スタファン・ホルム ― 手仕事の詩情とテクノロジーの融合
スタファン・ホルムは、スウェーデン・ヨーテボリを拠点に活動する家具デザイナー、インテリアデザイナーである。木工職人としての深い技術的素養と、現代テクノロジーへの飽くなき探究心を併せ持ち、伝統的なクラフツマンシップと革新的な製造技術の交差点に立つ独自のデザインを生み出し続けている。2013年のブルーノ・マットソン賞受賞、2019年のResidence誌デザイナー・オブ・ザ・イヤー選出など、スカンジナヴィア・デザイン界において確固たる地位を築いた現代北欧デザインの重要な担い手の一人である。
バイオグラフィー
1977年8月1日、スウェーデン・リードシェーピング生まれ。幼少期より発明と手仕事に深い関心を抱いて育つ。祖父は腕利きの大工であり、木彫りの名手であった。祖母はホルム少年の木工への情熱を早くから見抜き、旋盤を贈った。こうして地下室での実験が始まり、やがてキャビネットメーカーになるという夢が芽生える。
職業訓練を経て家具職人(キャビネットメーカー)の資格を取得し、職人証書を獲得。その後約4年間にわたり家具職人として実務経験を積む。1998年から2001年にかけてはレルムス・スニッケリファブリーク社で家具職人として働き、2002年から2003年にはウルマン・ヒューマン・デザイン・グループでプロトタイプ制作とデザインに従事した。
やがてデザイナーという職業の可能性に引き寄せられ、ヨーテボリ大学デザイン・工芸学部(HDK)に入学。2006年にデザイン学士号(BFA)、2008年にデザイン修士号(MFA)を取得した。HDKでの学びは、とりわけ同世代のデザイナーとの対話を通じて、デザインへの関心を大きく広げ、持続可能な開発の理念を深く根付かせるものとなった。
2008年、ヨーテボリにスタファン・ホルム・デザインスタジオを設立。スタジオはヨーテボリ市エルヴスボリ橋近くの旧ボイラー室を改装した空間に構えられ、三方向に大きな窓が開く開放的な環境のなかで、家具デザイン、インダストリアルデザイン、インテリア建築と多岐にわたるプロジェクトを手がけている。
デザインの思想とアプローチ
ホルムのデザイン哲学の核心にあるのは、「手仕事の詩情と現代テクノロジーの可能性」の融合である。彼にとって、優れたデザインとは実用的な機能だけでは決して十分ではなく、それ以上に感情的な機能が重要なものとされている。私たちの周囲にはすでに多くのものが存在するなかで、新たに加わるひとつひとつの対象が人の心を動かすものでなければならないというのが、ホルムの一貫した信念である。
ホルムの設計プロセスは、形態の先入観からではなく、素材と技術を出発点とするものである。これはデザイナーよりも職人に近いアプローチとも言えるが、家具製作の深い経験に根ざしたこの方法論こそが、ホルムの作品に唯一無二の説得力を与えている。Abstracta社によるプロフィールにおいても、Milk Stoolのような素朴な造形からAnamorph Objectsのような流動的なガラス彫刻まで、その作品群の幅広さは特筆に値するものとして評されている。特定の様式ではなく、探究的な制作態度そのものがデザイナーとしてのホルムを定義づけているのである。
ホルム自身はスタジオの最も重要な使命について、「伝統に片足を置き、もう一方の足で新たな地平を切り拓くことで、人の心に触れ、関わりを生むプロジェクトを創造すること」と述べている。そこには常に「感覚」が含まれなければならず、どのプロジェクトにおいても感情的な側面が不可欠であると説く。
また、ホルムの作品には日本の伝統的な木工技術や美意識からの影響も色濃く見られる。有明コレクションにおける組子キャビネットやビーム・テーブル、Alle Tableにおける日本の寺社建築を想起させる構造梁など、日本とスカンジナヴィアの美学を融合させる試みは彼のデザインの重要な特徴のひとつとなっている。
作品の特徴
ホルムの作品を貫く特徴は、木工の深い技術的知見に基づく構造的革新性にある。木を二方向に曲げるという「不可能」とされた技術への挑戦(Spin Stool)、5軸CNCミリングによる伝統的工芸のディテールの再現(Milk Stool)、組子スクリーンの繊細な幾何学パターンの家具への応用(Kumiko Cabinets)など、いずれの作品においても職人の技と先端技術の対話が根底にある。
形態においては、華美な装飾を排し、素材そのものの美しさと構造の誠実さを通じて静謐な存在感を醸し出す作品が多い。同時に、Spin Stoolのスタッキング時に現れる螺旋状のグラフィカルな表情や、Anamorph Objectsの有機的で予測不可能なガラスのフォルムなど、詩的な驚きをもたらす遊び心も随所に見られる。
スウェーデンのSwedese、デンマークのHAY、フィンランド発のHem、日本のAriake Collection、スウェーデンのAbstracta、シンガポールのTurnなど、北欧を中心に日本やアジアのブランドとも幅広く協働しており、その作品はスカンジナヴィア・デザインの枠組みを保ちながらも、国際的な文化交流のなかで磨き上げられている。
主な代表作とエピソード
