Rimadesio(リマデシオ)
Rimadesioは、イタリア・ブリアンツァ地方ジュッサーノに拠点を置く家具・建具メーカーである。1956年、Francesco MalbertiとLuigi Riboldiがミラノ北部のデジオでRima Vetrariaの名で創業した。ガラスとアルミニウムを主材とし、引き戸、間仕切り、書棚、収納といった空間を区切る要素を扱う。ガラスの加工から塗装、組み立てまでを自社工場で行う体制を採る。建築家Giuseppe Bavusoが長年にわたり製品を手がけている。
事業と製造の実体
Rimadesioの製品を規定しているのは、空間を仕切りながら視覚的な連続を保つという条件である。壁や扉で完全に遮るのではなく、ガラスの面を用いて領域を分ける構成では、枠の断面を細く保つことが要になる。枠が太ければガラスの面積が減り、透過が損なわれる。
この条件がアルミニウムの押出し材の設計を規定する。細い断面で扉の重量を支え、動きを滑らかに保つには、押出しの形状と接合部の精度が要る。同社は自社工場でガラスの切断、機械加工、塗装、組み立て、梱包までを一貫して行う。
塗装では、水性の塗料のみを用いる方式が採られている。光沢と艶消しの双方に対応し、ガラス、アルミニウム、木材、革、天然石といった異なる素材を同じ色調で揃えられる。
ジュッサーノの本社には太陽光発電の設備が置かれ、蓄電の設備も導入されている。主材のアルミニウムとガラスはいずれも再生が可能な素材にあたる。製品の多くは注文に応じた寸法で製作される。
沿革
1956年、Francesco MalbertiとLuigi Riboldiがミラノ北部のデジオでRima Vetrariaを設立した。当初はガラスの加工を扱う事業である。
その後、事業は引き戸や間仕切りといった建具へ広がった。ガラスとアルミニウムを組み合わせる構成が製品の基本となり、空間を区切る要素を体系として扱う方向が定まっている。
建築家Giuseppe Bavusoとの協働が長期にわたって続き、製品群の枠組みを形づくってきた。
現在は本社をジュッサーノに置き、ガラスの加工から組み立てまでを同じ拠点で行う体制を採る。
デザイナーとの協働
Rimadesioの製品開発は、設計者と自社の技術部門の往復によって進む。扉や間仕切りは寸法が現場ごとに変わるため、個々の製品ではなく寸法の体系として設計する必要がある。枠の断面と接合の方式が決まれば、寸法は注文に応じて変えられる構成にあたる。
継続的な協働相手は建築家Giuseppe Bavusoである。
主な製品群
リマデシオ ゼニットは、ガラスとアルミニウムによる収納の体系に属する。枠の断面を細く保ち、扉と棚の構成を注文に応じて決められる。
このほか、引き戸、間仕切り、書棚、衣類の収納、卓を扱う。いずれも同じ素材と色の体系のもとで揃えられる。
基本情報
| ブランド名 | Rimadesio(リマデシオ) |
|---|---|
| 創業 | 1956年(設立時の社名はRima Vetraria) |
| 創業者 | Francesco Malberti、Luigi Riboldi |
| 創業地 | イタリア・デジオ(ミラノ北部) |
| 本社・生産拠点 | イタリア・ブリアンツァ地方ジュッサーノ |
| 事業内容 | 引き戸・間仕切り・収納システムの設計、製造および販売 |
| 公式サイト | https://www.rimadesio.it |
Reference
- Rimadesio - 公式サイト
- https://www.rimadesio.it