ブランド情報

創業
1990年 ドイツ
創業者
Bobby Dekeyser
本社
ドイツ・リューネブルク
生産
フィリピン(自社工場・セブ島での手編み家具) / ドイツ北部(自社工場・合成繊維)
事業内容
屋外用家具の設計、製造および販売
親会社・グループ
Diethelm Keller Group(2014年〜)
公式サイト
www.dedon.de

本社・所有・生産・日本での取扱いなどは 2026年10月21日に確認

DEDON(デドン)

DEDONは、ドイツに本社を置く屋外用家具のメーカーである。1990年、Bobby Dekeyserが設立した。高密度ポリエチレンを基材とする合成繊維を自社で製造し、これをフィリピン・セブ島の工場で手編みして家具に仕上げる構成を採る。天然の籐に近い外観を保ちながら、紫外線、塩水、温度変化への耐性を備える点が製品の性格を定めている。80を超える国で販売される。

事業と製造の実体

DEDONの事業は、繊維の製造と編みの工程の二つからなる。繊維はドイツ北部の自社工場で製造される。高密度ポリエチレンを基材とし、紫外線、塩水、塩素、気温の変動に耐える性質を持たせてある。

編みはフィリピン・セブ島マンダウエ市の自社工場で行われる。合成繊維を用いながら手編みを採る理由は、編み目の密度と方向を場所ごとに変えられる点にある。荷重のかかる座面は密に、側面は粗くといった調整が、機械編みでは難しい。曲面に沿って編む工程も手作業を要する。

編みの構造は骨組みと組み合わせて成立する。骨組みにアルミニウムの管を用い、その上に繊維を編むため、骨組みの形状が編みの展開を規定する。球形や卵形の製品では、編み始めの位置と増減の配分が形の精度を決める。

2021年には、原料の9割を植物由来の資源から調達する繊維が発表された。従来の繊維と同等の外観と耐候性を保つ仕様にあたる。

沿革

1990年、Bobby Dekeyserがドイツでこの事業を始めた。当時の屋外用家具はチーク材、ステンレス鋼、天然の籐が主流だった。

同社は高密度ポリエチレンを基材とする繊維を自社で開発し、フィリピン・セブ島の家具製造者と組んで手編みの製品を作った。2000年にはセブ島に自社の工場を設けている。

デザイナーとの協働

DEDONの製品開発は、外部の設計者と自社の技術部門の往復によって進む。編みの構造が形の成立を左右するため、設計案は骨組みの形状と編みの展開を同時に検討する必要がある。屋外での使用という条件も、素材と構成を規定する。

協働相手にはPhilippe Starck、Sebastian Herkner、Jean-Marie Massaud、Richard Frinier、Toan Nguyenらがいる。

主な製品群

デドン オービットは、繊維を編んだ面で身体を受ける屋外用の座具である。骨組みの形状に沿って編み目を配する構成を採る。

このほか、吊り下げ式の座具、椅子、卓、寝椅子、日除けを扱う。いずれも屋外での使用を前提とした素材と構成による。

Reference

DEDON - 公式サイト
https://www.dedon.de