーやステルトン テオ ティーポットといった食卓用品を扱う。
Reference
- Stelton - About Stelton
- https://www.stelton.com/pages/stelton
- Stelton - Cylinda-line by Arne Jacobsen
- https://www.stelton.com/pages/cylinda-line
- Stelton - Our Design Icons
- https://www.stelton.com/pages/design-icons