ブランド情報
- 創業
- 1934年 アメリカ・ニューヨーク(Eberhard Faberの鉛筆として発表)
- 本社
- アメリカ・ストックトン
- 事業内容
- 鉛筆および関連文具の製造・販売
- 公式サイト
- blackwing602.com
本社・所有・生産・日本での取扱いなどは 2026年10月21日に確認
Blackwing(ブラックウィング)
Blackwingは、鉛筆の銘柄である。1934年、米国の鉛筆メーカーEberhard Faberが発表した。芯に黒鉛と粘土に加えて蝋を混ぜることで、軽い筆圧で濃い線を引ける性質を持たせている。矩形の消しゴムを金具で挟み、位置を調整できる構成も特徴にあたる。1998年に一度生産が終了したが、2010年にカリフォルニアの鉛筆メーカーCalifornia Cedar Productsが商標を取得して再び製品化した。
事業と製造の実体
Blackwingの性格を決めているのは、芯の配合である。一般の鉛筆の芯は黒鉛と粘土を混ぜて焼成し、両者の比率で硬度を決める。Blackwingではこれに蝋を加えることで、紙との摩擦を減らし、軽い筆圧でも黒鉛が紙に移るようにしてある。軟らかい芯は濃い線を引ける一方で摩耗が速く、頻繁に削る必要がある。
消しゴムの構成も他の鉛筆と異なる。矩形の消しゴムを金具で挟み、金具ごと引き出して位置を変えられる。消しゴムが摩耗しても押し出して使い続けられ、交換もできる。
軸にはインセンスシダーが用いられる。北米西部産のヒノキ科の針葉樹で、どの方向から削っても繊維が毟れない。
沿革
Eberhard Faberによる製品化
1934年、米国の鉛筆メーカーEberhard FaberがBlackwingを発表した。
1988年、Eberhard FaberはFaber-Castellに買収された。その後Sanford社を経て、消しゴムの金具を成形する機械が故障したことをきっかけに、1998年に生産が終了している。
再生産
生産の終了後、市場に残った在庫は高値で取引された。2010年、カリフォルニアの鉛筆メーカーCalifornia Cedar Productsが商標を取得し、Blackwingの名で製品を再び発表している。
再生産品の芯は日本の供給元による黒鉛を用いた新たな配合で、原製品とは異なる。矩形の消しゴムを金具で挟む構成は引き継がれた。
デザイナーとの協働
Blackwingの製品開発は、芯の配合と軸の加工を検討する社内の工程が中心にあたる。
現在は、軸の色や刻印を変えた限定の製品が定期的に発表されており、これらでは外部との共同企画が行われる場合もある。
主な製品群
ブラックウィング 602は、芯に蝋を加えた鉛筆である。
このほか、芯の硬度が異なる系統と、軸の色や刻印を変えた限定の製品を扱う。
Reference
- Wikipedia - Blackwing 602
- https://en.wikipedia.org/wiki/Blackwing_602
- Blackwing - 公式サイト
- https://blackwing602.com/