Newton Sofa Table(2009年 / Karl Andersson & Söner)
日本人デザイナー、ダン・スナガとの共同デザインによるソファテーブル。圧力成形された積層材から生まれる二つの同一形状のフレームがガラス天板を支える、視覚的にドラマティックでありながら有機的な造形を持つ。2009年ストックホルム・ファニチャーフェアにおいてノルディック・デザイン・プライズを受賞。審査員は「圧力積層材を巧みに切断する独創的な手法により素材の無駄を最小化した、形態においてもグラフィカルなアイデンティティにおいても唯一無二の家具」と評した。翌2010年にはスウェーデンELLE Decoration誌のEDIDAファニチャー・オブ・ザ・イヤーにも選出されている。ヨーテボリのレースカ美術館に収蔵。
Spin Stool(2010年 / Swedese)
ホルムの名声を確立した代表作であり、木を二方向に曲げるという技術的挑戦から生まれたスタッキングスツール。三本の脚が座面の円形に沿いながら優雅に下方へ湾曲する構造は、製図段階ですでに不可能と思われたものであった。ホルムはメルンリッケの旧ボビン工場にある自身の工房で、接着剤銃と合板の型を用いてプロトタイプを完成。ミラノの家具見本市では量産不可能と断じられたが、Swedese社の工場での粘り強い取り組みにより実現した。スタッキング時に螺旋状に積み上がるグラフィカルな表情は高く評価され、2011年にはSköna hem誌のファニチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞。スウェーデン建築家協会のゴールデンチェア賞にもノミネートされた。SCP社は「一見量産品のようだが、よく観察すると製造するには複雑すぎることがわかる。職人の挑戦であり、アルテックのE60スツールへの勇敢な応答」と評している。2015年にはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館に収蔵されている。
Grace Chair(2013年 / Swedese)
Spin Stoolの強いグラフィカルな個性とは対照的に、日常的な使いやすさを追求したスタッキングチェア。背もたれの半分が後脚の前に、残りの半分が後ろに位置するという巧みな構造が、木製チェアでありながら快適な座り心地と独特の個性を実現している。アッシュ、オーク、ビーチのいずれかで製作され、最大7脚までスタッキング可能。アームチェアやバースツールなどファミリーとしても展開され、レストランから教会、スウェーデン政府庁舎に至るまで幅広く採用されている。2014年にスウェーデンELLE Decoration誌のEDIDAチェア・オブ・ザ・イヤーを受賞。2013年にはスウェーデン建築家協会のゴールデンチェア賞にもノミネートされた。
Gym Hooks(2010年 / HAY)
体育館のフックからインスピレーションを得た、謙虚でシンプル、そして遊び心のある壁掛けフック。2011年のサローネ・サテリテでプロトタイプが披露されるや否や、デンマークのHAY社に即座に採用された。年を追うごとに変わらぬ人気を維持しているロングセラー製品であり、ホルムの「感情を喚起するデザイン」が日用品においても有効であることを示す好例である。
Split Table(2012年 / Muuto)
ソリッドオーク材の脚が中央で「割れて」曲がるという特徴的なディテールを持つダイニングテーブル。有機的な表現と構造的な堅牢性を、一見繊細なバランス感覚の上に成立させている。脚の分割と曲げの加工には熟練したキャビネットメーカーの技量が求められ、スカンジナヴィアの木工伝統の現代的解釈として高く評価されている。
Kumiko Cabinets(2018年 / Ariake Collection)
日本の佐賀県諸富町を拠点とする家具ブランド・有明コレクションのために手がけた一連のキャビネット。日本の伝統的な組子細工の幾何学的パターンを、ヒノキ材と墨染めアッシュ材、真鍮金具を用いて家具に昇華させた。半透明のスクリーンを通して内部の灯りが温かく漏れ出す設計は、キャビネット全体をひとつの照明器具のように見せる詩的な効果を生んでいる。日本とスカンジナヴィアの美学を新たな形で融合させた本作は、2018年の英国Wallpaper誌アワードを受賞した。ホルムはアートディレクターのガブリエル・タンに招かれた最初のデザイナーとして諸富での1週間のワークショップに参加し、ホルム・アームチェア、ビーム・ダイニングテーブル、ビーム・サイドテーブル、ダブテイル・スツールなど複数の作品を有明のために手がけている。
Alle Table(Hem)
日本の伝統的な木組み技術に着想を得たダイニングテーブル・シリーズ。天板裏面に日本の寺社建築を想起させる構造梁を配した設計が特徴で、「伝統的な木工技術を現代の製造のために再構築する」というホルムの美学を体現している。ソリッドオークまたはウォールナット材で製作され、ダイニングテーブル、コーヒーテーブル、メディアテーブル、カンファレンステーブルと幅広いバリエーションが展開されている。名前の「Alle」はドイツ語で「みんな」を意味する。
Zen Pod(Abstracta)
