ブランド情報
- 正式社名
- Brdr. Krüger Trædrejeri A/S
- 創業
- 1886年 デンマーク
- 創業者
- Theodor Krüger、Ferdinand Krüger
- 本社
- デンマーク・ヴェアレーセ
- 生産
- デンマーク・ヴェアレーセ(自社工場)
- 事業内容
- 木製家具の設計、製造および販売
- 親会社・グループ
- 創業家が所有
- 公式サイト
- www.brdr-kruger.com
本社・所有・生産・日本での取扱いなどは 2026年10月21日に確認
Brdr. Krüger(クリューガー兄弟)
Brdr. Krügerは、デンマーク・コペンハーゲンの家具メーカーである。1886年、TheodorとFerdinandのKrüger兄弟が木工旋盤の工房として設立した。以後五代にわたって同族による経営が続き、現在はJonasとJulie Krügerが事業を担う。旋盤による木の加工を基盤とし、20世紀の設計の生産と、現行の設計者との新作の開発を並行して進める。製造はデンマーク国内の自社工房で行われる。
事業と製造の実体
Brdr. Krügerの製造の基盤にあるのは木工旋盤である。材を回転させながら刃を当てて削り出す工程で、円形の断面を持つ部材を作り、脚、貫、支柱といった細い部材を精度よく仕上げられる。
同社が扱う椅子や卓は、細い円断面の部材を組み合わせる構成が多く、接合部の加工が形の成立を左右する。近年は数値制御の工作機械を併用し、旋盤では出せない断面の変化を加える構成も採られている。
座面と背にはペーパーコードの編みが用いられる場合がある。紙を撚った紐を枠に張る技法で、手作業による工程にあたる。
製品はコペンハーゲン近郊ヴェアレーセ(Værløse)の自社工房で製造され、木材、生地、革の仕様を注文に応じて変えられる。
沿革
1886年、TheodorとFerdinandのKrüger兄弟が木工旋盤の工房を設けた。
その後、事業は自社で設計と製造を行う家具メーカーへ移行した。
2018年、コペンハーゲンの飲食店Nomaの移転に際して、Studio David Thulstrupが設計した椅子と卓の系列を製造した。座面と背にペーパーコードの編みを用い、部材の削り出しには数値制御の工作機械と手作業の双方が用いられる。
現在はコペンハーゲンのBredgadeに展示場を構える。
デザイナーとの協働
Brdr. Krügerの製品開発は、外部の設計者と工房の職人の往復によって進む。
協働相手にはHans Bølling、Nanna Ditzel、Henning Larsen Architects、David Thulstrup、OEO Studio、Rasmus Bækkelらがいる。
Nanna Ditzelの設計思想や経歴について詳しくはNanna Ditzelプロフィールページをご覧ください。
Hans Bøllingの設計思想や経歴について詳しくはHans Bøllingプロフィールページをご覧ください。
主な製品群
ベリング・トレイテーブルはHans Bøllingの設計による卓である。取り外せる盆を天板とし、脚部を折り畳める構成を採る。
このほか、2018年にStudio David Thulstrupが手がけた椅子と卓の系列、Nanna Ditzelが1983年に設計した椅子、OEO Studioによる椅子と腰掛けを扱う。
Reference
- Brdr. Krüger - About Us
- https://www.brdr-kruger.com/about/
- Brdr. Krüger - Danish Heritage of Furniture Craft since 1886
- https://www.brdr-kruger.com/
- PORT Magazine - Woodwork: The ARV Collection
- https://www.port-magazine.com/design/woodwork-the-arv-collection/