ブランド情報
- 創業
- 1944年 デンマーク・コペンハーゲン
- 創業者
- Peter Bodum
- 本社
- スイス
- 事業内容
- 調理器具・食卓用品の設計、製造および販売
- 親会社・グループ
- 創業家が所有
- 公式サイト
- www.bodum.com
本社・所有・生産・日本での取扱いなどは 2026年10月21日に確認
BODUM(ボダム)
BODUMは、スイスに本社を置く調理器具・食卓用品のメーカーである。1944年、Peter Bodumがデンマーク・コペンハーゲンで輸入業として設立した。1958年に真空式のコーヒー抽出器を発表し、1974年に同社初の圧搾式の抽出器を発表した。以後は圧搾式の抽出器が主力の製品となっている。1978年に本社をスイスへ移し、ポルトガルに生産拠点を置く。創業家による経営が続いている。
事業と製造の実体
BODUMの製品を規定しているのは、ホウケイ酸ガラスの扱いである。この材は熱膨張率が低く、熱湯を注いでも割れにくい。同社の抽出器や茶器の多くはこの材で作られ、内容物が見える構成を採る。
ボダム シャンボール フレンチプレスは、円筒のガラス容器に金属の枠を組み合わせる構成である。抽出は、粉と湯を容器に入れ、金属の網を付けた棒を押し下げて粉を底へ沈める方式による。濾紙を用いないため、油分がそのまま液体に残る。網の目の細かさと、容器の内壁との隙間が、粉の通過を左右する。
金属の枠は、割れやすいガラスを保護すると同時に、把手と脚を兼ねる。ガラスが破損した場合は容器のみを交換できる構成が採られている。
同社は二重構造のガラスによる器も扱う。内側と外側の壁の間に空気の層を設けることで、熱い液体を入れても外側が熱くならず、冷たい液体では結露しない。この構造は口を吹いて成形する工程を要する。
沿革
1944年、Peter Bodumがコペンハーゲンで輸入業として事業を始めた。当初は他社の製品を扱っている。
1958年、真空式のコーヒー抽出器Santosを発表した。1974年、同社初の圧搾式の抽出器が発表され、以後圧搾式の抽出器が主力製品となる。
1978年、本社がスイスへ移された。
創業者の子であるJørgen Bodumが経営を引き継ぎ、現在も同族による経営が続いている。
デザイナーとの協働
BODUMの製品開発は、社内の設計部門と外部の設計者の双方によって進む。社内では長くCarsten Jørgensenが設計部門を率いた。
設計と開発の実務は、スイスのPI-Design AGが担う。同社は1984年に商業登記された、家庭用品の設計と開発を目的とする会社で、取締役会長をJørgen Bodumが務める。米国の意匠特許には、Jørgen Bodumを創作者、PI-Design AGを権利者とするコーヒー抽出器の登録が複数ある。本店は2023年にトリエンゲンからツーク州バールへ移された。
主な製品群
ボダム シャンボール フレンチプレスは、フランスのMartin社が製造していた圧搾式の抽出器を前身とし、1980年代からBODUMの名で販売されている。
このほか、茶器、二重構造のガラスの器、保存容器、電気式の湯沸かし、卓上の用品を扱う。
Reference
- Wikipedia - Bodum
- https://en.wikipedia.org/wiki/Bodum
- Moneyhouse - Pi-Design AG(スイス商業登記の公開情報)
- https://www.moneyhouse.ch/en/company/pi-design-ag-2859800371
- Justia Patents - Coffee maker(US D829481、権利者 PI-Design AG)
- https://patents.justia.com/patent/D829481
- BODUM - 公式サイト
- http://www.bodum.com/