日本の空間美学に着想を得たオフィス用防音ブース。大学、病院、オフィスなど人が頻繁に行き交う空間に静寂のオアシスを提供する設計で、木材、ウール、ガラス、金属といった触感のある素材を用いた「簡素で調和のとれた」デザインが特徴。完全な遮音ではなく周囲の環境をほのかに感じられる設計とし、「静かであっても孤立させない」空間を実現している。
Tilt Stool(2025年)
ホルムの最新作であるスツール。2025年のSköna hem誌ファニチャー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、Spin Stoolに続く同賞の二度目の受賞となった。
功績・業績
スタファン・ホルムは、そのキャリアを通じて数多くの栄誉に輝いている。とりわけ2013年のブルーノ・マットソン賞は、スウェーデンの家具デザインにおいて最も権威ある賞のひとつであり、アルヴァ・アアルトやブルーノ・マットソン自身の系譜に連なるスカンジナヴィア・デザインの伝統を継承し発展させる者として、ホルムが高く評価されたことを意味するものである。
ブルーノ・マットソン財団理事であるヘドヴィグ・ヘドクヴィストはホルムを紹介するにあたり、Spin Stoolの脚の構造について「製図段階ですでに不可能に思えた解決策をあえて追求し、木の積層材を二方向に曲げるという木工の暗黙の不文律に挑んだ」と記し、その精緻さは模倣を寄せ付けないものであると評している。
Spin Stoolは2015年にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館の永久コレクションに収蔵されており、また初期の作品であるNewtonソファテーブルとPreciousプロジェクトはヨーテボリのレースカ美術館に収蔵されている。2021年にはスウェーデン芸術助成委員会より10年間の助成金が授与され、長期的な創作活動への公的な支援が確約されている。
主な受賞歴
- 2025年
- Sköna hem誌 ファニチャー・オブ・ザ・イヤー(Tilt Stool)
- 2019年
- Residence誌 デザイナー・オブ・ザ・イヤー
- 2018年
- 英国Wallpaper誌アワード(Kumiko Cabinets)
- 2017年
- 英国Wallpaper誌アワード Best Ribs and Ripples(Reeded Tables)
- 2017年
- スウェーデンEDIDA チェア・オブ・ザ・イヤー(Udon Chair)
- 2014年
- スウェーデンEDIDA チェア・オブ・ザ・イヤー(Grace Chair)
- 2013年
- ブルーノ・マットソン賞
- 2013年
- スウェーデン建築家協会ゴールデンチェア賞 ノミネート(Grace Chair)
- 2012年
- Svensk Form デザインSノミネート(Spin Stool)
- 2011年
- Sköna hem誌 ファニチャー・オブ・ザ・イヤー(Spin Stool)
- 2011年
- スウェーデン建築家協会ゴールデンチェア賞 ノミネート(Spin Stool)
- 2010年
- スウェーデンEDIDA ファニチャー・オブ・ザ・イヤー(Newton Sofa Table)
- 2009年
- ノルディック・デザイン・プライズ(Newton Sofa Table)
主な展覧会
- 2018–2019年
- ヴァンダローラム美術館「Presens」個展
- 2016年
- デザインガレリエト(ストックホルム)「Anamorph Objects」個展
- 2013年
- アーティペラグ「One Two Tree」展(Milk Stool出品)
- 2012年
- サローネ・サテリテ ゲスト・オブ・オナー
- 2011年
- レースカ美術館 ミラノ・コレクション展
- 2010–2011年
- サローネ・インテルナツィオナーレ・デル・モービレ サローネ・サテリテ出展
パブリックコレクション
- 2015年
- ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)― Spin Stool
- 2011年
- レースカ美術館(ヨーテボリ)― Newton、Precious
- 2009年
- レースカ美術館(ヨーテボリ)― CEO
評価・後世に与えた影響
スタファン・ホルムは、スカンジナヴィア・デザインの新たな潮流において重要な位置を占めるデザイナーとして広く認識されている。Muuto社は彼の哲学について「スカンジナヴィア・デザインの新たな波は、今世紀の後半を支配してきた製造に適したミニマリズムへの反動のようだ」と評しており、ホルムの仕事はその潮流を体現するものと位置づけられている。
その影響力は主に三つの領域に及んでいる。第一に、木工の伝統的技法をデジタルファブリケーションと融合させるアプローチの先駆性である。Milk Stoolは5軸CNCミリングを用いて伝統的な工芸のディテールを再現した最初期の家具のひとつとして知られ、手仕事の質感をテクノロジーの力で民主化する可能性を示した。第二に、日本とスカンジナヴィアという二つの木工文化圏を橋渡しする役割である。有明コレクションにおける協働やAlle Tableの構造的着想に見られるように、異なる文化の職人的知恵を現代の文脈で再解釈する試みは、グローバルなデザイン対話に新たな語彙を提供している。第三に、「感情的持続可能性」という概念を通じた持続可能なデザインへの貢献である。ホルムは製品の感情的な価値が高ければ、人はそれを長く使い続け、ひいてはそれが世界を救うことにつながると確信しており、この思想はスカンジナヴィア・デザインの新たな方向性のひとつとして注目を集めている。
ヴィクトリア&アルバート博物館やレースカ美術館への収蔵、そしてブルーノ・マットソン賞の受賞は、ホルムの作品が現代のデザイン史において記憶されるべきものであることの証左である。なお、ホルムはヨーロッパ空手選手権の銅メダリストでもあるという、異色の経歴の持ち主でもある。
| 年月 | 区分 | 作品名 | ブランド |
|---|---|---|---|
| 2007年 | プロダクト | CEO | 自主制作 |
| 2008年 | プロダクト | Precious | 自主制作 |
| 2009年 | テーブル | Newton Sofa Table | Karl Andersson & Söner |
| 2009年 | スツール | Milk Stool | 自主制作 |
| 2010年 | スツール | Spin Stool | Swedese |
| 2010年 | フック | Gym Hooks | HAY |
| 2010年 | テーブル | Spot Side Table | 自主制作 |
| 2011年 | テーブル | Tête-à-Tête | 自主制作 |
| 2012年 | テーブル | Split Table | Muuto |
| 2012年 | スツール | Spin Bar Stool | Swedese |
| 2013年 | 椅子 | Grace Chair | Swedese |
| 2013年 | 照明 | Lift | 自主制作 |
| 2015年 | テーブル | Reeded Table | Anamorph Objects(自主制作) |
| 2015年 | 椅子 | Grace Bar Stool | Swedese |
| 2016年 | 照明 | Anamorph Lamps | Anamorph Objects(自主制作) |
| 2016年 | ガラス | Anamorph Glass | Anamorph Objects(自主制作) |
| 2016–2017年 | 椅子 | Udon Chair | Hem |
| 2017年 | 椅子 | Holm Chair | Ariake Collection |
| 2017年 | テーブル | Beam Dining Table | Ariake Collection |
| 2017年 | テーブル | Beam Side Table | Ariake Collection |
| 2017年 | スツール | Dovetail Stool | Ariake Collection |
| 2017年 | スツール | Dovetail Bar Stool | Ariake Collection |
| 2018年 | 収納家具 | Kumiko Cabinet | Ariake Collection |
| 2018年 | 収納家具 | Kumiko Low Cabinet | Ariake Collection |
| 2018年 | 収納家具 | Kumiko Tall Cabinet | Ariake Collection |
| 2018年 | ソファ | Diva Sofa | Swedese |
| 2018年頃 | テーブル | Alle Table | Hem |
| 2018年頃 | テーブル | Alle Coffee Table | Hem |
| 2018年頃 | テーブル | Alle Round Media Table | Hem |
| 2020年 | 空間デザイン | Offecct ストックホルム・ファニチャーフェア展示ブース | Offecct |
| 2022年頃 | 空間プロダクト | Zen Pod | Abstracta |
| 2022年頃 | テーブル | Jetty(防音テーブル) | Abstracta |
| 2023年頃 | テーブル | Bergström Table | 不明 |
| 2023年頃 | ドアハンドル | Marvis Door Handle | Turn |
| 2024年頃 | 椅子 | Carve Chair | Ariake Collection |
| 2024年頃 | 椅子 | Grace Café Chair | Swedese |
| 2024年頃 | 棚 | Wedge Shelf | 石巻工房(Ishinomaki Lab) |
| 2025年 | スツール | Tilt Stool | 不明 |
| 2025年 | テーブル | Spin Lounge Table | Swedese |
| 2025年頃 | プロダクト | Tonewood | 不明 |
Reference
- Staffan Holm Studio – Biography
- http://www.staffanholm.com/biography
- Staffan Holm Studio – All Projects
- http://www.staffanholm.com/projects
- Swedese – Staffan Holm
- https://www.swedese.se/en/designers/staffan-holm
- Swedese – The award-winning Spin stool becomes a table
- https://www.swedese.se/en/stories/distinctively-designed-spin-table
- Muuto – Staffan Holm
- https://www.muuto.com/content/designer/staffan-holm/
- Hem – Designer: Staffan Holm
- https://hem.com/en-us/designers/staffan-holm
- Ariake Collection – Staffan Holm
- https://www.ariakecollection.com/designers/staffan-holm/
- Abstracta – Staffan Holm
- https://abstracta.se/designer/staffan-holm/
- Turn – Staffan Holm
- https://www.turn-handles.com/staffan-holm
- Finnish Design Shop – Staffan Holm
- https://www.finnishdesignshop.com/en-us/designer/staffan-holm
- Dezeen – Newton by Staffan Holm and Dan Sunaga
- https://www.dezeen.com/2009/03/01/newton-by-staffan-holm-and-dan-sunaga/
- DisegnoDaily – Grace by Staffan Holm for Swedese
- https://www.disegnodaily.com/article/grace-by-staffan-holm-for-swedese
- Dezeen Showroom – Zen Pod office booth by Staffan Holm for Abstracta
- https://www.dezeen.com/2022/08/01/zen-pod-staffan-holm-abstracta-dezeen-showroom/
- Designboom – Staffan Holm: Spin stool for Swedese
- https://www.designboom.com/design/staffan-holm-spin-stool-for-swedese/
- Leibal – Udon Chair
- https://leibal.com/furniture/udon-chair/
- Design Milk – Kumiko Cabinets Combine Japanese Tradition with Scandinavian Expression
- https://design-milk.com/kumiko-cabinets-combine-japanese-tradition-with-scandinavian-expression/
- A quiet reflection. Stockholm design week 2018 – Staffan Holm Studio
- http://www.staffanholm.com/a-quiet-reflection-stockholm-design-week-2018
- LES VRAIS – Staffan Holm
- https://lesvrais.com/designers/staffan-holm/
- Thisispaper – Zen Pod by Staffan Holm for Abstracta
- https://www.thisispaper.com/mag/zen-pod-staffan-holm-abstracta
- SCP – Spin Stool by Staffan Holm for Swedese
- https://www.scp.co.uk/products/spin-stool
- Mynewsdesk – Swedese Launches the Spin Lounge Table
- https://www.mynewsdesk.com/swedese/pressreleases/swedese-launches-the-spin-lounge-table-3354350